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【自然災害メモリアル】第176回:浅間山噴火(1928)の日 [防災]正しい絆創膏の使い道
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【自然災害メモリアル】第176回:浅間山噴火(1928)の日 [防災]正しい絆創膏の使い道

2019-02-23 21:46
    どうも、
    管理者のNDです。

    2月23日は、
    1928年浅間山噴火から91年です。


    浅間山は元々有史以来、度々噴火を起こしている火山で昭和初期にも
    比較的目立つ噴火が起きています。
    昭和3年に起きたこの噴火は、大きな爆発音と共に噴火し、
    噴石で分去茶屋が焼失する被害や、倉渕村の川浦で児童が噴石に当たり負傷するなど
    人的被害・建物被害共に噴石で被害が起きています。
    また、空振ではガラス窓が敗れるなどといった被害も出ました。
    この噴火は7月まで続き、降灰もその都度いくつかありました。


    今回は、
    「正しい絆創膏の使い道」をテーマにお伝えします。

    一応先に言うと、絆創膏=バンソウコウ いわゆるバンドエイドです。

    昨日に引き続き、災害時に負傷した時の話を今日も一つお教えします。
    よくみる救急用の絆創膏は、安いが故に不満な点も少し多いのが特徴で
    跡が残ったり、はがすときに痛かったり、特に水に濡れてしまうとすぐはがれてしまったり、
    部位によっては、絆創膏が貼りにくかったなど、様々な経験があると思います。

    現在では、いろいろな絆創膏が出ている中で防災に役立つ絆創膏もあったりします。

    最近の絆創膏は、防水仕様なのはもちろん、用途に合わせて形も適正な形があったりします。
    値段はお世辞にも絆創膏としては安いと言えませんが、絆創膏の中に
    自然治癒を促進する工夫がなされている点が高評価で魅力的なものもあります。

    安っぽい絆創膏を買って使い方を間違えると、治るべきものも中々治らなくなりますから
    贅沢はしなくてもいいですが、いざという時には絆創膏も種類があると最適ではあります。

    良い絆創膏には、傷口を早く治せるように乾燥させないように工夫されていて、
    深刻にならない程度の傷であれば、普通にこれらの系統の絆創膏はお勧めします。
    湿潤療法と呼ばれるもので、最近ではこの治療法も注目されています。

    逆に防災として使うものとしては、肌の色と同化する―― といったものは、
    別に意味を成さず、むしろ絆創膏の位置をぱっと見すぐに判別できなくなることもありますから
    普段の用途はいざしらず、こういった緊急事態の時は微妙な所です。

    また、絆創膏の使い方としては基本的に傷口より大きい絆創膏を使ってください。
    従って割れたガラスがすーーっと十数センチにわたる切り傷などになった場合は、
    一般的な絆創膏は得策ではありません。
    膝を派手に擦りむいた傷ぐらいならば、ジャンボタイプの絆創膏を使用してください。
    それ以上の傷は絆創膏では不適なので、綺麗なタオルなどで押し当てるなどして止血を試みたまま
    病院に向かい所定の治療を受けて下さい。但し血がすぐに止まるのであれば
    汚い手でいじらずに少し待てば皮膚が自然に数時間でくっついてくれますので
    無理してまでして病院に向かう必要はありません。
    動脈までに達する程の深い傷の場合は、広さに関わらず無条件で医師のもとに向かう方が良いです。

    ちなみに傷口に消毒液をかけるというのは、汚れが目立つときは有効とも言えますが
    ただ闇雲に消毒液を使うのはかえって逆効果になる場合もあります。
    水があるならば、可能な限り流水で汚れを流して患部を悪化させないようにしてから
    絆創膏を貼るのが前提です。絆創膏を汚い状態で貼ると付着したウイルスなども閉じ込めてしまい
    傷口に膿が出来たり、酷いとジクジク痛みながら傷口から熱を生じることもあります。
    そうなると感染症などの疑いも出てきてしまうので、悪化させないことを第一に考えてください。

    個人的におススメなのは、キズパワーパッドと呼ばれる絆創膏です。
    もしよかったら、使ってみてください。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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