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どうも、
管理者のNDです。
07月25日は、
諫早豪雨(1957)から62年です。
この豪雨も夏の九州を襲った大水害の中では、比較的有名な部類に入る災害になります。
死者は実に586~782人にのぼるとされていて、
長崎県雲仙市では日本の歴代記録の中でも最大と言われる、1109mmの24時間雨量を記録、
6時間降水量・12時間降水量とも日本歴代最高記録をたたき出しています。
今でいえば、記録的短時間大雨情報が5時間連続で発表されるようなものです。
本当にこの時、長崎県では1時間に100mm/hの雨が5時間連続で降る事態となりました。
100mmというと、猛烈な雨で視界も雨で見えなくなってしまうようなものです。
そのような雨が5時間続くというのは、本当に恐ろしいことです。
平成になって地球温暖化が進んで線状降水帯などとよく話題になりますが、
昭和の時代からそのような気象現象というものはあったものとは言えます。
今回は、
「雨量別記録的短時間大雨情報の基準」をテーマにお伝えします。
最近は、突然の豪雨ということも多くなってきているので
今回気象庁のホームページにも正直記載はされていますが、分かりやすいような形に
手直ししてみました。
気象庁が発表する記録的短時間大雨情報は地域によって、発表基準が違います。
その点を覚えておくと、大雨災害に強い地域なのか否かが分かります。
参考までにご活用ください。
このようになっています。つまり、鹿児島県で大雨が降っても85mmぐらいの雨なら
発表されません。但し、十分猛烈な雨として災害級の雨にはなりますので、
数時間続くとかした場合は災害のリスクは大いにあります。
油断せず、この値はあくまでも「気象庁及び値からの統計視点から見ても災害リスクが高くなる値」
として捉えると良いです。
最終的な避難判断は皆さんにゆだねられますが、どうか逃げ遅れだけはないようにしてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は山梨県で発生した、フジロックフェス'97災害(1997)を紹介します。
管理者のNDです。
07月25日は、
諫早豪雨(1957)から62年です。
この豪雨も夏の九州を襲った大水害の中では、比較的有名な部類に入る災害になります。
死者は実に586~782人にのぼるとされていて、
長崎県雲仙市では日本の歴代記録の中でも最大と言われる、1109mmの24時間雨量を記録、
6時間降水量・12時間降水量とも日本歴代最高記録をたたき出しています。
今でいえば、記録的短時間大雨情報が5時間連続で発表されるようなものです。
本当にこの時、長崎県では1時間に100mm/hの雨が5時間連続で降る事態となりました。
100mmというと、猛烈な雨で視界も雨で見えなくなってしまうようなものです。
そのような雨が5時間続くというのは、本当に恐ろしいことです。
平成になって地球温暖化が進んで線状降水帯などとよく話題になりますが、
昭和の時代からそのような気象現象というものはあったものとは言えます。
今回は、
「雨量別記録的短時間大雨情報の基準」をテーマにお伝えします。
最近は、突然の豪雨ということも多くなってきているので
今回気象庁のホームページにも正直記載はされていますが、分かりやすいような形に
手直ししてみました。
気象庁が発表する記録的短時間大雨情報は地域によって、発表基準が違います。
その点を覚えておくと、大雨災害に強い地域なのか否かが分かります。
参考までにご活用ください。
【記録的短時間大雨情報発表の基準】
80mm/hで発表
北海道宗谷 北海道後志 北海道釧路 北海道根室
東京都小笠原 新潟県佐渡 福井県
90mm/hで発表
北海道上川・留萌 北海道オホーツク地方 北海道十勝地方
青森県 滋賀県 京都府 岡山県南部 鳥取県 香川県
100mm/hで発表
北海道石狩 北海道空知 北海道胆振・日高 北海道渡島・檜山
秋田県 岩手県 宮城県 山形県 福島県 茨城県 群馬県 埼玉県
東京都東京地方 東京都伊豆諸島 千葉県 神奈川県 長野県
山梨県 愛知県 岐阜県 新潟県上中下越 富山県 石川県 大阪府
兵庫県北部 奈良県 岡山県北部 島根県 愛媛県 山口県
沖縄県大東島地方 沖縄県八重山与那国島地方
110mm/hで発表
栃木県 静岡県 兵庫県南部 和歌山県 広島県 徳島県北部
福岡県 大分県 長崎県 佐賀県 熊本県 沖縄本島地方
120mm/hで発表
三重県 徳島県南部 高知県 宮崎県 鹿児島県
沖縄県宮古島地方 沖縄県八重山石垣島地方
このようになっています。つまり、鹿児島県で大雨が降っても85mmぐらいの雨なら
発表されません。但し、十分猛烈な雨として災害級の雨にはなりますので、
数時間続くとかした場合は災害のリスクは大いにあります。
油断せず、この値はあくまでも「気象庁及び値からの統計視点から見ても災害リスクが高くなる値」
として捉えると良いです。
最終的な避難判断は皆さんにゆだねられますが、どうか逃げ遅れだけはないようにしてください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は山梨県で発生した、フジロックフェス'97災害(1997)を紹介します。