この記事は上記放送で使用したあらすじだけをまとめたものです。
このあとそれぞれのあらすじを使うかどうか、は現在検討中です。
吉田さん(橋本がめ。案)
膨大な個人情報を管理しきれなくなった国は、国民の1割にまつわる個人情報・記録を5年に1回消去し新たな人生を歩ませる「個人情報再起法」を発令した。
自身を吉田として名乗る男はここ4年間以前の記録や記憶はないものの、新たな環境での生活に満足していた。
そこへ、かつての吉田を知っていると名乗る女性が現れ、手には国からの「個人情報再起該当のお知らせ」が握られていた。
死骸が湧く(ウズマキガンキョウ案)
春先の肌寒さを感じさせつつも、清々しい朝日が差し込む我が家のリビングに、ネズミの死骸がある。 家主の杉山は「勘弁してくれ」と思うと同時にふと気づく。
「ネズミに似てるけど微妙に違う…何の動物だ?」処分して家族に話すが心当たりもなく、謎の死骸はどこから来たのか不明のまま。翌日、妻に起こされリビングに行くと、3人掛けソファを覆うくらいの爬虫類の死骸が。妻曰く「今、死骸が湧いたのよ」
翌日以降も、種類、大きさ、数を増やして湧き続ける死骸。ある日妻から「ウチだけじゃないみたい」と聞く。気づけばあらゆる場所に死骸が現れ、全国的なニュースになっていく。ある朝、とんでもない轟音で目を覚ました杉山が窓を見ると、我が家を覆うほどの…。
全問正解(komei案)
男は、全問正解するととてつもない大金がもらえると噂の生放送クイズ番組、その解答席に座っている。
「問題、車用信号機の一番右にあるライトの色は何色でしょう?」男が「青色」と答えるとなんなく正解した。次の問題に行こうかというところで男のスマートフォンが震えだした。
見れば、たくさんの知らない人からの「今、お前のせいで信号の青が2つになった」という報告だった。
イチオシのカレー(ニューコン案)
東京でしがない洋食屋を営んでいる山本は自身の料理の出来に悩んでいた。 山本はふと目にした雑誌に「10年待ちのカレー専門店」が存在することを知り、その店へと向かう。 店の前には老若男女様々な客が並んでおり、人気店なのは間違いないようだ。 山本は店の外からメニューを眺めると、油汚れのひどい紙にたった一言「惜別」と書かれていた。 その夜、もう一度店を訪れると店の裏には料理人とは思えない風貌の老人が立っていた。
必敗祈願(TimerB案)
野球部の大切な試合を控えた主人公は、ふと町中で寂れた神社を見つけ気まぐれに必勝祈願をする。そこへ神様が現れ、この神社で受け付けているのは必敗祈願だけだという。 しょうがなく主人公は次の試合で対戦する高校のエース投手の必敗を祈るが、迎えた試合でエース投手は好投を重ねるどころか、バットがボールの芯をとらえたはずなのにゴロになってしまうといった異常なツキの良さをみせる。 まじないなんてあてにならないと毒づきながら打線になった主人公だったが、ふと相手投手の妙な投球の甘さに気付きここ一番でホームランを打ち取る。 必敗祈願の効力とは、負けさせたい相手の運を持ち上げるだけ持ち上げて良い気にさせ、ここぞというときに運の良さを無くすことで突き落とすものだったのだ。 その後試合は主人公チームの逆転勝ち。きっかけを作った主人公はチームメイトや監督から胴上げされる。しかし主人公の顔に笑みはない。
「俺も必敗のそのときまで、持ち上げられているだけなんじゃ...」
浮夜(ウズマキガンキョウ案)
月の引力によってあらゆるものが浮き上がる「浮夜(うきよ)」は年々ひどくなる傾向にある。
大手建築会社の浮夜対策チームに配属された野村の耳に「今年の浮夜はひどいらしい」という噂が入り、情報収集、新機構の開発、より丈夫な素材の交渉と東奔西走する毎日を送ることになる。
ある接待の帰り道、酔い醒ましに夜道を歩く野村の目の前に灰色のワンピースの女性が降り立つ。女性は背中を向けたまま、浮夜でもないこの夜に、電灯を超える高さで飛び跳ねていく。
野村は驚きながらも見失わないように、女性の背中を追っていく。
あなたの家 除霊します(TimerB案)
リビングで団らんのひと時を過ごす父、母、姉、弟の4人家族 稲井(いない)一家。そこに除霊師を名乗る怪しげな女が訪ねてくる。 稲井一家に自分が死んだことを自覚していない悪霊が憑りついている、と話す除霊師は幽霊の正体を暴くためと称し、父母のなれそめや家族旅行の思い出など、家族やったことの記憶について質問を投げかけていく。 質問に答えていく一家だったが、同じ質問に対して話していることがてんでバラバラでかみ合わず、お互いがお互いを幽霊だと疑い出し…
答えを見せて(komei案)
「味噌と醤油、どっちが好きですか?」
恋に敗れ河川敷に1人うずくまっていたショウは、赤い帽子に黒いスーツの奇抜な男性に声をかけられる。この男性は2択の質問を15人にすると、必ず7対8で答えが拮抗するらしい。不思議な男性に戸惑うショウであったが、ここである質問を彼にお願いする。
学歴フィルター(ニューコン案)
「教育推進法」 "18歳になる全国民は、「被教育認可試験」を受けなければならない" 大学受験を失敗して以来冴えない日々を送っていたフリーター、上田の目に飛び込んできたものは新たな法律の制定を知らせるニュースだった。 国民の学力低下による経済の衰退を危惧した政府が、全ての国民を学歴で管理する法律を制定したのだ。 税金、職業、結婚…といったあらゆるものが学歴で段階づけされる。 ついに社会からも見放されたと感じた上田はマンションの屋上から飛び降り自殺を図る。 目を瞑り、死への一歩を踏み出そうとしたとたんポケットに入っていた携帯が鳴り響いた。 携帯を取り出し、着信相手を見てみると高校時代の恩師からの電話だった。
最高の結婚式(橋本がめ。案)
社内の後輩、木下の結婚式にてスピーチを頼まれた上司、佐藤。佐藤自身が結婚式で打合せを適当に済ませたことで恥ずかしい思いをした経験があり、どんなトラブルがあろうと絶対に成功させるべくスピーチの内容を何通りにも分けて準備する。 本番数日前、スピーチを入念に作りこんだ佐藤は準備はかどっていないと木下が嘆いているという噂を耳にする。佐藤は不安に駆られどうしようもなくなり、単身結婚式場へと乗り込んでいく。