蟄居に入って1週間が過ぎた。今、自分自身に明確なのは「ゲラは上手くいっていて、本はかなり面白い」「アドレナリンが出過ぎて、体を痛めつけている」という2点だけだ。今は気が違ったようにデリケートな社会だから「体を痛めつけている」等と、適正極まりないことを書いても過敏に反応されると思うので、内訳を書く。
新宿通り沿いの都内であれ、人里離れたノーWi-Fiな山の中であれ、蟄居がもたらすものはそんなに変わらない。食欲、性欲、睡眠欲、と、こんなに「欲」まみれにするのは余りに宗教的すぎるので、普段は滅多に使わないアドレナリン理論みたいなものに変換すれば、単一労働をして暮らしてれば、基本的には誰であろうと、自分の内面の分泌状態を覚知できるだろう。
一度分泌されたアドレナリンは止めることができない。そして今は、自分が投げ込んだ膨大な(今やっている「中巻」は、既出の「上巻」の、何と2・5倍の量=厚さなのである。これを削ってゆかなければならない=並べた時に厚さを均一にしたいので)原稿、それがAdobeのファイル「刑事コロンボ研究(中)_ゲラ07まで_1.pdf」と「刑事コロンボ研究(中)_ゲラ08以降pdf」併せて142+101=243=486頁しかも行間ほぼなしで紙の上下左右文字でギッシリ。だけが、バランスを大きく失して、アドレナリンを過集中的に分泌させるので、まあ要するにドラッギーなわけだ。