沢山の愛がつまった寝台列車
駅のホームに集まり旗を振る多くの人々。彼らが見送る中、列車は汽笛を鳴らして駆け抜けていきます。
「僕はななつ星」という一言からはじまったこの動画。「ななつ星in九州」からの目線でストーリーが進んでいきます。BGMは池田綾子さんの『人と人』。優しい歌声は、落ち着かない日々が続く私たちの心にそっと寄り添ってくれているようです。
この「ななつ星in九州」は2013年生まれ。ゴールドのエンブレムが映えるロイヤルワインレッドの車両、和と洋、新と旧の融合をデザインテーマにした内装など、洗練された極上空間を実現するために、多くのプロフェショナルの技と情熱が結集して作られました。映像では、この特別な車両にどれだけ多くの人の想いが込められ、どれだけ地域の方々から愛されているのかが、ひしひしと伝わってきます。
続いて映し出されたのは、同列車の活躍の舞台である九州の大自然と街並み、そして地域の人々の温かい笑顔。「僕のお母さんは九州」という言葉どおり、この列車は九州という土地と人々に支えられ、今があるのです。
あたたかい仲間と共に
その後、「僕には一緒に走る仲間がいる」という言葉から、「ななつ星in九州」の運行に関わる従業員の方々の写真が映し出されていきます。
どの方も、笑顔いっぱいで和気あいあいとした雰囲気。そしてふとした仕事中の一コマからも、この列車に携わることに誇りを感じながら、日々の業務に取り組まれている様子が伝わってきます。
こんな風に、これまで多くの人々に支えられ、愛されながら走り続けてきた「ななつ星in九州」。
今は離れ離れでも、この列車に関わる一部の従業員の方々は、再開できる日のためにメンテナンスを続けています。また、在宅勤務となった他の従業員の方々も、「ななつ星in九州」が運行再開する日を心待ちにしながら、各々の業務を進めています。
ラストは、「ななつ星in九州」が地域を走り抜ける映像と共に、従業員の方々が手を振りながら「その日まで、ともにがんばろう」と視聴者に呼びかけました。
こうした日々を経て、ようやく再開の日が近づく今。こんな優しさに溢れた動画を見ると、思わず感情移入して胸がいっぱいになりますね。中には、自分もこの素敵な列車にいつか乗ってみたいなと感じた方も多いのではないでしょうか。「ななつ星in九州」は、優美なデザインや九州の大自然はもちろんのこと、列車に関わる全ての方々の温かさも大きな魅力。そんな想いが伝わってくるメッセージ動画でした。
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