モノを通して文化をつくることを企業理念に掲げるビームスが、STAY HOME週間中に気づかされた想いをテーマに、「会いたい。」ムービーシリーズを公開中です。阿部芙蓉美さんが書き下ろしたテーマソング「魔法」と、安藤サクラさんのナレーションが印象的な同シリーズ。ほぼリモートという条件の中で、この時ならではの空気感までもを映し出し、心あたたまる映像作品となっています。今回は、その中からシリーズ最終作「Dear friends. 〜好きなもの 篇」をご紹介します。

あの人の好きなもの

「自分の世界はたくさんの友人や知り合いたちによって作られている。
そしてその世界は、ひとりひとり違うとても美しいものだ。」

そんな想いをこめて制作された「会いたい。」シリーズ。ビームススタッフとそのご家族が全編に出演しています。

今回のテーマは、「Dear friends. 〜好きなもの 篇」。第一弾の「Dear friends. 〜 わたしの世界 篇」、第二弾の「Dear friends. 〜もっと 篇」に続く第三弾です。「あの人を好きになった」という言葉ではじまるシリーズ最終作。静かな歌声と共に、少しずつ大切な想いが語られていきます。

「あの人の好きな歌を好きになった」、「あの人の好きな服を好きになった」…。そんな何気ないエピソードの数々も、振り返ってみると愛おしい日々。どうやら会えない時間は、大切な人との思い出を振り返る時間にもなっているようです。

映像には、ビームススタッフとご家族の方々が自宅のベランダから手を振る様子が次々と映し出されていきます。先行き不安な日々ですが、みんな笑顔で幸せそう。今は会えなくても、これまで作り上げてきた職場やプライベートの人間関係で、お互いを支え合っていることが感じられます。

会いたい。

大きく手を振ったり、投げキッスをしたり、ちょっと踊ってみたり…。彼らと会ったことのない視聴者も、きっと「相変わらず」なんだろうな…と微笑ましくなるシーンが続きます。

「電話したくせに不機嫌な声でごめんね」、「焼いたケーキがパッサパサでごめんね」…。こんなちょっと情けないエピソードも、普段から仲良くしていた人とだからこそ。

「みんな、みんな、ありがとう。」…大切な人たちへの愛が溢れたこの言葉。普段はなかなか面と向かって言えないけれど、この言葉に共感された方も多いのではないでしょうか。

STAY HOME週間中に感じた「会いたい。」という気持ちをテーマに制作されたメッセージムービーでした。BEAMSには多種多様なスタイルのレーベルがあるように、この映像に出演されたスタッフの方々も個性豊かで、各々に好きなテイストのお洒落を楽しんでいる様子が伝わってきます。自然体な彼らの背景に、同社の自由でフレキシブルな文化が感じられる事例でした。

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