株式会社Phoenixxが、1人前食堂 Maiさんの楽曲『グランマのレシピ』の配信をスタートさせました。1人前食堂 Maiさんは、YouTubeチャンネル登録者約28万人の人気映像クリエイター&食材・料理愛好家。2019年からYouTubeをはじめ、料理を通じて全国の食材と人々をつなげる活動を行ってきました。今回、配信された『グランマのレシピ』は、以前FMラジオ「J-WAVE」にて、歌い手を伏せたまま一度だけオンエアされたファン待望の楽曲で、8月15日に公開された料理ショートムービー「何もない1日」の挿入歌として聴くことができます。可愛らしいMaiさんの演技と歌声、そして美味しそうな料理にもぜひご注目ください。

誰かさんのレシピメモ

いつものキッチンで、二人分のハンバーグを作っていたMaiさん。すると、来るはずだった相手から「急な仕事で今日行けなくなっちゃった」と連絡が入りました。

すでに料理の仕込みが終わっていたMaiさんですが、もっと早く連絡が欲しかったとも言えず、しょんぼりしてしまいます。

そこで、気分転換するため古本屋巡りをすることに。手書き風に書かれた「何もない1日」のタイトルが、素朴な雰囲気でMaiさんによく似合っています。

今日は料理と距離を置こうと思っていたにも関わらず、やっぱり手にとってしまうのは料理の本。そんな中、昭和後期の家庭料理の本を見ていたMaiさんは、手書きのレシピのメモが挟まっていることに気が付きます。

自分のために一人前

昭和後期といえば、主婦の家庭料理のハードルが上がりきっていた頃。Maiさんは、”束の間の読書時間にレシピを書き写していた誰か”を想像しながら、その本を買って八百屋へ向かいます。

早速メモを頼りに、スコッチエッグの材料をカゴに入れていくMaiさん。その表情はとっても楽しそうで、料理が好きな気持ちがこちらにも伝わってきます。

買い物から戻ると、早速調理スタート!Maiさんの楽曲『グランマのレシピ』をBGMに、今朝作ったハンバーグのタネを冷蔵庫から出し、ゆで卵を包んでいきます。再び冷蔵庫に入れ、30分休ませている間は、冷製ポタージュ作り。とても手間にかかる作業ですが、レシピの主に思いをはせながら、黙々と作っていきます。

「これを書いた人は、熱々の一番美味しいところを、ちゃんと食べられたのだろうか。一番美味しいところは、誰かにあげてたんじゃないだろうか」…そんな想像をしながら、自分はしっかり味見をするMaiさん。そして、「どこかの誰かさん。今日の私は、自分のために一人前、作ったよ」…そう、心の中で話しかけながら、ごちそうを食べはじめます。

そしてエンディングには、BGMとしてかかっていたMaiさんの楽曲の音量が上がり、今日のレシピを紹介して動画が終了しました。

大人気のYouTubeチャンネルの中で、普段とは違う料理ショートムービーというカタチで、オリジナル楽曲を公開したこの事例。普段の可愛らしさはもちろん、今回は歌という新たな才能も発揮しており、Maiさんの魅力をたっぷりと堪能できる内容となっています。また、自分のために料理を作る楽しみが表現されたストーリーも、「一人前食堂」のコンセプトに合っていて好印象。この動画をきっかけに、ますますファンが増えていきそうな予感がします。

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