「バーチャル東京タワー」製作委員会は、株式会社ウィスコム、株式会社TOKYO TOWER、株式会社これポチを中心に活動しています。同委員会が、東京タワー公認の未来型VRエンターテインメント空間「バーチャル東京タワー」を今秋2020年11月1日よりオープンすることを発表しました。現在、参画企業も募集しており、今後は「東京タワー」を5G時代の到来と共に進化させ、日本発のエンターテイ ンメントを発信するべく、イベントや企画を実施していくそうです。そこで今回は、先日公開されたばかりのイメージムービー『VIRTUAL TOKYO TOWER』をご紹介いたします。

アバターで未来の東京タワーへ

1958に港区芝公園で開業した東京タワーは、これまで60年以上に渡り、多くの人々に愛されてきました。そんな東京タワーが、2020年秋、いよいよバーチャルの世界へ。“100 年後の東京タワー”をイメージした未来型エンターテインメント空間で、日本のみならず世界各国から、誰もが気軽に立ち寄ることができるようになるそうです。

イメージムービーのオープニングでは、近未来的なサウンドが流れ、ピンクとブルーの色彩がバーチャルな世界観を強調しています。

「バーチャル東京タワー」の中に入ると、”アバター”と呼ばれる3Dモデルが出現。このアバターをとおして、本物の東京タワーと同じように移動しながら楽しむことができます。

エレベーターに乗り込み、まるで水面のような壁に手をかざして操作するアバター。どうやら未来のエレベーターは、ボタン式ではなくなっているようです。

そしてアバターは、エレベーターで上昇。外に見える東京タワーの赤い鉄骨が、今と変わらない姿で視聴者の心を和ませてくれます。

VRで未来の夜景を楽しむ

いよいよ、メインデッキの階に到着しました。

外に広がるのは、ブルーにライトアップされた街の景色。そして室内にはクラゲや魚たちが泳ぐバーチャル水族館となっており、神秘的な空間を楽しむことができます。さらにトップデッキでは、過去から未来へと続く不思議体験を味わうことができそう。一体どんなものなのか気になりますね。

改めて、外の夜景を眺めているアバター。すると彼女の体が青く光り、暗闇に消えていきました。“100年後の東京タワー”をイメージしたVR空間を、短くまとめて映像化したこの事例。イベント解禁後は、公式ホームページでチケットを購入すると、360°のパノラマ夜景を楽しめるのはもちろんのこと、他の参加者とコミュニケーションを取りながら、デートやイベントなどを愉しむこともできるようです。コロナ禍で外出を控える人が多い中、各方面から注目が集まりそうなイメージムービーのご紹介でした。

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