そのプロジェクトの第1弾として、職業・体型・ファッションも異なる6人の男女が、フォーエルの機能性ベーシックブランド「EL.FO」を着て、体型・ファッションとの向き合い方を語り、その姿を通じて、体型の違いを気にして不自由を抱え込んでいるすべての人に、「ファッションに正解はない。自分らしく、おおらかでいこう」というメッセージを伝える「Large Diversity Interviews」を公開しました。
6人それぞれのインタビュー動画では、彼らが持つ体型へのコンプレックスや、ファッションへの迷いを抱えていた自分がどのように変わったのかを赤裸々に語っています。
田中耕之郎篇
会社員・38歳の田中さんは妻と2人の娘を何よりも愛する優しいお父さんで、10年前にくらべて20キロ太った今は、力のあるパパとして子どもたちと遊びを楽しんでいると話します。服はなんでもいいと思っていたようですが、「EL.FO」の服を着て「こういうふうに(かっこよく)なれるんだ」と意識が変わったようです。
のぞみ篇
会社員・28歳ののぞみさんは、かつては体型がコンプレックスで、周りの心無い言葉から自分を守るため自虐することもあったそうですが、アメリカで出会った友人の言葉で考えが一変し、「この体型だからこそ人の優しさに気づけた」と言います。「ファッションとは、どこかに運んでくれる風のようなもの」という言葉から、自分らしく自由に楽しめていることが受け取れます。
BUTCH篇
タレント・39歳のBUTCHさんは、iPhone発売の3日前から店頭に並ぶことを繰り返すうちに「ビッグウェーブさん」と呼ばれるように。太陽のように明るい彼は、自身の体型のことを「愛嬌のある体型」と評し、レディースを着こなしながら「ファッションとは、ユニフォーム。僕のID!」と力強く言います。
Rei篇
モデル・23歳のReiさんは、昔から身長が高く、他人の目が怖くも感じられたこともあったそうですが、母親から「ほかの人にないものをあなたは持っているから、それを自分の自信につなげて」と言われたことがきっかけで、モデルという職業を選ぶことに。「ファッションとは、自分を表現できるツール」だと、シャツを2枚重ねた自由な着こなしを見せました。
穴野 をしる子篇
ドラァグクイーン・30歳の穴野さんにとって普段のファッションは、「満足できないもの、追い求めていくもの」で、撮影では今まで絶対に穿かなかったというロングスカートに挑戦し、意外と似合うことを発見。「お化粧をしている時でもしていない時でも、ファッションとは、社会と私をつなぐもの」という言葉には、表現者としての生きざまも感じられます。
マリカ モーリンシャン篇
モデル・22歳のマリカさんもまた、小柄・細身という体型へのコンプレックスを抱えてきたひとりで、メンズの8Lのシャツを着て臨んだ撮影では、「楽しい! 大股で歩きたくなった」とコメント。「太くても細くても、その人の中身は変わらない」と言い、自分を持ったうえで「ファッションとは、一歩踏み出すチカラ」だと話します。