コロナ禍において、学校生活や部活動に数々の制限がかかる非日常を過ごし、授業も部活も、登下校の間もマスク着用を当たり前のものとして受け入れてきた今の高校生たちは、同社が事前に実施したインタビューでは「もう慣れちゃいました」と、諦念のような声も聞かれたものの、同時に「マスクなしで思いっきり練習したい」「やっぱり家族や友達にも一回ぐらい応援に来てもらいたかった」という本音も。
本動画では、インタビューから得た学生たちのリアルな声をもとに、ラッパーの神門(goudo)さんが、詩の朗読のように歌い上げるポエトリーリーディングを用い、マスクを着用したまま走り込みを行う陸上部や、夕刻に練習に取り組むカヌー部員、自宅で練習する剣道部員の姿など、それぞれが練習に向き合う日々の映像に加え、部活を応援してくれている家族との関わりが収められています。
また動画には、教室で個人用パーテーションとして使用されているアクリル板が登場。そこに書かれたリアルな言葉は高校生へのインタビューで語られたもので、彼らによる直筆の文字と相まって、この時代を生き抜く力強さに溢れています。