ギリシャのマクドナルドは、看板商品のビッグマックとクォーターパウンダーのリニューアルにあたり、その進化を実際に感じてもらうために「試してみないとわからない」というセリフを中心に、壮大な勘違いから起こるさまざまなトラブルをコメディタッチで描いたCMを公開しました。

 

主人公の男性2人組がキャンプ中に「狼の呼び寄せ方」という本を読んでいるバージョンでは、1人が「試してみないとわからないよ!」と呼びかけて、もう1人が実際に遠吠えを試みた結果、周囲から呼応する形で遠吠えが響き渡り、たちまち狼の群れに追いかけられてしまいます。

「違う! 遠吠えじゃなくて、新しいクォーターパウンダーを試してみろって言いたかっただけだったんだ! よりホットに、よりジューシーに、よりおいしくなったからね!」と弁明する男性ですが、どうやら時は既に遅し、完全に囲まれてしまったシーンで幕を下ろします。

 

格闘技の試合を観戦する2人が描かれたバージョンでも、観客席に向けてレスラーが「俺と2分間戦う勇気のあるやつはいないのか!」と叫ぶと、またもう1人の男性が「試してみないとわからないよ!」と告げます。

その言葉を信じてリングの中に入ると、案の定軽々と持ち上げられてしまう窮地に陥り、「ちがうんだ! よりホットに、よりジューシーに、よりおいしくなったビッグマックを試してみろって言いたかっただけなんだ!」と弁明するも、またもや時既に遅し。片方がリングの中で蹂躙される中、もう片方は呑気に観客席でビッグマックを頬張るところで動画は幕を下ろします。

リニューアルした看板商品をより多くの人に試してもらいたいというメッセージを壮大な勘違いを中心に描いた2本のCMは、ユーモアと商品情報を同居させてアピールすることに成功しました。

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