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「新しい地図」が伝える「素晴らしい過去になろう」。サントリーのCMについて担当者に話を聞いた
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「新しい地図」が伝える「素晴らしい過去になろう」。サントリーのCMについて担当者に話を聞いた

2022-11-18 17:00
    「人と自然と響きあう」という企業理念のもと、2030年までに全世界でペットボトルの100%サステナブル化の実現に向けてさまざまな活動を続けているサントリーグループは、2021年から展開しているコミュニケーション「#素晴らしい過去になろう」プロジェクトの一環として、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんを起用した新TV-CM「ボトルは資源!」篇を10月11日から全国でオンエアしました。

    自宅のベランダで香取さんが、空港の入り口で稲垣さんが、それぞれ商品を飲んだ後、「正しく捨てれば、何度でも何度でもよみがえる」と心の中で唱えながらペットボトルの分別作業を行い、「君たちは、ゴミじゃない。資源だもんね」と回収ボックスに入れるストーリー。

    CM後半には草彅さんがペットボトルの回収作業を行う清掃員役として登場し、劇中で発する「助かるわ~」というセリフに、ペットボトルの正しい分別が環境のみならず、その先の作業を行う清掃員の皆さんへの配慮にもなるというメッセージが込められています。

    みんなで一緒に素敵な未来を描くことを提案する「新しい地図」の3人が伝える「#素晴らしい過去になろう」。その企画意図や撮影エピソードなど、担当者にお話をうかがいました。

    3人揃っての起用に至った背景を教えてください。

    お三方には、弊社飲料ブランドのCMにご出演頂いており、彼らをブランド横断で起用することにより、サントリーグループ全体として、2030年目標(ペットボトル100%サステナブル化)実現への思いを表現したいと考えたためです。ペットボトルをきちんと分別すれば、何回でもペットボトルになって再会できる。そうした考え方を、国民的に愛されている3名が「素晴らしい過去になろう」というメッセージとともに示すことで、リサイクルがより全世代の方々に身近なものとして届いてほしいと考えています。

    あえて飲み終わった後の場面からストーリーが始まるという、これまであまり見たことのない企業広告ですが、その意図を教えてください。

    本CMは2021年から展開している「#素晴らしい過去になろう」プロジェクトの一環として制作した新CMで、よりよい未来の実現に向けてサントリーの目指すペットボトルの100%サステナブル化への意識を高め、一人でも多くの方に行動を起こすきっかけにしてほしいという思いから、あえて、飲み終わった後の場面から始まるという、普段のCMとは異なるユニークな演出で表現しています。

    本作ではペットボトルのサステナブルをテーマに「飲みきる」「はがす」「すすぐ」「軽くつぶす」※という行動にフォーカスしたストーリーを描き、最後には、「君たちは、ゴミじゃない。資源だもんね」というセリフを通じて、ペットボトルが大切な資源であることと、「素晴らしい過去になろう」というメッセージを訴求しています。(※分別方法は地域のルールに従って適切に)

    3人そろって「また逢う日まで」を歌い踊るスペシャルムービーは、3人だからこそ醸しだせる自然体の表情だと思うのですが、その時の様子はどのような感じでしたか?

    新CM「ボトルは資源!」篇にご出演いただいている稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんに引き続きご出演いただき、ペットボトルの正しい分別方法をダンスで表現いただいたものです。ダンスの振り付けは、撮影本番当日に20分程度でその場で初めて練習して覚えていただきました。数回合わせただけで、息の合った踊りに撮影現場は拍手喝采となりました。PR発表会では、草彅さんが「正直グズグズでしたよ。よく見たら揃っていないじゃないですか。だけどそれが味ですね!」と話されていた通り、プロ意識を覗かせながらも、3人の互いに通じ合う信頼関係や持ち味が撮影中も終始溢れ、とてもなごやかに楽しくテンポよく撮影されたのが印象的です。

    SNSも賑わった本CM、PR効果や視聴者の反応はいかがでしたでしょうか。

    おかげさまで大きな反響をいただき、情報のリリースと同時にTV各局、新聞、WEBでのかなりの数の媒体に取り上げていただき、SNSでは「社会に訴えかけるメッセージを彼らに表現させると、本当に説得力があるよね」「今までになかったタイプのCMですね。前からラベルをはがしていたけど、次の作業をしてくれる人のことを思うようになりました」など優しいコメントが幅広い層で非常に多く並んだのも特徴的でした。

    視聴者に向けてメッセージがありましたらお願いします。

    これを機に、ペットボトルの水平リサイクルと、そのための分別・回収への理解が深まり、一人でも多くの方が行動を起こすきっかけになれば嬉しいです。

    その他のインタビュー記事についてはこちら
    https://predge.jp/search/post?othres=31

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