冒頭、誰もいない荒野の中で独特な踊りをはじめ、足元のSpeedverse PRGをアップで映すと、画面がスタイリッシュにと街中へと切り替わります。
再び、果てしない空が見渡せる場所から一瞬にして都会の中心部へと飛んでも、全く動じることなく同じダンスを披露する主人公。ダンスに没頭しているのか、その表情からは感情は読み取りづらく、とにかく周囲を気にすることなくリズムに身体を預けています。
主人公が環境の変化を気にしていないように、背景もまた主人公を気にしていない様子で、荒野から街中に、街中から暗いビーチ、そして雪山へと移り変わり、どの環境下でも主人公は身体を動かし続けています。
ラストシーンでは商品そのものが“Made To Decode(解読するために作られた)”というキャッチフレーズと共に映し出され、どのようなライフスタイルであっても解読、すなわち心地よく過ごせるスニーカーであることを端的かつ印象的に表現しました。