「何十年も膣とともに生きてきたわたしたちは知っている。女性の膣は決して平ではないということを」という力強いメッセージで商品の形状そのものを訴求したり、「爽やかな香り? フローラルな甘い香り? それはキャンドル向けの香りでしょ? 膣はそんなものじゃない」というメッセージで無香料であることを訴求するなど、女性の身体のリアルな側面を一切隠すことなく打ち出しています。
企画を担当したOgilvy New Yorkは「長らくタブー視されてきた生理について、一切の申し訳なさやオブラートに包むことなくありのままの姿を描くことで、自分らしさを何よりも大切にするZ世代から理解を得られるような企画にした」とコメントし、多くの比喩表現が用いられる女性用衛生用品の広告のあり方そのものに一石を投じました。