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「運動」と「笑い」を取り入れた“ゆるい”運動会、「ニラリピック2023」が山梨県韮崎市で11月3日(金)に開催されます。ニラリンピックは、スポーツのハードル、大会参加のハードルを下げ、子どもからお年寄りまで、誰でも気軽に参加でき、誰もが主役になれる運動会。当日はゲストアンバサダーとして為末大さんが参加し、DJの音楽とMCも大会を一層盛り上げます。
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この運動会の特徴は、韮崎市という市名をとことん活かし、あらゆる場面で押し出している点。大会名だけでなく、ニラの造形バトンをつなぐ「400メートルニレー」、陸上トラック1周で競う「大玉400メートルニレー」などのユニークなオリジナル競技も用意されています。
また、「ゆるキャラ30メートル走」には、韮崎市の「ニーラ」や、山梨クィーンビーズの「ピーちゃん」などが参加予定。キッチンカーも出店し、まさにお祭りのような運動会となっています。
こうした企画の“ゆるさ”はどのような意図で企画されたのでしょうか。大会開催の協力企業の方によると、「私は中学生の時に陸上競技を始めました。日本のトップアスリートになることを目標に、その後、陸上競合の大学へ進学。練習漬けの日々を送りましたが、志半ばで大学と一緒に陸上競技を辞めてしまいました。目標を高く設定したがために超えることが難しくなり、本当の陸上競技の楽しさを忘れてしまったのです。ハードルは低く、少しずつ高くしていくことが大切で、何より好きで楽しみながら続けていくことが一番大切なのだと気づきました。それはまちづくりでも同じ。実は低いハードルをコツコツと着実に乗り越えていき、長く続けていくことこそが重要です。この大会を通じて、少しずつハードルを残り越えていくことの喜びや楽しさを発信できたらと考えています。」ということです。
“地域の運動会”というと、どうしても形骸化してしまいがちですが、このニラリンピックのようにコンセプトに沿ってイベントとして振り切ったものにすることで、市民の方々の参加はもちろん、韮崎市を訪れたことがない人も「行ってみたい」と思うのではないでしょうか。
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