【東方SS】早苗「新年ポケモン大会です!!」(前編)【ポケモン対戦】
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【東方SS】早苗「新年ポケモン大会です!!」(前編)【ポケモン対戦】

2017-12-29 19:41
    これは東方のSSです。
    非常に好き勝手書いてます。
    某サイトで数字入れて計算して細かく確認してはいますが、ダメージ計算とか間違ってたらすみません(特にターン経過系とかやばいかも)。
    用語や対戦全くわからない方のために、多少ですが解説も用意しておきます。対戦における各々の行動理由等は解説まではするの大変なので、別の記事に纏めておきます。なお、台詞中に出てくる用語はオリジナルの場合もあります。
    演出のため、実際の戦闘とは異なるタイミングでメガ進化や状態異常演出等が起きています。正確なタイミングは後に書く解説をご参照ください。
    ニックネームついてるポケモンでも標記が種族名の場合がありますが、わかりやすいようにするためです。


    *諏訪子VS輝夜まで書き終えた所で具体的なHP増減を書き足したので、戦闘の流れと若干の差が出ているかもしれません。ご容赦ください。


    なお、環境はUSUMです。




    諏訪子「皆さんあけましておめでとう!!」

    輝夜・妹紅・早苗・アリス「おめでとー!」

    諏訪子「えー、我ら『守矢ポケモンクラブ』も設立から三年になったわけですが……」

    諏訪子「今日から二日間、ポケモンを遊びつくして新年を祝いたいと思います」

    ♪パルファム宮殿

    早苗「やふー!」

    輝夜「わふー!」

    妹紅「やかましいな……最初からそんなテンションで大丈夫か?」

    アリス「まぁ遊びにどこまでも本気な人たちだし、大丈夫じゃない?」

    諏訪子「みんな、3DSは持ってきたかな?」

    輝夜「あたりまえ!」

    妹紅「まぁ、持ってきていなければ取りに帰ればいいだけだ。無論あるが」

    アリス「そのために集まってるんだしね……でも、遊びつくすっていっても、対戦でしょ? 私勝てると全く思えないんだけど」

    早苗「あれあれ、アリスさん忘れたんですか? 私達『守矢ポケモンクラブ』は『全力でポケパルレ・ポケリフレ勢』をスローガンとしたポケモンサークルです。戦闘における考察にも力は入れますが、それより何より、自分が好きなポケモンをいかに可愛がるかが大切なんですよ」

    アリス「それはわかってるけど、例えばあんたなんかは好きなポケモンが強いポケモンなわけだしさ」

    早苗「う、ま、まぁそうなんですけど」

    諏訪子「そのための特殊ルール導入だし、大丈夫だよ。通常のシングルバトルは勿論、選出ポケモンをサイコロで決めたり、他の人のロム使ったり、持ち物無しにしたり限定したりランダムにしたり、技を一つランダムに封じたり……色んな楽しみ方があるからね」

    アリス「うーんそれでも厳しい気がするわ」

    妹紅「確かにどうしようもない事はある。が、それを限られた状態でどう突破するかを考えるのもまた楽しいだろう」

    輝夜「自分の好きなポケモンでなら、なおさらね」

    アリス「いやまぁ勝ちにこだわってるわけじゃないけどね。輝夜が言うと説得力あるし」

    輝夜「カリンは教祖様よね」

    諏訪子「じゃーまずは交流戦といこうか? ルールどうする?」

    早苗「この時は発言権がない私……」

    妹紅「敢えて通常でよくないか? その後で必要なら追加すればいい」

    諏訪子「ふむふむ。サイコロ選出辺りくらいでいいと思ったけど、最初はガチバトルって事か」

    輝夜「早苗や諏訪子にどこまでやれるかも楽しみの一つだし、ここ最近通常シングルやってないから丁度いいわね」
    *通常シングル=シングルバトル。選出した6体のPTを見せ合い、そこから相手にわからないように3体選んでバトルする。レベルは50で均一(正確には、50以上は50になりそれ以下はそのまま)。俗に、6350という。レベル50のポケモン6匹から3匹選んで対戦するのでこういう。

    諏訪子「アリスもそれでいい?」

    アリス「なんでも。まぁ、選出時に思い出の一つくらい語ってもらうことにしましょうか」

    諏訪子「いいねそれ。じゃあ、それでやろう! 組み合わせ決めるよ」

    妹紅「総当りだとかなり時間取るな……トーナメントくらいでどうだ?」

    早苗「五人ですからね、それだと第一試合第二試合、共にシードができちゃいます」

    輝夜「じゃあ二人と戦って成績の良い人の勝ちあがりでどう?」

    妹紅「2勝した人が決勝か。1勝1敗なら、その者同士で戦い勝った方が決勝に進む、と」

    アリス「それでいきましょ」

    諏訪子「じゃあ対戦カード決めるね。組み合わせは……」

    ♪プラターヌ博士のテーマ


    輝夜 VS アリス

    妹紅 VS 早苗

    諏訪子 VS 輝夜

    アリス VS 妹紅

    早苗 VS 諏訪子


    輝夜「お、アリスと対戦ね。何気に一番やり合ってないから楽しみだわ」

    アリス「しかも第一試合……というかこれ、最初にやると手の内見えて不利よね」

    妹紅「今更だろう。使うポケモンは毎度ほとんど一緒なんだから」

    諏訪子「ロム交換バトルまでやってるしね。でも、だからこその読み合い辛さがあるよ」

    早苗「皆がいつもと同じ戦略を取るとは限らないですしね。それに、持ち物や技構成が変わるだけで随分と違ってきます。あと、同じポケモンでも同じ固体とは限らないですしね」

    アリス「ある意味意表はつきやすいか……よく戦う相手ならではね」

    妹紅「さて、第二試合で私は早苗とか……いきなり最終戦な気分だ」

    諏訪子「あはは。でも、早苗だってPTに関しては好きなポケモンを何も考えず投入してるだけだから、バランスがいいとは言えないからね」

    早苗「えへへ。でも、それがいいんですよ」

    輝夜「楽しければいいのよ。勝つのが楽しい人もいるし、好きなポケモン使うのが楽しい人もいる。私は後者ってだけ」

    アリス「なんか輝夜がそれ言うの意外だったけどね」

    輝夜「ポケモンはなんていうか、一般的に受けがいいところより自分が好きな部分を極めたくなるのよね」

    諏訪子「さ、それじゃあ飲み物やお菓子も用意したし、早速始めようか」

    輝夜「アリスね、いくわよ!」

    アリス「お手柔らかに」


    ♪戦闘!トレーナー(SM)
    (アリス選択戦闘曲)

    第十七回守矢ポケモンクラブ交流戦 第一試合

    輝夜 VS アリス



    輝夜PT                 アリスPT

    サーナイト(サーねえさん)        ラグラージ
    ムウマージ(ムウちゃん)         ガルーラ
    ドレディア(ちゅりん)          マリルリ
    クチート(くちゅん)           カイリュー
    ミミロップ(みみぃ)           ハッサム
    ブースター(ぶーにゃ)          テッカグヤ
    *()内はニックネーム


    諏訪子「輝夜は相変わらずの可愛い系PTだね」

    輝夜「むしろこれからスタイル変える気が全く無いわ」

    早苗「アリスさんは半分が旅パですね」
    *旅パ=旅パーティ。ポケモンのシナリオをクリアする際に使用したポケモンのパーティのこと。

    アリス「あんたらみたいに何でもかんでもすぐそろえられるわけないでしょ。まぁ気に入ってるし、私もそんな変える気ないけど。面子自体はね」

    妹紅「旅パは思い入れが強いからな。序盤出現のやつなら最初の時点で厳選するから基本的には固体を変える必要もない。まぁ今となってはそうとも言えないが」

    アリス「あんたらがたまに序盤から全然進んでないのってそのせいなのね……」

    輝夜「なんとなく、最初の固体のままやりたいじゃない。でないとミツル君みたいに……」
    *ミツル君、まさか思い出のラルトスを……

    諏訪子「それ以上はいけない」

    輝夜「(まぁ流石にそうなっちゃってるけどね)」

    早苗「固体値や努力値はどうにでもなりますが、性格やめざパはどうにもなりませんしね」
    *固体値=ポケモンが元々持ってる隠れステータス。最低が0で最大が31。31のものを属にVという。
    *努力値=プレイヤーが任意で割り振れるステータス。4振るごとに1ステータスが上昇する。
    *めざパ=めざめるパワー。生まれ持った固体値(の並び)でタイプが決まる。ちなみに今はめざパ厳選後は王冠で6Vにできるので理想めざパ6Vが作れる。要するに、あるアイテムを使うことを考えればめざパだけ粘って固体値を気にせず厳選ができる。

    諏訪子「まぁ、対戦を見ていこうよ。通常シングルだから、6匹見せ合いで3匹選出だよ」

    輝夜「私はもう決まったわ。いつもフィーリングで決めるし」

    妹紅「相手を見る事を少しはした方がいいと思うんだが」

    輝夜「戦闘的に言えばそう見れるような面子でもないし、そのときの気分に合ったポケモンじゃないとやる気にならないの」

    妹紅「お、おう」

    アリス「うん、私も決めた」

    諏訪子「じゃ、二人ともバトルスペースに移動して。始めるよー! バトル開始!」


    輝夜「いっておいで、くちゅん!」

    クチート「くち!」
    クチートHP:llllllllllllllllllll

    アリス「こっちはガルーラよ」

    ガルーラ「ガル!」
    ガルーラHP:llllllllllllllllllll

    ガルーラは クチートのいかくで こうげきがさがった!


    諏訪子「おお、いきなりメガ候補勢きたね」
    *メガ候補=メガ進化が可能なポケモンのこと。

    早苗「特に輝夜さんはメガ枠の可能性高そうですけど……」
    *メガ枠=PTの6匹のうちメガ進化が可能なポケモンの枠、またはメガ進化すると決めているポケモンのこと。

    妹紅「こいつはほんと自由な戦い方するからな。何をしでかすかわからない」

    諏訪子「メガ枠だけでもPTに半分いるしね。今回はどれにするんだろうとは思う」


    輝夜「この子はね、出会った時にくしゃみをしてたのよ。だからくちゅん。にしてもこの子超可愛くない? やばくない?」


    妹紅「どんな脳内設定だよ。まぁ可愛いのは認めるが」


    アリス「ガルーラはいわゆる旅パってやつね。殿堂入りからその後までずっとお世話になったわ」


    諏訪子「思い入れが強いポケモンだね。私の面子に旅パはいないけど、旅パは旅パでPTとして残してある」

    早苗「しかし、複雑な対面ですね。ただガルーラは色んな技を出せますし、メガ進化なら不一致でも強力です。威嚇が入っているので安定率に欠けはしますが……」
    *不一致=自身の属性と技の属性が一致している場合1.5倍のダメとなる。不一致なら通常の1倍。

    妹紅「まぁアリスだし言えるのは」

    三人「初手ねこだましだろうね」


    アリス「ガルーラ、メガ進化してねこだまし!」

    ガルーラ⇒メガガルーラ
    メガガルーラHP:llllllllllllllllllll

    輝夜「くちゅんでメガ進化するわ!」

    クチート⇒メガクチート

    メガクチートHP:llllllllllllllllll
    (ねこだましのダメージ)


    早苗「やはりそうきましたね」

    諏訪子「まぁ襷持ちの可能性ほとんどないよねクチート」
    *襷=きあいのたすき。HP満タンから瀕死になるダメを受けた時HP1で耐える。使うとなくなる。

    妹紅「とりあえず1割削れたな」

    早苗「輝夜さん今回はどう出るんでしょうか。メガ進化したって事は突っ込んできそうですが……」

    諏訪子「一見すればガルーラの方が有利は有利だよね、技構成次第だけど」

    妹紅「だいたい地震持ちだろう。ただ、いかくで攻撃下げられてるのが痛い。通常であればねこだましのダメージとあわせれば超低乱だが倒せるところ、攻撃が下がっているから地震は6割程度しか削れない。まぁ急所が出れば一撃、完全な有効急所だな」
    *超低乱=超低乱数。攻撃によりHP満タン状態から一撃で倒せる事を、確定1発(確1)、乱数により倒せる可能性がある事を乱数1発(乱1)という。与えるダメージは毎回同じではなく乱数によりブレがあるので、そのブレ幅によってとても低い確率ではあるが一撃で倒せる可能性があるなら、それを、超低乱数1発(超低乱1)という。確率が高ければ高乱数1発(高乱1)などと言う。
    *有効急所=急所が出れば倒せる時の急所のことをいう。急所が出なくても問題なく倒せる(急所出ても意味が無い)なら無駄急所。

    早苗「そうでなくても、炎のパンチなら同じくらいまで削れます。おそらくどちらかは持っているでしょうし、輝夜さんどうするんでしょう」

    諏訪子「アリスもS振ってるだろうしなぁ。じゃれついても急所引かない限りガルーラは倒せない。撃ち合いなら、ガルーラの方が素早い分更に次のターンでクチートは倒されちゃうね」
    *S=すばやさのステータスのこと。振るとは努力値を振るという意味で、努力値をSに振っていれば当然振っていない状態よりもすばやさが高くなる。Sを振る事で、努力値無振り状態同士では負けていた相手でも先に行動できるようになる(相手も同じように振っていれば負ける)。

    妹紅「となると、ふいうち採用だろうな。ガルーラを落とすにはこれしかない」

    早苗「それを読めるかどうか……アリスさん読み合いはまだできそうにないですしね」

    諏訪子「輝夜もアリスもいつも使ってる固体だろうしね。ガルーラもふいうち持ってたらまた話は別だけど」


    アリス「ガルーラじしん!」


    早苗「やっぱりきた!」

    諏訪子「クチートは……」


    輝夜「耐えるわよ!」

    メガクチートHP:llllll


    諏訪子「まぁ急所出ないし、そのくらいのダメージになるよね」

    早苗「メガクチートはB種族値125ありますしね。おやこあいとはいえ不一致抜群、しかも威嚇された状態で倒そうと思うと急所運ゲになります」
    B=防御のステータスのこと。


    輝夜「おかえしにじゃれついてあげなさい!」

    アリス「っ……とても可愛らしい攻撃なのにとても凶悪ね……」

    メガガルーラHP:ll


    妹紅「ここまでは普通だな」

    早苗「はずれたら面白かったのに」

    諏訪子「はずすのは流石に可哀想だね……必然力でカバーするしかないよ」


    アリス「やるわね……ほとんど削られちゃったわ」

    輝夜「ふふん、どんなもんよ」


    妹紅「まぁ、ここからだよな」

    早苗「輝夜さんはおそらくふいうち……アリスさんがそれを読んで交代や他の技を使うか……」

    諏訪子「でも他の技といっても毒はきかないしみがわりもできない。せいぜいふいうち読み交代って所だと思うけど」

    妹紅「輝夜がそこを更に読んでのフルアタの可能性もある」

    諏訪子「だとしたら後続に大きな負荷をかけられるね」

    早苗「ちなみに私達の会話は二人には聞こえないところでやってますよ! 二人の戦闘はスクリーンに映し出しているのです」

    にとり「役に立ってるようで何より。報酬の方は……」

    諏訪子「後でちゃんと渡すよ」

    にとり「へへ、毎度アリ!」

    妹紅「ん、戦闘が動くな。さてどう出るか」


    アリス「ガルーラ交代! ハッサムお願い」

    ハッサム「ッサム!」
    ハッサムHP:llllllllllllllllllll

    アリス「このハッサムは早苗がくれたの。ストライクに何かアイテム持たせて。途中から一緒に旅してるのよ」

    輝夜「早苗はちょいちょいアリスに何かあげてるわね」


    妹紅「ふいうち警戒したぞ」

    早苗「アリスさんもちゃんと勉強してきてますね」

    諏訪子「何でハッサムにしてあげる流れになったんだっけ?」

    早苗「なんとなくそうしただけです」

    妹紅「それがきっちりメンバー入りしてるのもらしいっちゃらしいな」


    輝夜「かかったわね! くちゅん、炎のキバよ!」

    アリス「!?」


    早苗「な、なんですと!?」

    諏訪子「輝夜は交代読みしたのか」

    妹紅「交代先まで読んで炎のキバ仕掛けるとは」

    早苗「まぁフェアリー受けの一つが鋼ですし、何せアリスさんのPTには二体も鋼いますしね……読みやすくはあると思います」

    諏訪子「まぁ、これは言うまでもなく……」


    ハッサム「(´・ω・`)」パタッ
    ハッサムHP:瀕死

    アリス「なんてこと……」


    早苗「一撃ですね。急所無しでもハッサム約1.5体分やられちゃいます」

    妹紅「ふいうち読み交代からの炎のキバ読みのラグラージならと思うが、まぁそこまで考えてられないよな普通。メンバーにいるかさえわからないし」

    諏訪子「もしじゃれつかれたら負荷大きいしね。H極振りラグラージにしたって最低でも7割はダメージ入る。何にしても、早くもサイクル壊れちゃったね」
    *H=HPのステータスのこと。
    *サイクル=選んだ3体で上手に有利対面等を作って戦闘を有利に進めようとポケモンをまわしていくこと。基本的には相手の攻撃を有利に受けられるような立ち回り。


    アリス「やっぱり強いわね……お願いラグラージ」

    ラグラージ「ラグラ!」
    ラグラージHP:llllllllllllllllllll

    アリス「この子は一番最初に私が出会ったポケモンの最終進化。だから思い入れ深いのよね」


    早苗「最後はラグラージでしたか。うまく読めれば有利に進められていたかもしれません」

    妹紅「まぁラグラージの選出は妥当だよな、ドレディアは怖いが。サーナイトにクチートとフェアリー揃いの輝夜の前でドラゴン選出はやりにくいものがある。特にアリスだと、フェアリー二体見ただけでドラゴンは諦めそうだ」

    諏訪子「アリスのカイリューも早苗があげたミニリュウのだよね。なら特性はマルスケか」
    *マルスケ=特性のマルチスケイルのこと。

    早苗「同じ固体ならそうですね。ただ、普通に対面したとしても、マルスケ込みでもメガクチートのじゃれつくで8~9割は削られますし、舞ってる余裕なんて無ければじしん撃っても急所引かないと倒せません」

    妹紅「お互い赤で睨み合えばしんそくで勝てるが……まぁそこまで考えて選んでなさそうだな。それに、輝夜にはムウマージがいるからしんそくじゃ読み交代で無償降臨を赦してしまう」

    諏訪子「カイリューじゃムウマージにS負けてるししんそくもきかないから辛いね」

    早苗「なんていうか、好きなポケモンだけで戦ってもそれはそれで面白いですね」

    妹紅「打倒早苗、なんて目標も生まれるしな」

    早苗「うぅ」

    諏訪子「さて、試合に話を戻そう。メガクチートとラグラージの対面だよ」

    妹紅「クチートの方はHPが3割程度、ラグラージはまだ傷無しだな」

    諏訪子「輝夜のクチートは見る限りASぶっぱのHかB調整かな」
    *A=攻撃のステータスのこと。ASは、攻撃とすばやさ。単に並べて書いてるだけで、別な意味になったりはしない。

    妹紅「クチートくらいのポケモンでもSにちゃんと振れば振ってないやつを結構抜けるようになるからな。何を相手にするかで調整がかわってくるが」

    早苗「となると、アリスさんがラグラージにS振ってるかどうかが鍵ですね。振っていればラグラージの方が速いです。無振りならS振りメガクチートが速くなります」

    妹紅「振っていたとしてもかげうちで抵抗されそうだな。もしくは交代か」

    諏訪子「まぁこの状況で攻撃選ぶならじしんの当たらないムウマージの事を気にしなくて済む水技だろうね。鋼対策っぽいブースターにも良いし、そもそも鋼に通りは悪くない。まぁクチートが炎のキバ持ちって考えるとブースター選出はなさそうだけど」

    妹紅「輝夜のPTのブイズ枠は入れ替え枠だからな。気分で入れ替えしてるとはいえ、その辺くらいは考えてそうだ」

    早苗「それか、ドレディアが選ばれている可能性を考えてれいとうパンチですね。まぁアリスさんのラグラージが旅パのものかどうか次第ですが……」

    妹紅「旅パはどうなんだっけか」

    早苗「AS振りの普通のアタッカーですよ。対戦とか意識してない型です。その場合、れいとうパンチは覚えてません」

    諏訪子「確か他にはミラコ意識型と物理アタッカー型とあるんだっけか。持ち物はリンドっぽいな……」
    *ミラコ=ミラーコート。
    *リンド=リンドの実。弱点となる草のダメージを受けたときそれを半減

    妹紅「ハッサムがメンバーにいたし、ブースター警戒用のラグラージだとしたらドレディアを見る意味でもリンドの実っぽいな」

    諏訪子「だけど輝夜はまだ二体、それも顔も出してないポケモンがいるからね。普通にクチートは捨ててきそう」

    妹紅「捨てるという言い方なんとかならないのか」

    諏訪子「エセだけど私アレ寄りだし、多少はね?」

    早苗「ダメですよ! クラブ長たる諏訪子様がそんな発言をしては!」

    諏訪子「ごめんごめん」


    輝夜「さ、クチート頑張ったわね。最後は華麗に退場よ! じゃれついてあげて!」

    ラグラージHP:lllllll


    早苗「! クチートの方がはやいです!」

    妹紅「ラグラージは……3割くらい残ったぞ」

    諏訪子「てことはアリスのラグラージはおそらくHに振ってるのか。じゃあHA振りアタッカーかな。いいとこSと調整くらいか……フルアタしかけたって事は、輝夜はラグラージがHA振りってトコにかけたのかな? あたってたけど」

    早苗「S極振りクチートを抜くには180は振らないといけませんからね。Hに252振ってるのだとしたら、残りはAに振るでしょうし」

    妹紅「まぁBに振ってる可能性もあるが、Hだろうなぁ。すると、旅パのラグラージではないってことか」

    早苗「アリスさん変なところで現実的ですね。ラグラージはラグラージでも、旅パ固体そのまんまでは来ないっていう」

    諏訪子「まぁ色々勉強してくれてるみたいだし、対戦のことも考えてくれてるんだよね」


    アリス「とりあえずクチートを落とすわ。たきのぼり」

    クチート「くちゅ……」
    メガクチートHP:瀕死

    輝夜「ありがとうクチート。後でおいしいポフレあげるわ」
    *USUMならポケマメですが脳内でもあげてるので問題ない。

    輝夜「さ、じゃあ決めてもらいましょうか。ちゅりん!」

    ドレディア「ちゅり!」
    ドレディアHP:llllllllllllllllllll

    輝夜「この超絶かわゆいドレディアちゃんは、実はBW時代に町の人と交換したチュリネが始まりなの。もう可愛いこと可愛いこと」


    妹紅「まぁ、そう来るよな」

    早苗「何せ見せ合いの時点でアリスさんPTには水2体ですしね。相手のPTのこと考えないとは言ってましたけど……」

    諏訪子「ラグラージの残り体力は3割程度。Sは普通に負けてるし相性でもダメ。HP満タンならリンド込みではなびらのまい耐えれるけど……」

    早苗「もう残り3割ですからね。何受けてもダメだと思います。交代受けはもうできないですしね」

    妹紅「ただ、場合によっちゃ今回の行動は今後を左右するな」


    輝夜「ちゅりん、いつものやるわよ。華麗に舞って!」

    ドレディアの 特攻 特防 すばやさがあがった!


    早苗「でたぁ。初手竜舞ならぬ、初手蝶舞! 草タイプですし舞うには勇気いる場面も多いですが、舞いが決まれば強いですよ!」

    諏訪子「まぁここでS上げておかないとガルーラにやられちゃうしね」

    妹紅「これでもう決まったか」


    アリス「ラグラージ、れいとうパンチ!」

    輝夜「つめたーい!」

    ドレディアHP:llllll


    妹紅「案外残ったな」

    早苗「Bは無振りでしょうけど、急所でやっと倒せるレベルですね」

    諏訪子「C振ってないだろうしふぶき採用してても落ちないね、れいとうパンチよりダメージでないし。増してや舞われちゃってるから酷いダメージになるね。4割程度かな?」
    C=特攻。ちなみにDは特防。

    妹紅「積み技がいかに怖ろしいかがわかるな。特に、全員趣味パでの対戦だから」

    諏訪子「そう? 積み技は無償降臨を赦すんだよ?」

    早苗「…………」


    輝夜「じゃあ退場してもらいましょうか。ギガドレイン!」

    ラグラージ「らぐぅ……」
    ラグラージHP:瀕死

    アリス「ありがとねラグラージ」

    ドレディアHP:lllllllll
    (ギガドレインでHP回復)


    妹紅「HPが半分くらいに戻ったな。リンド込みHP満タンでも超高乱1だし、ここまでくるとアリス的にはラグラージがじゃれつくでもっとHP減ってればって感じだな。残りHPが多いほどドレディアの体力が回復する」

    諏訪子「まぁ最低でもさっきくらい回復しないとねこだましで落ちちゃうしね。調整してるのか運がよかったのか、ねこだましギリ耐え調整ができたね」

    早苗「あ、そっか。ギリギリねこだましで倒れるんだ、回復しとかないと」

    諏訪子「それでも、急所入れば落ちる事もあるけどね」


    アリス「ガルーラ、最後お願い!」

    ガルーラ「ガル!」
    メガガルーラHP:ll

    輝夜「さ、ちゅりん耐えてよ?」

    アリス「ねこだまし!」

    ドレディア「ちゅ…………り」パタン
    ドレディアHP:瀕死

    輝夜「え、うそ」


    早苗「急所入ったぁぁああああああ」

    妹紅「しかも急所でもあの残り体力だと乱1にしかならない……それを引いたのか」

    諏訪子「必然力やばすぎぃ」


    輝夜「最後出さなくて終わると思ったのに……いいわ、行ってきてムウちゃん」

    ムウマージ「みわわぁん」
    ムウマージHP:llllllllllllllllllll

    輝夜「この子は美人可愛いでしょ。お茶目で悪戯好きなお姉さんタイプなの。サーナイトと合わせて、だいたい毎回旅パにも入るのよ。出てくればね」

    アリス「げ……」

    メガガルーラ「(´・ω・`)」


    早苗「あれ、なんだか様子が」

    妹紅「これは、まさか……?」

    諏訪子「まさかの?」


    アリス「……参りました」

    輝夜「え、降参なの」

    アリス「うん。この子ノーマル以外をじしんしか持ってないから」

    輝夜「あー、なるほど……」


    早苗「まさかのじしんだけって」

    妹紅「対策考えてなかったのか、ピンポイントで攻めたかったのか」

    諏訪子「まぁゴーストで地面入らないのなんて限られてるしね。私達で言っても輝夜のムウマージくらいだし」

    妹紅「逆にピンポイントでやられてしまったわけか。その輝夜が相手なんだし警戒してもよさそうなものだったが……」

    諏訪子「ま、何にしても……輝夜の勝ち! まずは1勝だね」

    輝夜「わぁい、やったわ」

    アリス「いけると思ったけど……経験不足ね」

    諏訪子「じゃあ次は妹紅VS早苗だよ。見せ合いの準備してね~」

    妹紅「ああ」

    早苗「頑張りますよ!」



    ♪戦闘!四天王(XY)
    (早苗選択戦闘曲)

    第十七回守矢ポケモンクラブ交流戦 第二試合

    妹紅 VS 早苗



    妹紅PT                 早苗PT

    ファイアロー               エルレイド
    シャンデラ                ガブリアス
    エレキブル                ボーマンダ
    ゴウカザル                メタグロス
    ミロカロス                バンギラス
    カプ・コケコ               ギルガルド



    輝夜「早苗は相変わらずの種族値暴力ね……でも今日はチルタリスいないんだ」

    早苗「今日はお休みですね。代わりに主人公君がいます」

    アリス「妹紅も相変わらずね。前も思ったけど、案外炎ばっかりじゃないのもまた」

    妹紅「お気に入りと思い入れのある面子の複合だからな。炎パは炎パで別にいる」

    輝夜「珍しいわねコケコがいるなんて」

    妹紅「まぁ早苗が相手だからな」

    アリス「確かにねぇ……竜多いし」

    諏訪子「じゃあ対戦していくよ。二人ともバトルスペースに」

    諏訪子「じゃあ、バトル開始!」


    妹紅「行ってこい、ファイアロー!」

    ファイアロー「アローッ!」
    ファイアローHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「言わずと知れた私のパートナーだ! コイツほどの衝撃を私は忘れない」

    早苗「えへ! こちらは主人公ガブリアスです!」

    ガブリアス「ガブリ!」
    ガブリアスHP:llllllllllllllllllll

    早苗「シロナさんが使ってきたとき、もうビビッときましたね! 必死にあちこち探し回りましたよ」


    アリス「いきなりきたわね……」

    輝夜「今じゃミミッキュにその座を奪われてしまったけど、ずっと主人公だったもんねガブリアス」
    *ガブリアスは主人公=ずっと使用ランクのトップメタ(というかトップ)にいたのでそういわれている。強い。いわゆる、(種族値合計が)600族である。が、今ではミミッキュやランドロスにその座を奪われてしまい、衰退中。

    諏訪子「ファイアローはハチマキ辺りかな? 妹紅不利対面ではあるけど、虫や飛行は普通に通るからね」
    *ハチマキ=こだわりハチマキ。同じ技しか出せなくなるが、物理攻撃が1.5倍になる。

    輝夜「とすると、とんぼがえりかしら。それともブレバで突っ込んでくる?」

    諏訪子「いや、ブレバでも半分しか削れないしそもそも居残ってもすぐに倒されちゃうよ。ストーンエッジでファイアロー二体がお亡くなりになる。HB無振りならだけど」

    輝夜「ガブがハチマキ持ちなら3体がさようならするのね……はやてのつばさ修正されたからS振ってる可能性はありそうだけど、どうなのかしら」

    諏訪子「ガブリアスならさめはだかもしれないからもしそうなら特性が死んでしまうね。通常交代もアリか。通常交代ならS振ってない事もあるかもしれない」

    アリス「でもたぶん、ここだと早苗はエッジ選ぶわよね?」

    輝夜「まぁ目下ファイアロー倒すならね。でも先に攻撃されるのわかってるから、とんぼや交代は普通に読めると思うわ」

    諏訪子「ガブがハチマキなら技かえられないし、どう読むかだよね。ハチマキ逆鱗かメガネりゅうせいぐん使うなら倒せるけど……コケコがものすご~く刺さってるね」

    輝夜「とんぼコケ交代読みじしんかもよ?」

    アリス「なによコケ交代って」

    輝夜「ポケ問題的なやつよ」

    諏訪子「良い具合に読み合いになってるけど、そこまで難しい展開にはならない気がする。というか、そもそもコケコってメンバー入りしてるのかな?」

    輝夜「どうかしら。フェアリーいれば心強くはあるけど」

    諏訪子「レヒレじゃなくてコケコって所がなぁ……」

    アリス「コケコダメなの?」

    諏訪子「ダメじゃないけどさ。レヒレの方が動きやすそうなのにって」

    輝夜「そりゃあんたはそう思うでしょうよ」

    諏訪子「まぁね。考えても仕方ないし、次を見ていこうよ」

    アリス「よくわからないけど……とりあえず、ファイアローの他の有効打は?」

    輝夜「飛行Z持ちならブレバで7~8割は削れるわ。S振ってなくてもはやてで確実に削れる」

    アリス「とんぼで帰ったら誰で受けるの?」

    諏訪子「コケコかミロカロスかな。コケコはいわずもがな、ミロカロスはおそらくふしぎなうろこだし、妹紅のミロカロスは受けだったと思うよ。面子に入ってればだけど」
    *ふしぎなうろこ=ミロカロスの特性。状態異常時に防御1.5倍。

    輝夜「鋼考えるとファイアローは残しておきたいだろうし、炎技枠と思えばここはとんぼでもいいかもしれないわねぇ。でも何で最初に出したのかしら」
    *はやてのつばさは、『HP満タンの状態』で『飛行技の』先制が可能になる(技の優先度が+1される)。

    諏訪子「最高の相棒でエースだから、とかいう理由っぽそう……」

    アリス「な、なるほど……」


    妹紅「ファイアロー、一旦戻るぞ。とんぼがえり!」

    ファイアロー「アロッ」
    ファイアローHP:llllllllllllllllll
    (さめはだのダメージ)

    ガブリアスHP:lllllllllllllll

    早苗「まぁ、そうきますよね」

    妹紅「ミロカロスだ!」

    ミロカロス「ホォーン!」
    ミロカロスHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「私は一人で進める事も多かったからな。こいつとの出会いは本当に偶然だった……」

    妹紅「そして当然、かえんだま持ちだ」

    ミロカロス「あつい」

    早苗「喋った!?」

    妹紅「気のせいだ」

    早苗「と、とりあえずエッジですよ!」

    ミロカロス「いたい」

    ミロカロスHP:lllllllllllll

    ミロカロスはやけどを負った



    諏訪子「普通にエッジしてきたか。そして妹紅はミロカロスと。やっぱりコケコいなさそうだな」

    輝夜「早苗はそういうの考えずにエッジしたのかしら? もこたん、たぶんコケコなんてPTに入れるの初めてだけど……」

    諏訪子「どうだろ? 何も考えてない可能性もありそう」

    アリス「にしても、不一致とはいえガブリアスの攻撃なのに4割くらいしか削れてない……かたいわね」

    輝夜「見る限り、ガブはハチマキね。となると、もうエッジしか選べないし、C無振りミロカロスのふぶきで確1、れいビで超低乱1だから交代するかしら」

    諏訪子「交代先は鋼……うーん早苗って強いポケモンばっかり入れてるけど行動パターン丸わかりなのがなぁ」


    早苗「ガブリアスチェーンジ! ギルガルド! 私のXYでの一番のパートナーです!」

    ギルガルド「……」
    フィルガルドHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「ミロカロスさいみんじゅつ!!」

    早苗「げっ」

    ギルガルド「Zzz」

    ギルガルドは眠ってしまった

    ミロカロスHP:llllllllllll
    (やけどのダメージ)


    輝夜「さwwwいwwwwみwwんwwwじゅwwつwwwwしかも眠ったwww」

    諏訪子「まぁふぶき撃っても1割しか削れないしね、ギルガルドだと。良い読みではある、けど確率勝負だな~」

    アリス「でもバトルスイッチだっけ? 防御のままだし、厳しいんじゃない? ファイアローに変えるって事かしら」

    輝夜「まぁそれしかないわよね。このままいくなら無償降臨できるし」

    諏訪子「早苗はほら、あれだよ。好きな強いポケモンでガンガンやるのが好きだけど、理系なのにその辺あんまり理詰めしていかないから……」


    早苗「うー、どうせ交代されるに決まってる……交代先がファイアローならガブリアスに戻すまで! 交代です!」

    妹紅「私も交代だ」

    妹紅「ただし、交代先はファイアローではないがな! ゴウカザル! シンオウでのパートナーだ!」

    ゴウカザル「ウッキー!」
    ゴウカザルHP:llllllllllllllllllll

    早苗「えっマジ!?」

    ガブリアス「ガブ!」
    ガブリアスHP:lllllllllllllll


    アリス「炎2体……」

    輝夜「これは予想外。そしてやっぱりコケコ不在。でも……」

    諏訪子「完全にしてやられたね早苗」

    アリス「どうして?」

    輝夜「見てればわかるわ。もこたんが使うのはおそらく……」


    妹紅「行くぞゴウカザル! インファイトZだ!!」バッ

    早苗「ひえええええ」

    ガブリアス「」
    ガブリアスHP:瀕死

    ゴウカザルHP:llllllllllllllllll
    (さめはだのダメージ)


    アリス「うわ、ガブリアス倒れちゃった」

    輝夜「さめ肌で少しダメージ受けたとはいえ、元々紙耐久だしねおさるさん。インファZでガブ倒すのが役割でしょ」

    諏訪子「S振りガブ抜き調整かぶっぱかな、あのゴウカザル。とんぼとコンボ繋げて倒す気満々だったんだろうね。ガルドに交代したらよかったけど……Zは予想外だったか、テンパっちゃったか」
    *ぶっぱ=M振り、全振り、とにかく努力値を全力でぶっぱなす(ぶっぱなして振る)事。

    アリス「そこまで考えてたのね……」

    輝夜「まぁゴウカザル出る時点でガルドに居座られてたらわからないけどね。先にゴウカザル出しても格闘きかないし、キャラバレする。早苗の三体目が何かわからないけど」



    早苗「うう、これはまずいです! ボーマンダ! 実はボーマンダはHGSSからの相棒だったりします」

    ボーマンダ「マンダ!」
    ボーマンダHP:llllllllllllllllllll

    ゴウカザルの攻撃が下がった


    輝夜「完全に厨PTねこれ。受けはガルドに任せて、あとはひたすら叩く気だったのかしら」

    諏訪子「バンギも水や氷が刺さるからね。妹紅の炎勢を前に鋼2体選出はしづらいし、実際炎2体入れてきたし。今思えばアローのとんぼは炎枠アピールのミスリードだったのかもしれない」

    アリス「エルレイドは?」

    輝夜「もこたんのPTに有効打があんまりないから入れてないんだと思う。水相手にリーフブレードとかあるっちゃあるけど、Zにしたってミロカロスに確1取れないわよ。5割~6割程度のダメージで確2じゃないかしら」

    諏訪子「じしんとかするにしてもガブでいいってなるしね。ゴウカザルにサイキネとか、まぁ無い事もないけど……あとは、メガ枠考えてボーマンダにしたのかな?」


    早苗「爆裂粉砕ッ! メガ進化!!」バッ

    メガボーマンダ「ギャオオオ!!」


    輝夜「……あの二人、ノリノリでZポーズとかメガポーズやるわね」

    諏訪子「スクリーンに出てるとはいえ、3DSでやってるんだけどね……」

    アリス「まぁ、賑やかでいいんじゃないの」

    諏訪子「さてこの対面、ゴウカザルがSぶっぱしてるかどうかで状況が変わるね」

    輝夜「ゴウカザルのSは108……対してメガボーマンダは120。普通に考えれば負けるけど」

    アリス「性格補正か」

    諏訪子「その通り。ゴウカザルの性格がようきでメガボーマンダがいじっぱりなら……僅差でゴウカザルが速い」

    輝夜「ギルガルドはファイアローで相手する事も考えれば、ゴウカザルはここで負荷かけて退場が順当じゃないかしら」

    諏訪子「先制取れるならそうなるかな。でもミロカロスがいるからね」

    アリス「いるから、どうなの?」

    諏訪子「負荷を与えるだけとは限らないんだよ。後続がミロカロスでタイマンするなら意味が無いからね」

    アリス「え?」



    妹紅「ゴウカザル、おにび!」

    早苗「!!」

    メガボーマンダ「あちち」

    早苗「お、おんがえしです!」

    ゴウカザル「キィ・・・」
    ゴウカザルHP:瀕死

    メガボーマンダHP:lllllllllllllllllll
    (やけどのダメージ)

    妹紅「ありがとうゴウカザル」

    妹紅「さあ、ゆくぞミロカロス!」

    ミロカロス「ホォーン!」
    ミロカロスHP:llllllllllll



    輝夜「やけど状態とはいえスカイスキンおんがえしをゴウカザルは耐えられないわね。あと、やっぱり話してた通りの性格だったか」

    諏訪子「でも、早苗はこれもうやばいよ」

    アリス「確かにギルガルドは眠ってるけど、あのミロカロスって受けよね? AもCも振ってそうにないけど」

    輝夜「それだけ4倍弱点ってやばいのよ。ふぶきならC無振りでも4振り調整メガボーマンダが確1よ。そして早苗は防御に振ってないと思う」

    アリス「4倍ってすごいのね……」


    早苗「これは……どうしましょう。かなり状況はまずいです」

    妹紅「さあ、どう来る?」


    アリス「交代するのかしら」

    諏訪子「妹紅の受けミロカロスのメインウェポンは確かふぶきのはず。水技は入れてなかったような」

    輝夜「さいみんじゅつが入ってたって事は、いつもの型じゃなくない? 案外水技も入れてたりして」

    諏訪子「わかんないな~。もしそうなら、ギルガルドとの交代読みで水技か。この状況だと、水技も入ってるとギルガルドも見れて相当有利なんだけど」

    アリス「読み合いが多くて大変ね」

    諏訪子「これ早苗相手だからまだ読みやすい方だよ」

    アリス「そうなの……」



    早苗「ええい交代! 交代します! ギルガルド!」

    ギルガルド「Zzz」
    ギルガルドHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「ふ、そうだよなふぶきで確1だもんな。だが、すまない。ミロカロス、ひかりのかべ!」

    ミロカロス「フォー」

    ミロカロスHP:lllllllllll
    (やけどのダメージ)

    早苗「ひいいいい」


    アリス「壁はられたわね……」

    輝夜「交代読み交代しないって事は」

    諏訪子「あのミロカロスの技構成は、ひかりのかべ、さいみんじゅつ、水技、氷技、ってところかな」

    輝夜「それかじこさいせいと氷技か。まぁ単に壁貼りたかっただけかもだけど」

    アリス「でもあのギルガルドが特殊で来るとは限らないんじゃない?」

    諏訪子「そうだけど、これだけ早苗のPTが物理アタッカーだらけなのに特殊じゃないってピンポすぎると思う。まぁ敢えてのそれかもだけど」

    輝夜「何にしても、早苗が叫んでるって事は特殊っぽいわね……」


    早苗「ギルガルド起きてー!!」

    ギルガルド「Zzz」

    妹紅「いたぶらせてもらうぞ。交代だ、ファイアロー!」

    ファイアローHP:llllllllllllllllll

    早苗「ひいいいいい」

    妹紅「居座りを恐れて交代を諦めたか。いいカモだな」

    早苗「ギルガルドはぐぅぐぅ眠っている……」

    ギルガルド「Zzz」

    妹紅「では遠慮なくいかせてもらうぞ」

    早苗「こっ、交代! 交代です!」

    メガボーマンダ「マンダ」
    メガボーマンダHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「フレアドライブだ!!」

    ファイアロー「アローッ!!」

    メガボーマンダHP:llllllllllll

    ファイアローHP:llllllllllllllll
    (フレアドライブによる反動)

    メガボーマンダHP:lllllllllll
    (やけどのダメージ)


    輝夜「メガマンダにフレアドライブはたいしたダメージではない……けど」

    アリス「やけど状態で少し削れてる所にフレアドライブ。HPがそれなりに削れてきてるわ」

    諏訪子「早苗は交代試合を余儀なくされてるね。かなり追い込まれてる。舞っても交代あるから活用できない上メガボーマンダでミロカロス突破は絶望的だし、あの様子じゃミロカロスに対する有効打が何もなさそうだよね」

    アリス「ガルドが起きたらどう?」

    諏訪子「まだマシだけど、それまでもつかどうか」

    輝夜「すっかりもこたんのペースってわけね。こわいわぁ」


    妹紅「さあどうするか。まぁ交代しかないよな」

    ミロカロス「ミローッ!」
    ミロカロスHP:llllllllllll

    早苗「わ、私もですよ!」

    ギルガルド「Zzz」
    ギルガルドHP:llllllllllllllllllll

    ミロカロスHP:lllllllllll
    (やけどのダメージ)

    妹紅「そろそろ起きてきそうだな? ミロカロス、じこさいせい」

    ミロカロス「ミロ!」
    ミロカロスHP:llllllllllllllllllll

    早苗「おーきーてー!」

    ギルガルド「Zzz」

    ミロカロスHP:llllllllllllllllll
    (やけどのダメージ)

    妹紅「運が悪いな。この勝負もらったか?」

    早苗「なにおう! 次で目が覚めます!」

    妹紅「まぁ、3ターン目だからな……」

    ギルガルド「ハッ」

    早苗「ギルガルド!! やったっ! とりあえずキングシールド!」

    妹紅「守りとは小癪な。少しでも削ろうと思ったが……」

    ギルガルドは攻撃から身を守った!

    ミロカロスHP:lllllllllllllllll
    (やけどのダメージ)


    アリス「やっとおきたわね……」

    輝夜「一応フォルムかわらないようにしたのかしら。それとも壁切れ待ち?」

    諏訪子「壁じゃないかな。今きれたし」

    輝夜「早苗のギルガルド、型は何かしら。おそらく特殊アタッカー兼受けなのはわかるけど」

    諏訪子「特殊だし、最遅ジャイロはないか。まぁ、仮に物理型だとしてもミロカロスには全く通り悪いんだけど」

    輝夜「ここから攻撃に転じるのかしら。フォルムかわるし、諸刃の剣ね」



    妹紅「まだまだ、ひかりのかべ!」

    早苗「もおおおおおおおお」

    早苗「シャドボZ!」シャキーン

    ミロカロスHP:llllllllllll

    ミロカロスHP:lllllllllll
    (やけどのダメージ)


    アリス「あらら、壁はりなおされちゃった」

    輝夜「渾身のむげんあんやも3割程度しか入らないのね……壁こわい」

    諏訪子「厳しいね。技構成によったらいけるかもしれないけど……」

    アリス「そうなの?」

    諏訪子「うん。劣勢に見えるけどね」



    妹紅「そろそろ行くぞ。ミロカロス、なみのり!」

    早苗「うえええええん普通に攻めてきたよおおお」

    ギルガルドHP:lllllllll

    早苗「しゃどぼおおおお!」

    ミロカロスHP:lllllllll

    ミロカロスHP:llllllll
    (やけどのダメージ)


    諏訪子「剣ギルガルドはミロカロスの無振りなみのりで確2だね。次攻撃されたら終わるよ」

    輝夜「かといって交代しても……って所ね」

    アリス「早苗はどうしたらいいの?」

    諏訪子「あ、いや、計算したけど無理そうだった」

    アリス「なにそれ」

    諏訪子「妹紅が壁じゃなくて攻撃選んだとしたら、ガルドのゴーストZが決まって次でガルド退場。それでメガボーマンダって思ったけど、ミロカロス倒した時点でファイアローのブレバで終わった」

    輝夜「う、うーん」


    妹紅「そろそろ終わりか。なみのりだ!」

    ギルガルド「」
    ギルガルドHP:瀕死

    ミロカロスHP:llllll
    (やけどのダメージ)

    早苗「ごめんなさい……でも、私は最後までやります! そういうスタイルなんです!」

    メガボーマンダ「マンダ!」
    メガボーマンダHP:lllllllllll

    妹紅「ポケモン達もそれを望んでいる、か。いいだろう、さあかかってくるがいい!」

    ミロカロス「ミロォ!」

    早苗「ボーマンダ、りゅうせいぐん!!!」

    メガボーマンダ「マンダァアアアアア!!!」

    ミロカロス「…………フォーン!!」
    ミロカロスHP:ll

    早苗「耐えられちゃいましたね……さあ、トドメをさしてください。覚悟はできています!」

    妹紅「…………」


    輝夜「あれもこたんどうしたのかしら」

    アリス「動きが止まっちゃったわね」

    諏訪子「なんで……あれ? よく考えたらさ、ミロカロスの技構成って……」

    輝夜「さいみんじゅつ、ひかりのかべ、なみのり、じこさいせい……あ、ふぶき持ってないわあのミロカロス」


    妹紅「完全に途中から普段使ってるミロカロスのつもりで行動してしまっていた……」

    早苗「えええ」

    妹紅「しかたない。なみのりだ!」

    早苗「なみのりなら耐えます! ミロカロス撃破のチャンス!」

    メガボーマンダHP:llllllll

    ミロカロスHP:l
    (やけどのダメージ)

    メガボーマンダHP:lllllll
    (やけどのダメージ)

    早苗「その僅かな体力なら壁状態2ランクダウンのりゅうせいぐんでも、やけど状態おんがえしでも充分です! ここは敢えての、ボーマンダりゅうせいぐん!」

    メガボーマンダ「マンダァアアアア!!!」

    ミロカロス「ミロカ……」
    ミロカロスHP:瀕死

    メガボーマンダHP:llllll
    (やけどのダメージ)

    妹紅「まさかの勘違い……しかしこれも運命、ごめん、そしてありがとうミロカロス」

    妹紅「だが、私の勝ちは揺るがないな。ファイアロー、ブレバで終了だ!」

    ファイアロー「アローッ!!」
    ファイアローHP:llllllllllllllll

    メガボーマンダ「マンダ……」
    メガボーマンダ:瀕死

    早苗「ボーマンダありがとう!!!」



    諏訪子「いやー、手に汗握る対戦だったね」

    アリス「まさか妹紅が勝つなんてね。早苗のポケモン無茶苦茶強いのに」

    輝夜「早苗は戦略負けしてるわよね」

    早苗「えへへ、どうしても上から叩きたくなっちゃうんですよ」

    アリス「というか、私達の戦いより盛り上がってた気がするわ」

    輝夜「うん……」

    諏訪子「まぁ色んな事が起きるしね、だから面白い。さ、次は誰と誰だっけ?」

    妹紅「輝夜と諏訪子だな。どうなるのか見ものだ」

    輝夜「諏訪子って今回どういう面子で来るのかしら……」

    アリス「私達の中で一番戦闘PTのメンバーチェンジ激しいのって諏訪子だもんね」

    早苗「諏訪子様は毎回色々変えてきますから対策が立てられなくて困ります」

    妹紅「お前が言うか」

    諏訪子「楽しみだね。とりあえず、準備しよう」

    アリス「というか、自分で言い出しておいてあれだけど、自ポケ紹介やめにしない? 戦闘のテンポ乱れてるみたいでなんか嫌だわ」

    諏訪子「あー、わかる。やめよっか」

    妹紅「異議はない」

    早苗「仕方ないですね」



    ♪戦闘!バトルシャトレーヌ(ORAS)
    (輝夜選択戦闘曲)

    第十七回守矢ポケモンクラブ交流戦 第三試合

    輝夜 VS 諏訪子



    輝夜PT                 諏訪子PT

    サーナイト(サーねえさん)        ギャラドス(すいりゅう)
    ムウマージ(ムウちゃん)         ランドロス霊(地神)
    ドレディア(ちゅりん)          ヒードラン(ごぼごぼ)
    クチート(くちゅん)           ナットレイ(ちくちく)
    ミミロップ(みみぃ)           サザンドラ(悪龍)
    サンダース(サンちゃん)         ガラガラ・アローラの姿(ほねこ)
    *()内はニックネーム


    早苗「こ、このパーティ、いやヤーティは……」

    妹紅「諏訪子は今回論者なのか……」
    *論者=役割論理を駆使するトレーナーのこと。

    諏訪子「喋り方変えないからガチャピンだけどね。今回はこれでいくよ」
    *ガチャピン=PTはヤーティ(役割論理PT)だがロジカル語法を使わない人のこと。役割論理やその用語についてはここでは解説しません。

    アリス「輝夜はブースターしか変えてないのね」

    輝夜「特に上四体は変えるつもりないしね」

    妹紅「サーナイトだけで何十も型作ってるやつに言われるともう色々通り越して拝みたくなるよ全く」

    早苗「さ、二人ともバトルスペースに行ってください!」


    諏訪子「さて……」

    諏訪子「輝夜のことだからサーナイトかクチートは出してくるだろうね。となると受けにナットレイかヒードランが必要。良い具合に役割が持てて有効打があんまり飛んできそうにないヒードランがいいかな」

    諏訪子「一致で狙ってこれるのがメガミミロップだけど……きもったま厄介だなぁ。ギャラドスで受けるか。過労死しそうだけど」

    諏訪子「ギャラドス対策するだろう厄介なサンダースをランドロスで倒すか。サザンドラは格闘やフェアリーがいる輝夜のPT相手じゃ誘うにしたってちょっと辛いものがあるし」

    諏訪子「えらんだよー!」

    輝夜「じゃ、よろしく」

    輝夜「行っておいで、みみぃ!」

    ミミロップ「みみぃ!」
    ミミロップHP:llllllllllllllllllll

    輝夜「う~んもうテラプリティ! でもメンバー入りしたのはORからなのよねぇ」

    諏訪子「いや紹介的なのやめるんじゃないの……でも、やっぱりそうきたか~。そう思ってたよ、すいりゅう!」

    ギャラドス「ギャラ!」
    ギャラドスHP:llllllllllllllllllll

    みみぃの攻撃が下がった。



    妹紅「いきなり輝夜の対面不利だな」

    アリス「サブウェポンでなんとかなったりしない?」

    妹紅「10万ボルトか? Cに振ってないだろうミミロップの10万ボルトでは4倍とはいえ半分くらいしか削れないな。それにそもそも技に入れてるかわからない」

    早苗「諏訪子様が何を使ってくるかによって交代先が決まりますね。対処できる相手がいればですけど」

    妹紅「問題は輝夜がそこまで考えて選出してるかどうかだ」


    輝夜「みみぃ交代よ! サンちゃん! うちのカッコイイ担当! まぁある人見習って育てたんだけど」

    サンダース「サン!」
    サンダースHP:llllllllllllllllllll

    諏訪子「えへへ、そうなると思ってた。悪いね、アクアテール!」

    輝夜「うげ」

    サンダースHP:lll



    アリス「うわ、サンダースもうやばいじゃない」

    妹紅「サンダースは典型的なアタッカーだからな。CSぶっぱだろう。入れてるかわからないがランドロスがいれば読み交代もあるが、攻撃で充分負荷かけられるしな」

    早苗「ギャラドスのアクアテールで低乱1ですからね。ギャラドスに有利対面できるのがサンダースくらいしかいませんけど、電気は水を軽減できるわけじゃないですからね~」

    アリス「他人の対戦になると言うようになるわね」

    早苗「えへへ、なんていうか、自分がやると熱くなっちゃうんですよね」



    輝夜「よかった、倒れなかった。さあ、こっちからもいくわよ!」

    諏訪子「交代! すいりゅう戻って! ごぼごぼ、いっておいで!」

    ヒードラン「ゴボゴボ!」
    ヒードランHP:llllllllllllllllllll

    輝夜「サンダース、めざめるパワー……えっうそでしょ!?」

    諏訪子「ランドロスが出てくると思った? 残念! ヒードランちゃんでした!」

    ヒードランHP:lllllllllllllllllll


    妹紅「絵に描いたような綺麗な読み交代だな」

    アリス「1ミリしかダメージ削れてない……」

    早苗「10万ボルト読みランドロス読みのめざパ氷だったんでしょうけど、諏訪子様はそれを更に読んでのヒードランでしたね」

    妹紅「氷1/4なうえHPに振ってるんだろうな。ダメージ入ってるのかさえ怪しいレベルだ」

    早苗「というか、輝夜さんのPTにヒードラン止められるポケモンいなくないです……?」

    妹紅「そうだな、とても辛いな」

    早苗「に、にどげり(震え)」

    妹紅「アカン(無情)」

    アリス「じゃあサンダースにごめんなさいしてミミロップ出すのかしら」

    早苗「そうしたらギャラドス止められる子がおそらくいないんですよね」



    輝夜「ええいサンダース、10万ボルトよ!!」

    諏訪子「お、撃ってきたね。でもごめんよ、交代さ」

    ランドロス「ランドォ!」
    ランドロスHP:llllllllllllllllllll

    サンダースの攻撃がさがった

    ランドロスには効果がないようだ…

    輝夜「…………」


    妹紅「これまた絵に描いたような無償降臨」

    早苗「諏訪子様さすが上手ですね。でも、何で入れ替えたんでしょう」

    アリス「っていうと?」

    早苗「対面有利に見えますが、輝夜さんのサンダース、めざパは氷です」

    妹紅「諏訪子のポケモンがヤケモンなら、H振りランドロス(霊)にCぶっぱめざパ氷は確2だが8割以上のダメージが期待できる。持ち物次第では乱1も狙えるな。サンダースのほうが素早さが速いし、このまま戦えば勝てはするが痛手を負うぞ。いかくも意味無いしな」

    早苗「ただ、メガネや珠はもう無いですし、いいとこ帯持ちですかね。高乱1が取れます」



    輝夜「おのれー! めざパよめざパ!」

    諏訪子「交代だよ~。ごぼごぼおいで」

    ヒードランHP:lllllllllllllllllll

    輝夜「むきいいいいい」



    アリス「遊んでるわ……」

    早苗「少しずつ攻撃してはいますが、与えるダメージ的に考えてものすごく切ないですね……」

    妹紅「流石にこの状況、遊びすぎだろう」

    アリス「というより、輝夜をドツボに追い込んでるんじゃない?」

    妹紅「交代か居座りかで悩ませて判断力低下を狙ってるってか。性格悪いな~論者とは思えない」

    早苗「こうどなしんりせん()」



    輝夜「次は……次は……ええい10万ボルト!」

    諏訪子「わ、大正解。ごぼごぼの体力が減らされちゃった。おかえしに、マグマストームいっちゃうよ」
    ヒードランHP:llllllllllllll

    サンダース「サン……」
    サンダースHP:瀕死

    輝夜「やられたわ……ごめん、サンちゃん」



    アリス「ヒードランのHPは半分くらいになったけど……」

    妹紅「マグマストームで無振りサンダースは確2、ダメージで言えば6割強~7割強だな」

    アリス「アクアテールでHP削れてもうほとんど瀕死なのに……最初からマグマストームでよかった気がするわ」

    早苗「諏訪子様が考える事はちょっとわかりませんね」

    妹紅「まぁ、交代読みが完全に当たっていたから綺麗にまとまったものの……輝夜が一つでも違えばやられる可能性あっただろうに」

    アリス「すごい賭けしてたのね」

    早苗「というより、そうやってバトルを楽しんでるんだと思います。勝ち負けじゃないんです」

    アリス「へぇ……」



    輝夜「みみぃ!」

    ミミロップ「みみぃ」
    ミミロップHP:llllllllllllllllllll

    諏訪子「まぁ交代するけど」

    ギャラドス「ギャラァ!」
    ギャラドスHP:llllllllllllllllllll

    ミミロップの攻撃がさがった

    輝夜「華麗に踊りましょ! メガ進化!」

    メガミミロップ「みみぃ!」

    輝夜「とびひざげり!」

    ギャラドスHP:llllllllllllllll



    早苗「いかくは辛いですね。てか輝夜さんノリノリでメガ進化の口上やっちゃってますね」

    アリス「言いたくなるのはわかるけど、まぁ」

    妹紅「というか私達も言ってたような……」

    早苗「ともかく、ギャラドスにとびひざげりはほとんどダメージ入りませんね」

    妹紅「2割ちょいだな。いかくも入ってるし余計に辛いだろう。交代は充分読めただろうに、まさか判断力低下がきいてるのか?」

    アリス「輝夜はやっぱり交代?」

    妹紅「とは思うが……さっきみたいにアクアテールでほとんど削られる可能性のほうが高いな」

    早苗「っていうかギャラドスの持ち物ってなんでしょう? とびひざげりで削られなかったからゴツメじゃないですし」
    *ゴツメ=ゴツゴツメット。直接攻撃してきた相手に1/6のダメを与える

    妹紅「輝夜の最後のポケモン次第だな。まぁ、厳しそうだが」


    輝夜「みみぃおんがえし!」

    諏訪子「ええっ突っ込んできた!」

    ギャラドス:llllllllll

    諏訪子「読みはずれたな~。すいりゅう、アクアテールZ!」

    メガミミロップ「み…………みぃ」パタリ
    メガミミロップHP:瀕死

    輝夜「耐えられなかったわね……ありがとう」


    早苗「水Zでしたねギャラドス」

    妹紅「メガミミロップにアクアテールZは確1だな。諏訪子的には交代先に負荷をかけたかったんだろうけど……」

    アリス「これで輝夜は残り1体。何を出すのかしら」

    早苗「順当に行けばサーナイトかな?」


    輝夜「サー姉さん、お願い!」

    サーナイト「るー!」
    サーナイトHP:llllllllllllllllllll

    ♪アピール☆ラブ(ORAS)

    輝夜「おいでました! うちの美人かっこかわいい最愛ポケモン! どこをとっても何をしても完璧すぎて萌え死ぬ。ゲームの世界に行って抱きしめたいわぁ」

    諏訪子「……なんだか嫌な予感がするな、と」


    アリス「音楽変わったんだけど」

    妹紅「あいつ自前で音楽用意してやがるな……どんだけサーナイト好きなんだよ」

    早苗「あはは……」

    アリス「それで、状況としては、輝夜が残り元気なサーナイトだけ。諏訪子は、HP半分くらいのギャラドス、元気なランドロス、HP半分くらいのヒードラン。体力減ってるやつもいるけど3体いるうえ相性的に考えてヒードランが辛いし……もう勝負あったかしら」

    早苗「そう見えますが……」

    妹紅「本当にそうだろうか。この試合、一つ間違えれば諏訪子が負けるぞ」

    アリス「ええっ、こんな状況なのに?」

    早苗「輝夜さんのサーナイト、沢山いすぎてどの型かわかりませんからね……個人的勘ですが、いつもの子じゃない気がします」

    アリス「ニックネーム的には旅パの子だけど……同じ名前で10体くらいは型があったわねそういや」

    早苗「というか、全く同じ型だけど名前が違うだけとかいますね……」

    妹紅「こんな状況なのに、諏訪子が実は追い詰められてる可能性があるんだよな……」



    輝夜「さあ、どうしたのかしら。早く行動を選んでちょうだい」

    諏訪子「そのサーナイト……絶対いつものじゃないよね」

    輝夜「どうかしらね? そう思うなら、対策何か仕掛けてきたら?」

    諏訪子「あーうー……ならそうさせてもらうよ!」

    諏訪子「すいりゅう交代! 地神!」

    ランドロス「ランドォ!」
    ランドロスHP:llllllllllllllllllll

    サーナイトの攻撃が下がった

    輝夜「ふうん、良い読み。残念ね、サー姉さん10万ボルト」

    サーナイト「るー……」

    ランドロスには効果がないようだ…


    妹紅「やはり10万持ちか。となるとあのサーナイト、技の範囲が広いタイプだ」

    アリス「っていうと?」

    早苗「不一致のサブウェポンを幾つか持ってるっていうことです。最低でもあと一つは」

    妹紅「ミミロップが退場した今ギャラドスはほぼ役目を終えてるし次に繋げるかとも思ったが……またしても諏訪子の読み炸裂だな。まぁ、10万確定した今ギャラドスはどのみち何もできないが」


    諏訪子「やっぱり10万持ってたか。すいりゅうを無駄死にさせずに済んだよ」

    輝夜「Sに振ってないから先に攻撃されちゃうものね。でも、何もできずにムンフォやサイキネだったかもしれないわよ?」

    諏訪子「どちらにせよ地神は落ちないからね。まぁ死に出しが正解だったかもしれないけど……全く、焦らせてくれるよ」

    輝夜「さて、次はどうするのかしら」

    諏訪子「困ったな……」



    妹紅「あのサーナイト持ち物なんだろうか。少なくともサーナイトナイトではないが」

    早苗「迷わず10万って事はメガネでもなさそうですね。万能型だし、珠か帯辺りかな?」
    *メガネ=こだわりメガネ。一つの技しか出せなくなるが、特殊攻撃が1.5倍に。
    *珠=命の珠。与ダメが1.3倍になるが、HPが1/10減る。
    *帯=達人の帯。弱点となるタイプで攻撃したとき、ダメが1.2倍に。

    アリス「じゃあZクリスタル?」

    妹紅「だとしたら、ムンフォZかサイキネZか……いや、輝夜の言葉がミスリードの可能性もあるが……」

    アリス「Zにしてもどれで使うかはわからないって事ね」

    早苗「それだけじゃありません。この状況、ランドロスにS振ってあるかどうかか、そうでなければそれぞれの読みで全てが決まります」

    アリス「というと?」

    早苗「単純に、ランドロスにS振ってるのならランドロスのほうが速いのでサーナイトは攻撃されて終わりです。なので、S振ってない場合の話をします」

    妹紅「まず、ギャラドスはS振ってないようだから10万持ちのサーナイトには勝てないから除外。サーナイトはCSぶっぱだろうし、10万は余裕で確1。となると諏訪子の手は居座りかヒードランに交代だ」

    早苗「ヒードランはエスパー半減フェアリー1/4にできますし、仮にZで撃たれてもムンフォならほとんどダメージないし、サイキネでも1割くらい残ります」

    アリス「ヒードランHP半分くらいだものね。それでも耐えるのか……」

    妹紅「ちなみに居座っても、フェアリーかエスパーZ撃たれれば高乱1だ。ランドロスの攻撃としては、じしんで確1になる。ランドロスのやられる確率が81%の高乱1だから、19%にかけなきゃいけなくなるけどな」

    アリス「ヒードランだと大丈夫じゃないの?」

    早苗「そこが、サーナイトの最後の技枠ですよ。判明してるのは10万だけですが、残りを仮にムンフォとサイキネとして、最後の一つはおそらくきあいだまです」

    妹紅「昔は単純にあく対策としてきあいだまはよく採用されてたからな、今じゃフェアリーがあるからいいが……そうでなくとも、かくとうを覚えていると何かと役に立つからな」

    アリス「その場合どうなるの?」

    早苗「HP満タンなら7~8割のダメージ受けで耐えますが、HP半分なのでまず無理ですね」

    妹紅「ただ、きあいだまは命中が70と低い。かみなりやふぶきと並んでよくはずれる技だ」

    早苗「交代の場合はずれさえすれば無償降臨ですが、サーナイトのほうが素早さが速いので攻撃を当てるにはもう一度はずれてくれないとダメですね。まぁこの状況で交代読みきあいだまなんてしないでしょうけど」

    妹紅「きあいだまはランドに居座られたらおしまいだからな。ランド相手なら、ムンフォZとサイキネZならサイキネ安定だ。現状諏訪子がS振ってないのなら、サーナイトはランドもヒードランもギャラドスも倒せる術を持っている。この状況下なら3タテできるんだ」
    *3タテ=1体のポケモンで3体を倒す事。

    アリス「なにそのサーナイトこわい」

    早苗「ただ、ここでZ消費して交代ヒードランかギャラドスに受けられたら輝夜さんは負けます。ランドを一撃で倒せなくなりますからね」

    妹紅「ランドロスを1撃で倒せる可能性があるのはZ技だけだからな。諏訪子は交代安定……のように見えて、Z技以外なら即終了だ。対面でマトモにサーナイトの相手できるやつがいない。いかにして輝夜にZ技をランドロス以外に撃たせるかだ」

    アリス「……つまり整理すると、輝夜が勝つには、ランドロスをZ技で落とす、ヒードランやギャラドスをZ技以外で攻撃する。負ける場合は、ヒードランやギャラドスでZ技を消費してしまう、ランドロスを一撃で落とせない……でいいのかしら」

    早苗「ですね! まぁ正確に言えば、ギャラドスと交代してZ技以外で倒してもらった場合には、同じ状況に再度持ってくることはできますが……」

    早苗「諏訪子様の立場から勝ち筋を見ればランドでじしんかヒードランギャラドスに交代かの二択です。ランド居座りでZ技耐えか通常技受けか、ヒードランギャラドス交代でZ技受けて耐えるか倒れるか。あとはきあいだまの命中次第。結局、輝夜さんの技を読みきれるかどうか、ですね」

    妹紅「今にして思えば、サンダースがめざ氷を持ってたのが利いたのかもしれないな」

    早苗「ですねぇ。サンダースをランドロスでいなすはずが、めざパ警戒するハメになりましたからね。まぁその予想を確かめるためのヒードラン交代だったんでしょうけど、ズバリ当たっちゃって迷ったんでしょうね。10万がヒードランに入らなければ諏訪子様の勝ちでしたし、反対に、ランドロスをめざパ氷で落とされたらその時点でほぼ確実に諏訪子様の負けでした」

    妹紅「交代しまくってたのは遊んでただけじゃなく、輝夜がどういう行動に出るか見てたんだな。揺さぶってるつもりが、内心揺さぶられていたというわけだ」

    アリス「皆そんなことまで考えながらポケモンしてるの? 怖いわぁ」



    輝夜「さ、次のターンどうする?」

    諏訪子「怖ろしいねまったく……よし、決めた! いくぞー!」


    早苗「どう出るんでしょう」

    妹紅「わからんな……」

    アリス「こっちが緊張するわね……」


    輝夜「…………」

    諏訪子「…………」

    サーナイト「…………」

    ランドロス「…………」

    輝夜「ん、交代しないのね、ありがとう……決めておしまい! サイキネZ!」

    サーナイト「るー!!」

    ランドロス「……………ロス」ドシン
    ランドロスHP:瀕死

    諏訪子「やっぱりZ……それに、耐えられなかったかぁ……ありがとう地神」

    諏訪子「じゃ、ごぼごぼお願いするかな!」

    諏訪子「さて。ごぼごぼの持ち物はたつじんのおび。選択技はラスターカノン。サーナイトに対して確1が取れる。そのサーナイトはおそらくきあいだま持ち。つまり、そのきあいだまが当たるかどうかで勝負が決まる!」

    輝夜「当てるわよ、必然力でね」

    諏訪子「都合良い時だけ論者精神はありえないよ! さあ、かかっておいで!」

    ヒードラン「ドラァアアア!!」
    ヒードランHP:llllllllllllll

    輝夜「じゃあ愛かしら! サーナイト、きあいだま!!」



    早苗「これあれですね。輝夜さんの頭の中で、今までのサーナイトとの思い出が映し出されてますね」

    アリス「それってフラグって言うんじゃないの?」

    早苗「いえ、漫画なんかではこれ、勝つ時に流すやつです」

    妹紅「ということは……」



    輝夜「…………」

    諏訪子「…………」

    ヒードラン「…………ゴボ」ドサッ
    ヒードランHP:瀕死

    輝夜「やったわサーナイト! テラかっこかわいい!」

    諏訪子「やられちゃったなぁ、必然力が足りなかったか……ありがとね、ごぼごぼ」

    輝夜「さ、どうする?」

    諏訪子「うーんすいりゅうじゃ10万たえられないよね。S振りしてれば先攻撃できたけど……降参します」

    輝夜「やったー!」

    早苗「という事は輝夜さん2勝で、決勝ですね!」

    妹紅「つまり私がもう1回勝てば決勝戦というわけか」

    アリス「次が私と妹紅ね……」

    早苗「アリスさんが勝てば妹紅さん、アリスさん、次の試合で私か諏訪子様の勝った方が決勝のチケットを賭けて勝負ですね!」

    妹紅「ふふふ、負けてやる気はないからな」

    アリス「頑張ってみるわ」




    ♪戦闘!ジムリーダー(BW2)
    (妹紅選択戦闘曲)

    第十七回守矢ポケモンクラブ交流戦 第四試合

    妹紅 VS アリス



    妹紅PT                 アリスPT

    ファイアロー               ラグラージ
    シャンデラ                ガルーラ
    ゴウカザル                マリルリ
    エレキブル                カイリュー
    ミロカロス                ハッサム
    サメハダー                テッカグヤ




    早苗「二人ともメンバーは変わらずですね。妹紅さんがコケコからサメハダーに戻してます」

    妹紅「本来はこの面子が一番のスタメンだからな」

    諏訪子「あとは、同じポケモンでも型が違うかもしれないね。輝夜には負けるけど、皆同じポケモンで色々型があるから」

    輝夜「まぁ私はその分使うポケモンが決まってるから」

    妹紅「私はもういいぞ。アリスはゆっくり選んでくれていいからな」

    アリス「ありがと。是非ともそうさせてもらうわ。先にバトルスペースに行ってるわね」



    アリス「さて……妹紅のPTは炎3体、水2体、電気1体。偏ってるように見えて、意外とバランスが取れてるメンバーのような気がするわ。ねらい目は結構あるんだろうけど……」

    アリス「炎が1体は入るだろうからハッサムはそれだけで厳しい。ファイアローなんて酷いもんよね。テッカグヤは炎にくわえエレキブルにも2倍を取られる……確かエレキブルの10万ボルトで確2だったはず。Z化で余裕の確1ね」

    アリス「カイリューは水面子の氷技が怖いわね。炎とエレキブルに強いラグラージは決定かな……? エレキブルくさむすび覚えなかった気がするし。マリルリならゴウカザルやサメハダーなら押さえ込めそうだけど、エレキブルに弱いわよね……」

    アリス「他に心配といえば、ガルーラのノーマルをシャンデラで受けられてしまう可能性があるくらい……? うーん、可能性を考えてたらキリないわね。みんなどこにおとしどころ見つけてるのかしら」

    アリス「はぁ……まだまだ私には早苗たちみたいに色々考えて対戦するのは難しいわね」

    アリス「……よし、ちょっと自信ないけど、アレでいってみようかしら」


    アリス「妹紅、こっちも準備OKよ!」

    妹紅「あいわかった。では、私も位置につくかな」


    輝夜「がんばー」

    早苗「しっかりー!」

    諏訪子「それ、新体操の応援」

    早苗「えへへ。さ、最初のポケモンは何でしょうね?」


    アリス「行っておいで、カイリュー!」

    カイリュー「リュー!」
    カイリューHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「出番だ、エレキブル!」

    エレキブル「エレ!」
    エレキブルHP:llllllllllllllllllll


    早苗「おお、カイリューとエレキブルですか」

    諏訪子「広く妹紅のポケモンが見れるカイリューと、炎対策のマリルリ読みエレキブルってところかな?」

    輝夜「エレキブルはマリルリにピンポイント? マリルリいるなら止めたいだろうから大事に使いたいし、交代かしらね?」

    早苗「まぁそうでしょうね。でもその隙に竜舞されそうです」

    諏訪子「無償降臨じゃないか~。でも妹紅のPTに竜を相性で受けられる子いないから、いきなり不利だよね」

    輝夜「マルスケが無ければれいとうパンチで確1なんだけどね。厄介な特性だわ」

    早苗「エレキブルはカイリューのじしんで確1ですし、双方攻撃ならカイリューに傷残して退場する流れになりそうです」

    諏訪子「まぁでもボルチェンからのじしん回避じゃないかな?」
    *ボルチェン=ボルトチェンジ


    妹紅「エレキブル、ボルトチェンジ!」

    アリス「っ、そうくるわよね……」

    カイリューHP:llllllllllllllllll

    妹紅「続いて、シャンデラだ!」

    シャンデラ「デララ!」
    シャンデラHP:llllllllllllllllllll

    アリス「カイリュー、竜の舞!」

    カイリューの こうげき ぼうぎょ すばやさがあがった!


    早苗「おお、初手竜舞。マルスケが潰されてしまったのは痛いですが、安全に舞えましたね。ボルチェンのダメージも全然です」

    諏訪子「積み技なんてぇ」

    輝夜「あんまり論者してない貴女が言ってもネタにしか聞こえないわよ」

    諏訪子「あれ、やっぱり?」

    早苗「マルスケ無くなったとはいえ、ほぼHP満タンでABS1ランク上がったカイリューです。辛い戦いになると思いますが……」

    輝夜「私は交代先ミロカロスだと思ってたわ。交代読み10万受けても3割~4割しかダメージ入らないし、どうせやけどだろうから麻痺もしないし」

    諏訪子「ミロカロスは読みやすくない? まぁ結果竜舞だったけどさ」

    早苗「どういう戦略でくるんでしょうかね……」


    妹紅「カイリューが入っているだろう事はわかっていたさ。だが、敢えてシャンデラを場に出した意味がわかるか?」

    アリス「交代先を読ませたくなかったから?」

    妹紅「シャンデラならカイリューを落とせるからだ! シャンデラ、めざめるパワー!」

    カイリュー「」
    カイリューHP:瀕死

    アリス「えっ、うそでしょ!?」



    輝夜「これは……」

    早苗「まさかの」

    諏訪子「シャンデラのCが凄いのは知ってるけど……まさか、積んだ相手さえ抜くとはね」

    輝夜「えっと、これシャンデラの持ち物はスカーフ確定よね。同速だから先制は50%、ひかえめシャンデラのめざパで超高乱1だけどボルチェンのダメージがあるから一撃か」

    諏訪子「いやこのシャンデラおくびょうかもよ?」

    輝夜「え、じゃあこれボルチェン込みでカイリュー落とし調整ってこと?」

    諏訪子「じゃないかな。しかもスカーフまで用意してるって事は、竜舞も視野に入れた対策……まぁ、相手が私達だからこその対策かも」

    早苗「確かにこれ、交代読みはできそうだけど交代先はミロカロス辺りだろうから竜舞でなくても普通に10万撃ちそうですね」

    輝夜「シャンデラに10万は……これも3割しかダメージ無いわ。舞ったって事はカイリューはたぶんいじっぱりだし」

    諏訪子「つまり、おおよそ何がきてもカイリューはこうして倒す事ができるってわけか……」

    輝夜「これ対面カイリューじゃなかったらシャンデラどうしたのよ……」

    諏訪子「スカーフアタッカーでも活躍の場は広いし、そう問題じゃない立ち回りも考えてあるんじゃないかな。コンボって言ってもエレキブルはボルチェンしただけだし」

    早苗「何にしても、アリスさんかなり痛手ですね……」



    アリス「やってくれるわね……マリルリ、頼んだわよ!」

    マリルリ「リルル!」
    マリルリHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「ほう。ラグラージで来ると思っていたが、マリルリを選んでいたか」

    アリス「私も、炎はゴウカザルで来ると思ってたわ」

    妹紅「あまり突飛な策は得意ではないが……一筋縄ではいかないぞ私は」

    アリス「私もそれなりに色々考えてみてるの」


    早苗「アリスさんの二番手はマリルリですか」

    輝夜「あれって早苗の竜対策だっけ?」

    早苗「ですね。私はピクシーをお勧めしたのですが」

    諏訪子「まぁシャンデラに対して有利対面ではあるね。それにシャンデラはめざ氷しか撃てないから交代を余儀なくされるはず」

    早苗「そうなると次に何を出してくるのか……あれ? でもこれってもしかして……」


    妹紅「シャンデラ交代だ。ミロカロス!」

    ミロカロス「ホォーン!!」
    ミロカロスHP:llllllllllllllllllll


    早苗「やっぱりミロカロスいましたね」

    輝夜「もこたん今回は、エレキブル、シャンデラ、ミロカロスなのね」

    諏訪子「もう手の内明かしちゃったけど、アリスを倒せる算段つけたのかな?」

    早苗「でも、エレキブルと交代じゃなかったですね」

    諏訪子「まぁ電気は水を半減できるわけじゃないしね」

    輝夜「受けにいったって事? にしては手が見えないわね……」


    アリス「ふふ、諏訪子的に言えば無償降臨を赦すけど、こちらも無償で積む事ができるわ……」

    アリス「マリルリ、はらだいこ!」

    マリルリ「リル!」

    マリルリのこうげきが さいだいまであがった!

    マリルリHP:llllllllll
    (はらだいこによるHP減少)

    マリルリは もっていたオボンの実で たいりょくを回復した!

    マリルリHP:lllllllllllllll
    (オボンの実で回復)


    早苗「アリスさんいつの間にはらだいこマリルリなんて!」

    輝夜「オボン食べたって事は、HPが偶数になるよう調整してるわねこれ……」

    諏訪子「てことはこのマリルリ、特性はちからもちか」

    輝夜「メジャーな戦法とはいえ、きちんと導入できてるわね」

    諏訪子「6ランクも積まれたら大変だよ。ミロカロスはくろいきり覚えるけど……」

    輝夜「もこたんがくろいきりを覚えたミロカロスを使ってるかどうかは……少なくとも私は見た事ないわ」

    早苗「すると妹紅さんが取れる対策といえば……」

    輝夜「さいみんじゅつで眠らせてしまうか、ダメージの大きな技で戦闘不能に持ち込むこと。でも、ミロカロスにマリルリを一撃で葬る術は無いわ」

    諏訪子「アクアジェットでは流石にミロカロスは落ちないからね。じゃれつくなら確1だけど、ミロカロスに行動を赦してしまう。まぁアクジェで落とせなくても同じだし、アリスはじゃれつくで来ると思う」

    輝夜「じゃれつくがはずれることにかけるか……何にせよ、ミロカロスが何とかできないとシャンデラもエレキブルもアクジェで確1よ」

    早苗「ひええ! アリスさんすごいです!」


    アリス「さあ妹紅、どうくるかしら?」

    妹紅「く……これは正直、やばいぞ……このまま3タテされるかもしれない……」

    アリス「さあ、どうかしら!」

    妹紅「っく……み、ミロカロス! ねっとうだ!」

    ミロカロス「ミロオオオオオオオ!!」

    マリルリHP:lllllllllll

    アリス「どうやら、くろいきりは覚えてないみたいね、安心したわ。でも、これで心置きなく攻撃ができ」

    マリルリ「あつい」

    マリルリは やけどを おった!

    アリス「え?」


    輝夜「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

    早苗「っちょwwwアリスさんwwwwww」

    諏訪子「これは……30%引いちゃったのか……」

    輝夜「まぁwwwwwwwwかみなりがはずれる確率と同じですしおすしwwwwwwwww」

    早苗「アリスさん運無さすぎでしょ……」


    アリス「えええええ?」

    妹紅「いや、その、なんだ。確かにダメ元で狙いはしたが……本当になるとは思わなかった」

    アリス「流石にこれは辛いわ……とりあえずじゃれついて」

    マリルリ「リル……」

    ミロカロスHP:llllllll

    ミロカロスHP:lllllll
    (やけどのダメージ)

    マリルリHP:llllllllll
    (やけどのダメージ)


    早苗「これでまたわからなくなってきましたよ」

    諏訪子「まさかこのタイミングでやけどとはね。でも、やけど状態でも強いは強いよ」

    輝夜「ミロカロスの体力が3割強。やけど状態のアクジェじゃ6積みでも1割程度しか削れないし、じゃれつかないと無理ね。最後の技枠が何かわからないけど……」

    諏訪子「最初にじゃれついてきたって事は、ミロカロスに対する有効打ではないっぽいね」

    早苗「格闘枠でばかぢからとかですかね?」

    輝夜「ありそうね。6ランク上げるわけだし多少下がっても気にならない」


    妹紅「よし流れがきてるぞ。ミロカロス、すまないがねっとう撃って休んでくれ!」

    ミロカロス「ホォーン!」

    マリルリHP:lllllll

    アリス「計算が狂ったわね……まぁそんなに深い計算なんてできないんだけど。マリルリ、じゃれつく」

    ミロカロス「ホォーン…」
    ミロカロスHP:瀕死

    マリルリHP:llllll
    (やけどのダメージ)

    妹紅「最高のチャンスをありがとうミロカロス」

    妹紅「さあ、エレキブル。ミロカロスのくれたチャンスを繋げるんだ!」

    エレキブル「エレ!」

    エレキブルHP:llllllllllllllllllll

    アリス「まずいわね……アクアジェットで落とせるかしら。マリルリ、アクアジェット!」

    エレキブルHP:llll

    アリス「やっぱり無理か……」

    妹紅「さあエレキブル、かみなりパンチ!」

    マリルリ「リルル……」
    マリルリHP:瀕死

    アリス「ごめんねマリルリ……ありがとう」


    早苗「ついにアリスさん最後の1体になりましたね」

    輝夜「最後は何を出すのかしら。妹紅の前で選びにくい鋼は入れてないなら、ガルーラかラグラージね」

    諏訪子「炎に強いラグラージっぽいけど……ガルーラだとゴウカザルが怖いし」


    ♪勝利は目の前!(BW2)

    アリス「さあ! 私の最終局面、いってみようじゃないの! ラグラージ、最後お願い!」

    ラグラージ「ラグ!」
    ラグラージHP:llllllllllllllllllll

    妹紅「最後はやはりラグラージか。エレキブルでは有効打が無いし、私の炎たちに対して有利対面できる」

    アリス「まぁね。じゃあ、雌雄を決しましょうか」

    アリス「ラグラージメガ進化!」

    ラグラージ⇒メガラグラージ

    メガラグラージ「ラグ!」

    妹紅「まぁそうなるよな。エレキブル、クロスチョップだ!」

    メガラグラージHP:llllllllllllll

    アリス「ラグラージ、じしんよ!」

    エレキブル「ブル……」
    エレキブルHP:瀕死

    妹紅「私も最後の1体になってしまったな……シャンデラ!」

    シャンデラ「デララ」
    シャンデラHP:llllllllllllllllllll



    早苗「アリスさんの有利対面ですね! 交代はもうないし、じしんでシャンデラは一撃のはずです」

    諏訪子「浮いてそうに見えるけどふゆうじゃないしね」

    輝夜「もこたんはスカーフでらら。先に行動はできるけど……」
    *でらら=シャンデラのこと。輝夜がたまにこう呼んでるだけ。

    早苗「臆病シャンデラでメガラグラージの残り体力8割くらいを削りきることってできますっけ?」

    諏訪子「シャドボもオバヒも3割程度しかダメージないね。かといっておにび入れてもじしんが超低乱1になるだけで、次のターンでどの道状況は同じになるよ」

    早苗「じゃあこの試合はアリスさんの勝ち?」

    輝夜「いやどうかしら……確かもこたんのシャンデラはアレを覚えてる型があったような……」



    妹紅「ふ、水地面を相手に炎は確かに辛い……シャンデラにはゴースト技もあるが、この状況ならゴーストZでも用意していない限りメガラグラージを倒すのは厳しいだろう」

    アリス「そう思って選んだもの」

    妹紅「だが、悪いなアリス。決勝で輝夜を倒すのは私なんだ」

    妹紅「シャンデラ、エナジーボール!!」

    アリス「エナジーボール!?」

    メガラグラージ「……グラ」ドサリ
    メガラグラージHP:瀕死

    アリス「効果抜群……そんな草技を持ってたなんて」

    妹紅「研究不足だったな。水や岩対策に草技を入れるのは割とメジャーだぞ?」

    アリス「そう、よね……あー、悔しいわ。勝てるかもって思ってたのに」

    諏訪子「妹紅の勝利だね! てことは、2勝した輝夜と妹紅で決勝戦だね」

    早苗「でもアリスさん凄いです! はらだいこマリルリなんていつの間に」

    アリス「カイリューでどう竜の舞をしようかと考えてたときにはらだいこの存在を思い出したのよ。それで今回ちょっとね」

    輝夜「タイミングもまたよかったわね。もこたんがカイリューを倒した隙を狙う形になったし」

    妹紅「正直、ミロカロスでやけどを引けるとは思わなかった」

    諏訪子「運も実力のうちだからね。いくら手の内をよく知ってる身内戦とはいえ、運まではどうにもできないよ」

    妹紅「だが、別に負けはしなかったぞ?」

    アリス「え、そうなの?」

    妹紅「エレキブルの持ち物は襷だからな。どのみち耐えてかみなりパンチで落とせた」

    アリス「…………」

    輝夜「どんまい」

    早苗「さ、さて! とりあえず私と諏訪子様の試合がまだですが、どうしましょう? 決勝だけやります? それとも3位決定戦もします?」

    諏訪子「私はどっちでもいいよ」

    アリス「でも、決勝やった後で3位決定戦っていうのもね」

    早苗「じゃあ先にやっちゃいましょう!」

    輝夜「じゃあ、早苗VS諏訪子を先に行いましょうか。準備できたら位置について」

    早苗「負けませんよー!」

    諏訪子「私も頑張るよ」









    後編へ続く!
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