【東方SS】早苗「新年ポケモン対決です!!」(解説編・前編)【ポケモン対戦考察】
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【東方SS】早苗「新年ポケモン対決です!!」(解説編・前編)【ポケモン対戦考察】

2018-01-09 01:31
    これは、東方SS『早苗「新年ポケモン対決です!!」(前編)(後編)』で行っていたポケモン対戦の解説・考察を行う記事です。

    なおこれら対戦は、諏訪子、早苗、輝夜、妹紅、アリスの五人による身内対戦です。彼女達は強いこだわりを持ってポケモンをやっておりお互いの手の内をかなり知り合った中で対戦を行っております。仲のいい友達と何十回と対戦した中で遊んでいるイメージです。

    対戦は実際のポケモンバトルに則って展開されています。ルールや各個体詳細は勿論、ダメージ計算もきちんと某サイトの自動計算ツールを利用して行っていますので、ちゃんとした対戦になっているはずです。
    ただ、全て頭の中で展開して書いているので、何か忘れていたり欠けたりしていたらすみません。見直しするたびに修正箇所が見つかるので、何がしかミスが残ってそう……
    っていうかガチで見直す度に致命傷なミス見つかって修正してるので、投稿後しばらくはサイレント修正繰り返すかも。ミス等あれば教えてくださいorz

    それぞれの対戦で違った項目が解説できるようになってるので、一辺倒な対戦にはなってないはず……

    ちなみに輝夜のPTがまんま私のPTです。



    対戦考察

    *それぞれの固体は、一部を除いて基本的に6Vで、努力値も各々が望む形で割り振られています。
    *同一種でも、対戦ごとに違う型のものを選出していたりするので各能力は対戦ごとに異なります。
    *シナリオ的に輝夜を優勝させると最初に決めていたので、多少強引な対戦になっているかもしれません。
    *それぞれのキャラはポケモン(や対戦)に対する姿勢や想いがそれぞれですので、常にベストな選択をするわけではありません。この辺りはリアルにお考えください。

    *これはあくまで「彼女達の対戦における考察」であり、最善手を指摘する意図は含まれておりません。彼女達はどう考えてどう行動したのかを、他の可能性も見つつ解説するコーナーです。



    一回戦目解説 輝夜VSアリス

    早苗「では、一回戦目解説していきますよ!」

    アリス「頭痛くなりそうだけど、まぁお願いするわ」

    早苗「はい! まず、それぞれが選出したポケモンから見ていきましょうか。ポケモンの名前@持ち物、特性、技の順に記載します」

    輝夜選出
    クチート@メガ石 いかく⇒ちからもち じゃれつく、炎のキバ、ふいうち、つるぎのまい
    ドレディア@ラムの実 マイペース 蝶の舞、花びらの舞、ギガドレイン、ねむりごな
    ムウマージ@ゴーストZ ふゆう シャドーボール、わるだくみ、マジカルフレイム、おにび
    (ひかえ:サーナイト、ミミロップ、ブースター)

    アリス選出
    ガルーラ@メガ石 きもったま⇒おやこあい じしん、ねこだまし、ブレイククロー、おんがえし
    ハッサム@命の珠 テクニシャン つるぎのまい、バレットパンチ、アイアンヘッド、とんぼがえり
    ラグラージ@リンドの実 げきりゅう じしん、たきのぼり、れいとうパンチ、ミラーコート
    (ひかえ:カイリュー、マリルリ、テッカグヤ)

    早苗「えっと、固体値や努力値、性格は書くと長いので割愛します。計算上必要な場合のみ、解説していきます」

    アリス「はいはい」

    早苗「見せ合いの時点で勝負が決まると言っても過言ではない場合が結構あります。そして、誰を選んだかでもまた勝負を大きく左右しますね」

    アリス「いつも悩むのよね。誰が誰に強くて弱くてくらいはわかるんだけど、読み合いのことまで考えるとキリが無くて」

    早苗「ドツボにはまってしまったら意味が無いですし、単純に相手全体を見て、相手の攻撃を受ける事ができるポケモン、有利に攻撃できそうなポケモンを探すといいと思います」

    アリス「そうは言うけど、中々ね」

    早苗「そこはもう慣れていくしかないですね。慣れてくれば、その面子ならおおよそこれとこれの組み合わせはあるだろうなとかわかってきます」

    アリス「まだ私には難しいわね……」

    早苗「頑張るしかないですね!」

    早苗「さて、輝夜さんは相変わらずの可愛いPTですね。誰が相手でもメンバーをほとんど変えないので、ガッツリとは誰の対策もしてない感じですね」

    アリス「型としては?」

    早苗「輝夜さんの特にお気に入りの4体中の3体ですので、ドレディア以外20以上は型ありますし、わかりません」

    アリス「ゲームしすぎ」

    早苗「型といっても、技構成が違うだけとかもあるみたいですけど。全く同じ型でニックネームが違うだけとか。まぁそれより、解説ですね」

    アリス「私の試合だったわけで」

    早苗「解説がしやすいですね! さて、まずはポケモン選びですが、アリスさんはどうしてその3体を?」

    アリス「輝夜はだいたいサーナイトかクチートのどっちかが3体に入るからカイリューはやめといたの。フェアリーやドレディア見てのハッサム、攻撃役にガルーラ、最後はどうしようか迷って、困ったときのラグラージって感じ」

    早苗「なるほど。じゃあ輝夜さんは?」

    輝夜「えっとねー」

    アリス「うわっ! 急に出てこないでよ……」

    輝夜「ごめんごめん。んで私はね、初戦だから特にお気に入りの誰かにしようって思ってたんだけど、皆張り切っちゃうから、大人なサー姉さん(サーナイト)が出番を譲ったのよ」

    アリス「はいはい電波乙」

    早苗「本当に対戦相手の事全く見てないですね……でもその割にはいい具合に刺さってましたけど?」

    輝夜「たぶん、サー姉さん(サーナイト)がその辺は考えてくれたのよ」

    アリス「いったいあんたの中でどんなストーリーが出来上がってるのよ」

    早苗「ま、まぁとにかく実際の対戦を見ていきましょうか。一回戦目、キーワードは『読み合い』ですね!」

    1ターン目

    輝夜はクチートを繰り出した!

    アリスはガルーラを繰り出した!

    ガルーラはクチートのいかくで攻撃が下がった!

    ガルーラメガ進化!

    クチートメガ進化!

    メガガルーラのねこだまし!

    メガクチートHP:llllllllllllllllll

    効果はいまひとつのようだ…

    メガクチートはひるんで技が出せなかった!


    早苗「まぁ、初手ねこだましは割と見ますね」

    アリス「何するにしてもまずはこれかなって」

    早苗「ゴースト以外誰が相手でも襷潰し狙えますし、単純に少量でも確実にHP削れるのはいいですね。仮に相手がゴーストでも、きもったまガルーラならメガ進化する前にねこだまし入れればいいですしね」

    輝夜「ちなみに、メガ進化やポケモン交代を同時に行った場合は、素早さ依存でどっちが先に行うかが決まるわ。それで相手と自分のS差を見れる。まぁ、メガ進化後の行動はメガ進化した姿の能力値で判断されるようになったんだけど」

    アリス「あ、そうだったっけ。何かその辺の判定っていつも忘れるのよね」

    早苗「さて、この状態での睨み合いですが……メガクチートとメガガルーラの対面です。双方、相手を確2で倒せる状態です」

    輝夜「威嚇の素晴らしさを実感したわ」

    早苗「この状態での数値を見てみると」

    A252振りいじっぱりメガガルーラのねこだまし
    H4振りメガクチートに対して15~18のダメージ

    1ランクダウン時同上メガガルーラのねこだまし
    同上メガクチートに対して10~12のダメージ

    早苗「メガクチートに対してアリスさんのとれるメガガルーラでの良手は、抜群が狙えるじしんです」

    同メガガルーラのじしん
    同メガクチートに対して102~120のダメージ

    1ランクダウン時同上メガガルーラのじしん
    同メガクチートに対して68~82のダメージ

    H4振りメガクチートHP:126

    早苗「今回は威嚇で1ランク下がっているので、合計すると最低値で78、最高値で94のダメージとなります。ちなみに、アリスさんが今回選出したガルーラは持っていませんでしたが、ほのおのパンチなら似たようなダメージになります。こちらの場合ですと、じしん読み交代で飛行や浮遊持ちと交代された場合でも安定してダメージを与えられます」

    輝夜「まぁぶーにゃ(ブースター)の事考えると撃ちにくいかもね、もらいびだし。鋼対策に入れてても不思議じゃない状況だしね」

    早苗「ですね。一方輝夜さんの方を見てみると」

    A252振りいじっぱりメガクチートのじゃれつく
    H4振りメガガルーラに対して145~172のダメージ

    H4振りメガガルーラHP:181

    早苗「急所引かない限り、メガクチートでメガガルーラは落とせない状態です」

    輝夜「おそらく地震してくるだろうからムウちゃん(ムウマージ)と交代してもよかったんだけどね。交代を考えるのってプレッシャーかけられてるみたいで嫌なのよ」

    早苗「まぁクチートにはふいうちがありますからね。撃ち合いには強いですから」

    アリス「ふいうちは私もわかってたから、とりあえず地震で削って後は次のターンで考えようと思ったわ」

    早苗「それが次の2ターン目ですね」

    2ターン目

    メガガルーラのじしん!

    メガクチートHP:llllll

    効果は抜群だ!

    メガクチートのじゃれつく!

    メガガルーラHP:ll


    早苗「こうして撃ち合いになりました」

    アリス「ここからが難しかったのよね」

    早苗「アリスさんの立場からすれば、クチートはふいうちを持っていると予想されますのでこのまま攻撃すればやられる可能性が高いです」

    アリス「今回のガルーラは補助技とかねこだまし以外の先制技入れてなかったから、攻撃か交代の二択になったのよ」

    早苗「予想される輝夜さんの手としては、ふいうちか、交代読みでじゃれついて負荷かけるかですね。おおよそは前者を考えます」

    アリス「私はどちらかというと、交代は読まれてる前提で後続に大きく負荷をかけられるじゃれつくでくると思ったのよ」

    輝夜「私は素直に、交代してハッサムか鉄の私になると思ったわ」

    アリス「鉄の私……あぁテッカグヤか」

    輝夜「てへー」

    早苗「アリスさんが取る行動は攻撃か交代ですし、ふいうち警戒されるのはよくある話ですしね」

    アリス「それで、3ターン目みたいになったのよね」

    3ターン目

    アリスはメガガルーラを引っ込めた!

    アリスはハッサムを繰り出した!

    メガクチートの炎のキバ!

    ハッサムHP:瀕死

    効果は抜群だ!

    ハッサムは倒れた!

    アリスはラグラージを繰り出した!


    アリス「とまぁ、完全に読まれてたわけね」

    早苗「サーナイトかクチートをほぼ確定で入れてくる輝夜さんですから、フェアリー受けの鋼は必要です。でもまぁ、こうして読まれやすい手でもあります」

    輝夜「仮にサー姉さん(サーナイト)だったとしても、めざパ炎の型が幾つかあるわ。まぁサー姉さん(サーナイト)の場合だとかげうちしか先制技がないから同じ状況にはならないけどね」

    早苗「取れる行動は色々考えられますが、ここは輝夜さんの読み勝ちですね」

    アリス「結果論だけど、そのまま攻撃してるか、交代読みほのおのキバ読みラグラージ召還って手もあったのよね」

    早苗「まぁふいうちは読み合いですから仕方ないですけど、交代先は考えればラグラージ選べたかもしれませんね」

    アリス「そうよね……で、その次はまたガルーラじゃ読み合いになるし、ラグラージを出したのよ」

    輝夜「そのラグラージ、HA振りだったのね」

    アリス「そうなのよ。まぁ、持ち物がリンドである必要は無かったかも……持ち物もいつも悩むのよね」

    早苗「ラグラージのリンドは元々不一致草技耐え調整のものですからね。ドレディアがいる輝夜さんにはあんまり意味ないです。蝶舞してない状態のはなびらの舞をギリギリ耐えられますが……通常対面したらドレディアを落とせないですからね」

    輝夜「それで、ラグラージが出てきた時に考えたのはラグラージのSよ。種族値的にはラグラージの方がくちゅん(クチート)より速いから、撃ち合いになるなら負けてしまう」

    早苗「なら襷の可能性も考えて、せめてふいうちで潰してから退場したいですしね」

    輝夜「ただまぁ、ちゅりん(ドレディア)がいたし最悪何もできなくてもいいかと思ってフルアタしかけたの」

    アリス「そしたらS振ってなかったっていうね……1回戦目はつくづく輝夜に読み負けてるわ」

    4ターン目

    メガクチートのじゃれつく!

    ラグラージHP:lllllll

    ラグラージのたきのぼり!

    メガクチートはたおれた!

    輝夜はドレディアを繰り出した!


    早苗「ちからもちメガクチートの一致技をここまで耐えるのは凄いですね」

    アリス「わんぱくH252振りだしね」

    輝夜「いじっぱりじゃなかったんだ」

    アリス「何かの攻撃を耐えられるようになると思って……」

    早苗「そういう時は闇雲に考えるのではなく、具体的に何を耐える調整にするか考えてみるといいですね」

    アリス「そう、よね。ううん」

    早苗「さて、次にドレディアが出てきたわけです。輝夜さんの完全有利な場面であるうえ、アリスさんの手持ちはHP僅かのメガガルーラだけ。交代受けは無理ですのでラグラージで何か考えるしかありません」

    輝夜「ラグラージはS振って無い事がわかったし、仮に振ってたとしても私も振ってるからちゅりん(ドレディア)の先手なのはわかってるわ。ただ……」

    早苗「メガガルーラのS種族値は100ですから、ドレディアと対面したら先手取られますね。それに、ねこだましのことがあります」

    輝夜「メガガルーラのおんがえしで8~9割削られるし、ねこだましのダメージと合わせたらちゅりんが何もできずに倒れちゃう可能性があるわけよ。それに、ラグラージが持つ一番の有効打はれいとうパンチ。まさか特殊アタッカーじゃないだろうと踏んでるし、れいとうパンチなら耐えるからね」

    早苗「ギガドレインが決め手と考えるなら、そのダメージと回復量でメガガルーラのねこだましが耐えられますからね」

    アリス「そこまで考えてるとは思わなかったわ」

    輝夜「苦手なタイプの攻撃がどれくらいのダメージになるかは予め計算してあるのよ」

    早苗「コレ、結構大事な事ですね。さっきも言いましたが、具体的に誰のどんな攻撃を耐えられるのか耐えられないのか見ておく事はとても大事です。読み合いも、その計算の上に成り立つ事だって少なくないですよ」

    早苗「それで、次のターンでアリスさんができることはれいとうパンチしかありません。輝夜さんは、後続のメガガルをドレディアで倒す事を考えるわけですね」

    輝夜「このままラグラージを倒しても、ねこだましされておんがえしでやられちゃうからね。舞うならここしか無い」

    5ターン目

    ドレディアの蝶の舞!

    ドレディアの 特攻 特防 素早さが上がった!

    ラグラージのれいとうパンチ!

    ドレディアHP:llllll

    効果は抜群だ!


    輝夜「B無振りでも、案外耐えられるものなのよね。ちなみに冷静Cぶっぱ型ふぶきだとしても、4割の乱1にしかならない」

    早苗「特殊型でもそんな感じですのに、物理型だと技がれいとうパンチくらいですからね」

    アリス「でも不一致とはいえ、種族値110の抜群でここまでとはね」

    早苗「対戦初心者が驚くことの一つですね。50フラットにすると、意外とダメージ入らなかったり先手取れなかったりするんです。ストーリーはレベル差ゴリ押しって人も少なくないでしょうからね」

    早苗「さて、こうなると、残りはもう輝夜さんの思惑通り……だったんですけどね」

    輝夜「1舞できればS抜けるから、ギガドレインで回復してねこだまし耐えて攻撃したら勝ち……だったのよ」

    6ターン目

    ドレディアのギガドレイン!

    ラグラージHP:瀕死

    効果は抜群だ!

    ラグラージは倒れた!

    ドレディアは体力を回復した!

    ドレディアHP:lllllllll

    アリスはメガガルーラを繰り出した!

    7ターン目

    メガガルーラのねこだまし!

    ドレディアHP:瀕死

    急所にあたった!

    ドレディアは倒れた!

    輝夜はムウマージを繰り出した!


    輝夜「まさかの急所」

    早苗「しかも、急所入ってもドレディアの残り体力からして乱1なんですよね。良い数字引いてます」

    アリス「変なときに運がいいのよね私って」

    早苗「運も実力のうちですね。ただ、ポケモンの場合はかなり複雑ですが」

    輝夜「この辺の運要素はどうしてもついて回るものだから、潔く諦めるしかないわね」

    早苗「ですね。で、最終ターンですが、アリスさんが何もできずに降参するという流れでした」

    8ターン目

    アリスは降参した!


    アリス「でもこれ仮に降参してなくても負けたわよね?」

    早苗「S種族値がムウマージのほうが速いですので先手は取られますね。ただ、アリスさんの今回の固体では覚えてませんでしたが、ガルーラにもふいうちはあります。綺麗にきまれば、乱1ですがムウマージに勝つこともできました」

    早苗「ちなみに最初のメガクチートとメガガルーラの睨み合いでも、メガガルーラがふいうちを覚えていてふいうちの撃ち合いになれば、Sで勝ってるメガガルーラが勝ってましたね」

    輝夜「ふいうちをどちらもが選んだら、Sで勝ってるほうだけが攻撃できるのよね」

    アリス「ふいうち覚えさせてる型ならよかったのか……」

    輝夜「くちゅん(クチート)の時私は交替読みしてたし、そっちがふいうち覚えてたら負けたと思うわ私。ムウちゃん(ムウマージ)も勝てそうにないし。正直、ちょっとどきどきしてた」

    アリス「技一つ、選択一つで全く変わってくるのか……」

    早苗「勿論読み合いに勝つことが前提ですけどね。技一つで勝敗が変わる、なんて珍しいことじゃありません」

    アリス「単純なようで奥が深いのね」

    輝夜「ま、私は可愛いポケモンを愛でられればなんでもいいわ」

    アリス「しかし、少なくともちょっと先くらいまでは読んで行動しないとダメね」

    早苗「ですよ! 現状考えられる自分と相手の行動はどうか、その行動に対する裏はどうか、その裏の行動に対する更に裏はどうか……考えれば確かにキリがないですが、その読み合いに勝つ事が勝利への大きな一歩になるのです」

    アリス「そのためには、各ポケモンについて熟知している必要がある……うーん覚えること多すぎ」

    早苗「全てを覚えてる人はそういないと思いますよ。ほとんどが、メジャーなポケモンの対策をするくらいじゃないでしょうか」



    二回戦目解説 妹紅VS早苗

    早苗「今度は私の試合です! 負けましたけど……」

    妹紅「早苗のメンバーは強い反面対策されつくしてるポケモンだし、何せ早苗のプレイスタイルが一辺倒だからな」

    早苗「うう……」

    アリス「私でも勝てるかしら」

    妹紅「わからんが、やり方次第でなんとでもなりそうではあるな」

    早苗「と、とにかく試合を見ていきますよ!! 今回の見所は『受けの重要性』です!」

    妹紅選出
    ファイアロー@こだわりハチマキ はやてのつばさ とんぼがえり、ブレイブバード、フレアドライブ、はがねのつばさ
    ミロカロス@かえんだま ふしぎなうろこ さいみんじゅつ、ひかりのかべ、なみのり、じこさいせい
    ゴウカザル@格闘Z 鉄の拳 インファイト、ほのおのパンチ、マッハパンチ、おにび
    (ひかえ:エレキブル、シャンデラ、カプ・コケコ)

    早苗選出
    ガブリアス@こだわりハチマキ さめはだ ストーンエッジ、じしん、げきりん、つるぎのまい
    ギルガルド@ゴーストZ バトルスイッチ シャドーボール、キングシールド、ラスターカノン、めざめるパワー(氷)
    ボーマンダ@メガ石 いかく⇒スカイスキン すてみタックル、おんがえし、りゅうせいぐん、じしん
    (ひかえ:エルレイド、メタグロス、バンギラス)

    アリス「早苗は何を考えてこの面子にしたの?」

    早苗「私も輝夜さんの考えに近くて、戦わせたかった子を選んだ感じです。あとはまぁ、炎が多い妹紅さんのPTに鋼2体はちょっと辛いものがありますし、その程度は意識してます」

    アリス「なるほど……じゃあ妹紅は?」

    妹紅「私は単純に炎を必ず1体は入れるからそれと、おそらく攻撃役兼炎潰しにやってくるガブリアス討伐役でゴウカザル、受けのミロカロスだな。私のメンバーにフェアリーや鋼はいないから、ミロカロス受けを中心に考えた。まぁ、あとは輝夜じゃないがフィーリングだな」

    アリス「ふむふむ。皆結構自分が使いたいポケモン選んでるって感じね」

    早苗「そういうスタイルですからね、私達」

    アリス「そういえばギルガルドのめざめるパワーはどうして氷?」

    早苗「あぁ、特殊アタッカーガルドのめざパはまだ育成中のものが多くて、妹紅さんへの有効打にできるタイプのガルドがいないんです」

    アリス「そうなの……」

    アリス「(ていうか、同じ種類のポケモンいくつ育ててるの……? ようやるわ)」

    妹紅「じゃ早速実際の戦闘を見てみるか」

    早苗「対面は、ガブリアスとファイアローでしたね。対面有利は私の方ですが……」

    妹紅「疾風の翼に、そもそもSはファイアローが勝ってるから先手はこっちだな」

    アリス「えっと、ガブリアスはエッジ持ちだからファイアローはマトモに戦うとやられる状態なのよね」

    妹紅「まぁガブリアスのエッジ採用率はそれなりにあるからな。じしんが当たらない飛行タイプへのサブウェポン等だろう。予測はされやすい」

    早苗「氷にもききますしね。ガブリアスのS種族値は102ですから、結構多くのポケモンの上を行くことができますし」

    妹紅「まぁともあれ、私としてはファイアローをみすみす落とすわけにはいかなかったから、とんぼで逃げる事を選んだ」

    アリス「でも、とんぼしたらさめはだでHP削れて疾風の翼が消えちゃう可能性があったわけだけど、それはよかったの?」

    妹紅「おそらく出てくるであろうガブリアスはゴウカザルで沈めると決めてたからな。ただ、インファイトZでは低乱1でしか落とせない。だから何かでHPを削っておく必要があったんだ」

    アリス「ガブリアスに絞った対策だったのね。でも、ガブリアスがいなかったらどうしたの?」

    妹紅「そのときは別な対策を考えたさ。最初の対面でガブリアスが出てきたから、迷わずとんぼを選んだ。見せ合いでコケコ出してたしな。幾つか考えていた対策のうちの一つってだけだ」

    アリス「い、いくつも対策を用意しておいて、現場で即座に選んで対戦に臨んでるのね……」

    早苗「私は私でとんぼがえりは考えていましたが、じしんだと裏をかかれて居座られたらファイアローに倒されちゃうし、今回はハチマキもちでしたから剣舞できなかったし、ここでげきりん撃ってコケコに受けられるのもと思ってエッジ選択ですね」

    妹紅「まぁ結果論だが、ハチマキ持ちだったのなら逆鱗ぶっぱしてれば私は負けたかもしれないな」

    早苗「交代先のミロカロスに受けられて……ん、でもガブの方がS速いですよね。あれ? もしかして逆鱗してれば本当に勝ってた?」

    妹紅「と思うが」

    早苗「…………」

    アリス「ま、まぁコケコがいる手前あれだったし」

    早苗「そっ……そうですよ! コケコに交代されてたら無効化されてたんですから!」

    妹紅「まぁそうだけど、実際はいなかったしな」

    アリス「完全にしてやられたわね」

    早苗「うえーん」

    妹紅「ははは、こけおどしとしてPTに入れていた効き目があったみたいだな。実はあのコケコ、全く育成してないからな。何も考えず捕まえただけのやつだ」

    早苗「くっ、見せ合いの時点で私は負けていたと……」

    アリス「そういや諏訪子も言ってたわね、なんか違和感だって」

    妹紅「ほう。まぁカプ系に思い入れは無いからなぁ、何かの拍子で育てるかもしれないが……」

    早苗「も、もういいです! 戦いを進めていきましょう!」

    1ターン目

    妹紅はファイアローを繰り出した!

    早苗はガブリアスを繰り出した!

    ファイアローのとんぼがえり!

    ファイアローは 妹紅の元へ 帰っていく!

    ファイアローはさめはだで傷ついた!

    妹紅はミロカロスを繰り出した!

    ガブリアスのストーンエッジ!

    ミロカロスHP:lllllllllllllll

    ミロカロスはやけどを負った!

    *やけどダメージによる表記は省略しています


    早苗「妹紅さんの受けミロカロスかたすぎです」

    妹紅「まぁそれが売りだしな。輝夜とのバトルだと特殊受けになるからかえんだまは持たせない事が多いが……たいていはふしぎなうろこでかえんだまだな」

    アリス「ほんと色んな攻撃耐えてたわよね。毎度思うけど、受けが強いとこんなにも戦い方が広がるのね」

    早苗「ほんとですよ! 積み技もそうですが、壁とかも案外バカにできないんです。それに竜は氷が4倍ですから、無振り不一致ふぶきとかで簡単にやられちゃったりもします」

    妹紅「まぁ私のPTには鋼もフェアリーもいないから、そのためのこいつだな。いくらかは竜対策と考えてもいい」

    早苗「対戦はアタッカー同士の戦いになる事が結構多いですけど、受けのポケモンをしっかり作っておくとできることの幅が広がるんですよね」

    アリス「私なんてポケモン始めたての当初は、素早さが速い方が先に強い攻撃を仕掛けていくから攻撃と素早さだけ上げればいいと思ってたわ。なんていうか、撃ち合いするだけだしっていうか。交代なんて攻撃を受けるだけ損じゃないの? とか」

    早苗「たぶん、ほとんどの人が最初はそう思っちゃうんですよね。そこを脱却するのが、初心者から離れる一歩だと思います」

    妹紅「外から見れば、物凄く単純に見えるバトルだからなポケモンって。だが、実際に戦ってみると意外と思うとおりに攻撃がきかなかったりして戸惑うんだ」

    早苗「三値も知らないで戦いに挑めば目もあてられないですからね。先入観を捨て、数字で見れるようになれば初心者卒業といったところでしょうか?」

    アリス「そう思うと妹紅の戦い方って案外模範的?」

    妹紅「それはどうかな。まぁ、輝夜なんかよりは模範的ではあると思うが……」

    早苗「さて、話を対戦に戻しましょうか。ガブリアスとミロカロスの対面です。エッジで2割程度しか削れませんでした」

    アリス「次の手がまた面白いわね」

    妹紅「なみのりでもよかったんだがな。たぶん早苗はミロカロスがふぶき持ちと思ってるだろうから、交代読みでさいみんじゅつを仕掛けてみた。まぁ運ゲなのは認める」

    早苗「私はミロカロスはふぶき持ちだと思ってますし、どちらにせよガブはハチマキ持ちなのでエッジしか打てません。仮に他の攻撃ができたとしても、げきりんしたって3割~3割強、ハチマキガブでも4.6割~5.5割しかダメージ入らないですからね」

    アリス「うわそんなにきかないんだ……」

    妹紅「ふしぎなうろこH244B252振りだからな、落とそうと思うと剣舞積んだりしないときついだろうな。いじっぱりA252振りガブリアスのげきりんなら乱3だ。ハチマキ持ちでも乱2だな。ようきハチマキガブなら超低乱2でしかも2%だ」

    アリス「怖ろしい攻撃とも言われるガブリアスのげきりんをそこまでおさえるのね……」

    早苗「勿論、耐えられた後はC無振りずぶといミロカロスのふぶきで確1です。努力値無し、性格もタイプも合ってない、そんな状態でもダメです。4倍怖いミロカロス怖い」

    妹紅「ミロカロスは何気にCも高い。だから無振りでも4倍ふぶきでドラゴンが葬り去れる。私のは輝夜を意識して残りをDに振ってるが、Sに振れば抜ける相手も増える。実数値で言えばこんな感じだな」

    ミロカロス ずぶとい(数字は実数値)
    H201
    A72
    B144
    C120
    D147
    S101
    *6V固体 努力値配分済

    アリス「なにこれつっよ」

    妹紅「まぁ努力値振った実数値だからな。ただ、ここに特性がかかるわけだから更にかたくなる。あと、何気にCが高めなのもわかるだろう? 種族値で既に100あるからな。で、Hで振りきらなかった分と残りをDではなくSに振ればSが103になる」

    早苗「受けもできる攻撃もできる……メガ進化が来るのがとても怖いです」

    妹紅「メガ進化きたら防御捨ててきそうだからそれはそれで見たくない気はするなw」

    アリス「ガブリアスみたいになるかもしれないってわけね」

    早苗「言わないでください。私は好きですけどね!!」

    妹紅「さあ、試合に話を戻そう。実際は、ガブリアスが交代したんだったな」

    2ターン目

    早苗はガブリアスを引っ込めた!

    早苗はギルガルドを繰り出した!

    ミロカロスのさいみんじゅつ!

    ギルガルドは眠ってしまった!


    妹紅「ターンごとにやけどのダメージを負っているが、1/16にダメージが軽減されたからそう慌てるような減り具合じゃないんだよな」

    早苗「実質ミロカロスの強化ですからね……やけどの痛手はドットダメージより攻撃が落ちることですし、ミロカロスにはデメリット無いようなもんです」

    アリス「何にせよギルガルドがこれで眠っちゃったわけね」

    早苗「唯一救いなのはバトルスイッチが切り替わってないことですが、行動できないので炎出されちゃうと終わりになる事です」

    妹紅「ここは読み合いの勝負どころだった」

    早苗「ですね……結論として私はガブリアスに交代したわけですが、ガブ交代読みふぶきだったら目も当てられません」

    妹紅「まぁ実際はふぶきを持っていなかったからゴウカザルに交代したんだがな。元々ふぶき非採用型だったから、ミロカロスで竜を落とす事は考えてなかったし」

    早苗「私はふぶきに怯えつつ、炎でガルドがやられるのを防ぐため交代でした。また、ミロカロスも水技で強引に攻めてくる可能性もありましたし」

    妹紅「ゴウカザルは元々ガブを沈めるために用意したわけだが、交代されずガルド居座りでもそれはそれでよかったわけだ」

    アリス「妹紅としてはもうゴウカザルに交代の一択だったのね」

    妹紅「それしか考えてなかったな。実は早苗の三体目とかすっかりだった」

    早苗「何気にゴウカザルは私のPTに刺さってますからね……ボーマンダくらいですね、ぐいぐい行けるの」

    アリス「それ読み交代はできなかったの?」

    早苗「無茶言わないでください。選出されてるかもわからないのにこの状況でゴウカザル読みボーマンダって、どんだけ読み強いんですか」

    妹紅「まぁ、輝夜ならやりかねん」

    早苗「う、確かに……」

    アリス「訊いといてなんだけど、これより読みやすい手だったとはいえやられた身としては返す言葉も無いわ」

    早苗「私としては、既に判明しているファイアローに交代されることを予想してのガブリアスでしたよ」

    妹紅「まぁ普通そう考えるよな」

    3ターン目

    妹紅はミロカロスを引っ込めた!

    妹紅はゴウカザルを繰り出した!

    早苗はギルガルドを引っ込めた!

    早苗はガブリアスを繰り出した!


    アリス「えっと、素早さが速い順に交代だっけか」

    早苗「ガルドとミロカロスではミロカロスの方が速いですからね」

    妹紅「ここがミロカロスのいいところで、S種族値が81なんだよな。無振り同士252振り同士なら80のやつらを抜いていけるのが強みだ」

    早苗「ガブリアスの102みたいなものですね」

    アリス「強いポケモンはいいトコ取りもするのねぇ」

    妹紅「さてゴウカザルとファイアローの対面だが……私はもうインファZでガブを落とすことしか考えてなかったな。とんぼのダメージとあわせれば落とせるからな」

    アリス「そういえば早苗はどうしてこのとき交代しなかったの?」

    早苗「格闘読み交代を更に読まれて炎技されるのが怖かったのもあるんですけど、正直ゴウカザルのインファイトZを侮ってました」

    アリス「あ、やっぱり想定外だったのね」

    早苗「一応計算したことはあったんですけどね……論理的結論から言えば、どうも計算が間違ってたみたいです」

    妹紅「まぁ、ファイアローの手助けがあってこその芸当だな。ゴウカザルだけではどうにもならない」

    早苗「ですね。実数値としてはこうです」

    A252いじっぱりファイアロー@ハチマキ とんぼがえり
    H4いじっぱりガブリアスに51~60のダメージ

    A252ようきゴウカザル@Zクリスタル インファイトZ
    H4いじっぱりガブリアスに145~172のダメージ

    H4いじっぱりガブリアスHP:184

    早苗「最低値でさえ196のダメージです。とんぼ込みで普通に確1ですね」

    妹紅「とんぼが無ければ倒せないわけだし、疾風を犠牲にしてでもここで倒しておきたかった」

    アリス「なるほど……でも、確定で倒されるのなら早苗はどうして引かなかったの?」

    早苗「まぁ、耐えられるかな~? くらいの曖昧な感じでしたよ対戦中は。間違えていた計算では、中乱1でしたからね」

    アリス「で、実際はやられたと」

    早苗「はい……うーん、どうして計算ミスしてたんだろ。たぶんファイアローにハチマキまいて計算してなかったのかも……」

    4ターン目

    ゴウカザルの全力無双激烈拳!

    ガブリアスHP:瀕死

    ガブリアスは倒れた!

    早苗はボーマンダを繰り出した!


    アリス「何がすごいって、これでまだ4ターン目って所なのよね」

    早苗「喋りながらやってるからあれですが、実際に淡々とやれば物凄く短いですよね。ただ、これからが長かったんです……」

    妹紅「だな。で、ボーマンダのおでましだ」

    早苗「……ここではS勝負になりましたね」

    妹紅「ああ。ここはこの対面を狙ったわけじゃないが、ようきゴウカザルだったおかげでメガボーマンダを抜けた」

    早苗「実数値だとこうですね」

    ようきゴウカザル252振りS:176
    いじっぱりゴウカザル252振りS:160

    ようきメガボーマンダ252振りS:189
    いじっぱりメガボーマンダ252振りS:172

    アリス「当たり前だけど、性格でだいぶ差が出るのね。こうしてみるとほんと実感する」

    妹紅「幸いこっちはようきでガブ落とし調整にしてたから、いじっぱりメガボーマンダを抜けた。今回の作戦だとゴウカザルには先手で動いてもらわないといけないからな」

    早苗「種族値では完全にメガボーマンダが勝ってますからね。ゴウカザルが108でメガボーマンダが120です」

    妹紅「この対面ではゴウカザルにできることはほとんど無い。とっておけば何かできたかもしれないが、個人的にゴウカザルの役割はガブを倒したことで終了してたからおにびを選んだんだ」

    アリス「メガボーマンダがようきだったりとか考えなかった?」

    妹紅「早苗のボーマンダはほとんどがアタッカーだからな。天敵である輝夜のフェアリー達はそもそも種族値でS抜いてるし、努力値だけ振って性格は攻撃に乗せてる型がほとんどだと知ってるからそのつもりで行った。まぁ、ダメならダメだった、くらいには思ってたな」

    早苗「むむーこれからはようき型ももう少し増やした方がよさそうですね……」

    アリス「まぁ輝夜が言ってたけど、ギルガルドの相手するのはファイアローでも充分だからゴウカザルはもう一役何かして退場でいいかもって」

    妹紅「全く持ってそのつもりだった。早苗相手におにびは用意していたが、きちんと使う場ができたな」

    早苗「……特殊ボーマンダももっと作ろっ」

    5ターン目

    ゴウカザルのおにび!

    メガボーマンダはやけどを負った!

    メガボーマンダのおんがえし!

    ゴウカザルHP:瀕死

    効果は抜群だ!

    ゴウカザルは倒れた!

    妹紅はミロカロスを繰り出した!


    早苗「ここから辛かったなぁ……」

    アリス「なにせ眠った状態のギルガルドとふぶきに怯えるメガボーマンダだからね」

    妹紅「実際ふぶきは無い型だったんだが……この辺りからミロカロスがふぶき使える体で私も操作してた……」

    アリス「そ、そういうミスもあるのね……」

    早苗「私なんてこの前、メガ石もってないのにメガ進化するつもりでいましたからね。しかも『あれ?』って思ってじしん撃ったらハチマキだったからじしんしか使えなくなりましたし」

    アリス「これだけやってると何か忘れちゃうこととか勘違いしちゃうことって出てくるのね……」

    妹紅「だな。さ、次の対面だ。ミロカロスとメガボーマンダだな」

    早苗「ミロカロスはふぶきを持っていると私は思っているので、交代を考えます。数値だとこうなりますね」

    C無振りずぶといミロカロスのふぶき
    H4振りいじっぱりメガボーマンダに180~216のダメージ

    H4振りメガボーマンダHP:171

    C無振りずぶといミロカロスのふぶき
    H252D4振りひかえめギルガルド(シールドフォルム)に19~22のダメージ

    H252振りギルガルドHP:167

    妹紅「やはりギルガルドはHにも振ってたか」

    早苗「まぁHCぶっぱってやつですね。一応攻撃もできる型として用意してますし。特殊タイプですのでロマンジャイロは無いですけど」

    アリス「ロマンなんだ……」

    早苗「ですよ!! さておき、こんな状況なので交代しました。仮になみのりがきても3割程度におさえられますし、双方交代ならまた読み合いが始まるだけですので」

    妹紅「私はガルドに交代するだろう事は読めていたから、壁をはった。正直今回のギルガルドが特殊型かどうかは賭けだったな」

    アリス「それも読みか……まぁ身内の対戦だし、まだ読みやすくはあったのかな」

    妹紅「いや、早苗のガルドも結構型あるからわからんぞ。物理物理ときてるから特殊と思っただけで、普通に3物理だったかもしれん」

    早苗「まぁ、ギルガルドはそこまで考えてこの型を入れたわけじゃないので、なんともですね」

    妹紅「さて、次のターンでは、私は普通にファイアローに交代して焼こうと思った」

    早苗「交代されるだろうな~とは思ったんですが、それより早く目覚めて欲しかったので技を選択してます」

    アリス「バトルスイッチが反応してないのは、選択技がキングシールドだから?」

    早苗「ですよ。変化技ならバトルスイッチは反応しないので、シールドのままなのです」

    6ターン目

    妹紅はミロカロスを引っ込めた!

    妹紅はファイアローを繰り出した!

    ギルガルドはぐぅぐぅ眠っている!

    7ターン目

    早苗はギルガルドを引っ込めた!

    早苗はメガボーマンダを繰り出した!

    ファイアローのフレアドライブ!

    メガボーマンダHP:llllllllllll



    アリス「まさに受け合いね」

    早苗「メガボーマンダはふぶきを、ギルガルドはフレアドライブを受けるわけにはいきませんからね……でも面白いもので、逆パターンで受ければダメージを減らす事ができる、受けにもなってるんです」

    妹紅「こうなると、どっちが読み合いに負けるかだな。攻めてるのは私だったから、私は気楽なものだが。読みがはずれても痛手にはならないからな」

    早苗「受け側の私ははずすともうそこで終了ですからね……完全に主導権を握られた状態でした。しかもガルドは眠ってるという……」

    妹紅「この時点で私は次の算段を考えていたな。ミロカロスでギルガルドを落とす作戦だ。水技を覚えているから、じわりじわりと削っていける。ふぶき警戒してメガボーマンダに交代はしないだろうからな」

    早苗「なんですよね……これまで一度も撃ってこないから無いかもしれないとも思いましたが、ただ撃ってないだけでやられたらおしまいですからね」

    妹紅「まぁ実際はふぶきを持っていなかったわけだからファイアローでヘタにガルドを倒すと反動で倒れてしまい、ボーマンダを倒せなくなっていたかもしれないな……」

    早苗「ですね。結局マンダはファイアローに倒されたわけですし」

    妹紅「ともあれこの回では、壁もあることだし、この辺りで突っぱねようと思い交代を止めた」

    早苗「私は起きてくれることに賭けました」

    8ターン目

    妹紅はファイアローを引っ込めた!

    妹紅はミロカロスを繰り出した!

    早苗はメガボーマンダを引っ込めた!

    早苗はギルガルドを繰り出した!

    9ターン目

    ミロカロスのじこさいせい!

    ミロカロスは体力を回復した!

    ギルガルドはぐぅぐぅ眠っている!

    10ターン目

    ギルガルドは目を覚ました!

    ギルガルドのキングシールド!

    ミロカロスのなみのり!

    ギルガルドは攻撃から身を守った!


    アリス「自己再生した意味って?」

    妹紅「ギルガルドのゴーストZを考えていたからな。ブレードフォルムC252振りガルドのシャドボZはD12振りミロカロスに最大値で8割のダメージになる」

    アリス「つまり倒される可能性があったって事か」

    妹紅「だな。寝起きシャドボZで落とされるとか恥ずかしい」

    早苗「まぁ起きたタイミングでは壁が残ってましたから撃っても落ちませんでしたけどね。私としても、壁があるうちにZ使うのは勿体無いので切れるのを待ってたんです」

    妹紅「まぁ当然はりなおしたけどな」

    早苗「普通に考えればS負けてるし再度壁はりされてもおかしくないと思えるんですが、眠りから覚めてくれたことで焦っちゃったんですよね……」

    11ターン目

    ミロカロスのひかりのかべ!

    ギルガルドの夢幻暗夜への誘い!

    ミロカロスHP:lllllllllll


    早苗「おかげさまでこんな残念なダメージ量に」

    C252ひかえめギルガルド(刃)のシャドボZ
    H244D12振りミロカロスに136~162のダメージ

    同上ギルガルドのシャドボZ
    同上+光の壁状態ミロカロスに68~81のダメージ

    アリス「ダメージ1/2になるし当たり前だけど、壁すごいわね……」

    妹紅「壁もはりなおしたし、ガルドはブレードフォルムになったしで、ミロカロスで攻撃を開始できるようになったわけだ」

    アリス「ほんとにもう妹紅のペースだったわね……」

    妹紅「剣ガルドは無振りなみのりでも確2が取れる。こうなればあとはゴリ押しでいけるんだ」

    早苗「メガボーマンダに交代してもよかったんですが、この時点で体力が6割程度。水技はたいしたダメージじゃないですが、すてみタックルでさえミロカロスには4割~4割強しかダメ出ません。それに、やけど状態ですし」

    アリス「自己再生挟まれたらふぶきで倒されるって考えるわけね……」

    早苗「なのでもうできるだけダメージを与えて、メガボーマンダの攻撃で倒せる範囲まで削ろうと思いました」

    12ターン目

    ミロカロスのなみのり!

    ギルガルドHP:lllllllll

    ギルガルドのシャドーボール!

    ミロカロスHP:llllllll

    13ターン目

    ミロカロスのなみのり!

    ギルガルドHP:瀕死

    ギルガルドは倒れた!

    早苗はメガボーマンダを繰り出した!


    早苗「とりあえず削れるところまでは削りました」

    アリス「でもなんで次はりゅうせいぐんだったの?」

    早苗「え、なんかこうカッコイイじゃないですか。竜星群って一番強い技っぽいし、それを使っても敵わなかった的な演出というか。やけど+壁状態でもう何しても変わらないですし。まぁ落とすのに二度かかりましたけど」

    アリス「あぁそうか、やけどだったわね」

    妹紅「ところがどっこい。私もここでふぶきが使えない事に気づいてな。まぁふぶきがブラフになってくれていたおかげでどの道勝てる流れになってはいたが、一瞬頭が真っ白になった」

    14ターン目

    メガボーマンダのりゅうせいぐん!

    ミロカロスHP:ll

    ミロカロスのなみのり!

    メガボーマンダHP:llllllll

    15ターン目

    メガボーマンダのりゅうせいぐん!

    ミロカロスHP:瀕死

    ミロカロスは倒れた!

    妹紅はファイアローを繰り出した!

    16ターン目

    ファイアローのブレイブバード!

    メガボーマンダHP:瀕死

    メガボーマンダは倒れた!

    妹紅が勝利した!


    早苗「という流れになっております」

    妹紅「今回は私も早苗も、受けがキーだった気がするな」

    アリス「相手の攻撃を有利に受ける事で負荷を減らすだけでなく、戦闘そのものを有利に持っていく……ただ攻撃や素早さを上げるだけじゃダメっていうのがよくわかるわ」

    妹紅「その分戦闘は長引くことになるが……しっかり腰を落ち着けて戦えば強い相手でも倒せるんだ」

    早苗「ただ、ここでも読み合いはかぎになりますけどね。受けるにしても、読み合いを制してこそですから」

    アリス「でも確かに、私と輝夜の戦いは8ターンで終わったのに妹紅と早苗の戦いは16ターンかかったわね。私は降参したし実質7ターンか」

    早苗「倍違いますね。まぁ正直、私は後半のほう地獄でしたけど。いろいろミスも多かった……」

    妹紅「派手に攻撃するのもいいが、ああやって粘る戦い方も嫌いじゃない」

    アリス「う~んやっぱり妹紅の戦い方は色んな意味でバランス取れてるような気がするわ」




    三回戦目解説 輝夜VS諏訪子

    早苗「次は輝夜さんと諏訪子様です!」

    アリス「これはこれでまた面白い戦いだったわね」

    早苗「見所が幾つかありますからね。ちょっとしたドラマみたいにもなってます」

    輝夜「もっとほめて?」

    諏訪子「確かにこの回は私も反省すべき所が沢山あったね……」

    輝夜「この時というか諏訪子はだいたい色々考えすぎなのよ。裏の裏は表、くらいでいいのに」

    早苗「裏の裏の裏の裏のってしちゃいますからね。カイジか! って感じですよ」

    アリス「意味わからん」

    早苗「えへ!」

    諏訪子「それってリーリエだよね?」

    早苗「ですよ! まぁ、戦闘メンバーを見てみましょう。今回のテーマは『交代戦』です!」

    輝夜選出
    ミミロップ@メガ石 じゅうなん⇒きもったま とびひざげり、おんがえし、がむしゃら、くすぐる
    サンダース@たつじんのおび ちくでん 10万ボルト、めざめるパワー(氷)、シャドーボール、ボルトチェンジ
    サーナイト@エスパーZ シンクロ 10万ボルト、サイコキネシス、ムーンフォース、きあいだま
    (ひかえ:ムウマージ、ドレディア、クチート)

    諏訪子選出
    ギャラドス@ミズZ いかく アクアテール、こおりのキバ、じしん、ぼうふう
    ランドロス(霊)@命の珠 いかく じしん、ばかぢから、ストーンエッジ、だいばくはつ
    ヒードラン@たつじんのおび もらいび マグマストーム、オーバーヒート、ラスターカノン、ステルスロック
    (ひかえ:ナットレイ、サザンドラ、ガラガラ(R))


    早苗「選出はどんな感じだったんです?」

    輝夜「私はアリス戦で出してなかった子達を選んだだけよ」

    諏訪子「私は輝夜が出すポケモンを予想して選んだよ」

    アリス「諏訪子はその、なんだっけ? 何かのPTなのよね?」

    諏訪子「うーん、見かけはヤーティだね。そう思わせるのが作戦の一つかな」

    輝夜「既に戦いは始まってるってやつでしょ。心理戦だわぁ」

    諏訪子「とにかく、輝夜が相手だからフェアリー受けが必要なのと、受けの鋼に強い格闘……実質ミミロップ対策と、ギャラドスへの有効打対策かな」

    早苗「ランドロスなんて特に、ギャラドスを狙って撃つだろう電気を無効にできるのは大きいですよね」

    諏訪子「ナットレイでもよかったけど、少なくとも輝夜のクチートが炎のキバ持ちなのは知ってるからね。あと、サーナイトなんかもめざ炎の型が多めにあるのも知ってるし」

    アリス「お互いを知ってるが故に、ある意味選択が難しいのね」

    輝夜「まぁサー姉さん(サーナイト)に関してはめざパは半分くらいのタイプ持ってるからそれくらいで読めたと思わないでね?」

    アリス「…………」

    早苗「ま、まぁとりあえず戦闘を見ていきましょう」

    1ターン目

    輝夜はミミロップを繰り出した!

    諏訪子はギャラドスを繰り出した!

    ギャラドスのいかくでミミロップの攻撃が下がった!

    輝夜はミミロップを引っ込めた!

    輝夜はサンダースを繰り出した!

    ギャラドスのアクアテール!

    サンダースHP:lll


    アリス「これは普通に交代読みしたの?」

    諏訪子「というか、交代されてもされなくてもある程度の有効打になるよう仕掛けた感じかな。ドレディア以外にはある程度以上の役割持てるからね」

    早苗「輝夜さんは素直に交代した感じですね。水技の可能性は考えなかったんです?」

    輝夜「確かにアクアテールはメガミミロップの方が耐えるけど、ここで撃ち合いしてもみみぃ(ミミロップ)に有効打は無いし、どうあがいても確2で倒されちゃうからね。格闘をここで失うのは怖かったの。まぁ、ヘタしたらサンちゃん(サンダース)落ちてたけどね」

    アリス「でも、サンダースとギャラドスが対面したところで、相手の交代は目に見えてるでしょう?」

    輝夜「それも計算のうちだったの。電気を見ればたぶん入ってるだろうランドロスに交代するはずだから、そこ読みのめざパ氷」

    早苗「ところがそれを更に読んでいた諏訪子様が、交代先をヒードランにしていたと」

    輝夜「誘導したつもりだったけど、通用しなかったわね」

    2ターン目

    諏訪子はギャラドスを引っ込めた!

    諏訪子はヒードランを繰り出した!

    サンダースのめざめるパワー!

    ヒードランHP:lllllllllllllllllll


    アリス「これはなんていうか、見てて悲しくなったわね」

    輝夜「C振りサンちゃん(サンダース)でさえ、ヒードラン相手にめざパ氷は1桁ダメージだからね。ヒードランにはどうあがいても勝てないし、交代戦に勝つには読みがきちんと当たらなきゃいけない」

    諏訪子「何にしても、サンダースに残られるとギャラドスが辛くなるからね。この対面だとまず勝てないし」

    アリス「諏訪子的にはサンダースがいる状態でギャラドスをラストに残すのは避けたかったと」

    諏訪子「そういう動きをしたね。でも、それ自体輝夜の思惑通りだったんだよね」

    輝夜「まぁね。みみぃ(ミミロップ)やサンちゃん(サンダース)を大事に温存してるような戦い方をしてたし。まぁ、諏訪子が何選んだかこの時点ではたぶんランドロスってだけで、最後1体がわからないからなんともいえなかったけど」

    早苗「普通に見れば、諏訪子様の読み交代がよかったですね。有利対面を作るよう意識して動く……先を読んだナイス交代です」

    諏訪子「まぁおかげで早い段階で3体バレちゃうんだけどね。良し悪しだよ」

    3ターン目

    諏訪子はヒードランを引っ込めた!

    諏訪子はランドロス(霊)を繰り出した!

    サンダースはランドロスのいかくで攻撃が下がった!

    サンダースの10万ボルト!

    ランドロスには効果がないようだ……


    早苗「ヒードランに電気は普通に通りますから、セオリーどおり攻撃した感じですね」

    輝夜「言い訳するなら、3体目がランドロスか確証が持てなかったからなのもあるけどね。攻撃受けるなら出してくるかなって」

    諏訪子「私としてはサンダースがめざ氷持ちってわかったからちょっと焦ってるんだよね。性格と持ち物次第ではランドロスが辛い思いしすぎる」

    アリス「そういえばサンダースのめざ氷のせいで諏訪子の計算狂ったとかって言ってたけど」

    諏訪子「狂ったというか、まぁ想定の範囲内ではあったけど、読み合いになってヘタうてないなとは思ったかな」

    早苗「めざ氷自体はヒードランで受けられますからね……氷4倍を抱える辛さですね」

    C252振りひかえめサンダースのめざめるパワー氷@達人の帯
    H244D12振りいじっぱりランドロス(霊)に192~230のダメージ

    H244振りランドロスHP:195

    早苗「数値で言えば93%以上の確率でランドロスが落ちる……超高乱1の状態ですね」

    諏訪子「だね。まぁ辛い状況をごまかすためと、こっちが優位って錯覚してもらう為に交代戦を仕掛けたんだ」

    4ターン目

    諏訪子はランドロスを引っ込めた!

    諏訪子はヒードランを繰り出した!

    サンダースのめざめるパワー!

    ヒードランHP:lllllllllllllllllll


    早苗「ヒードランに8~9のダメージ……当たり前ですが、ランドロスとヒードランとでこんなにもダメージ変わるんですよね」

    アリス「初心者のときに思ってた事が覆る瞬間ね。対戦は攻撃打ち合うだけ、交代はターン勿体無い、その他諸々」

    諏訪子「交代戦の重要さを知ることも、初心者脱却のひとつだよね~」

    輝夜「で、この状況、私は困るわけよ。普段なら攻撃する側は優位な気分なんだけど、この状況では私が不利に思わされるの」

    早苗「実際はどちらも同じなんですけどね」

    諏訪子「攻撃する側はたとえ攻撃を無効化されても影響ないからね、読み合いが再開するだけだし。けど、そう思われたくなかったから、読み交代を仕掛けて逆に追い詰めてる感出したんだよ」

    輝夜「それはひしひし感じてたわね……でも同時に、違う事も考え始めてたのよ」

    アリス「それはどういう?」

    輝夜「私からすれば、実はサンちゃん(サンダース)とみみぃ(ミミロップ)、どちらの役割も担えるサー姉さん(サーナイト)がいるのよ。諏訪子の手持ち3体が判明したこの時点で、サー姉さん(サーナイト)で全抜きする作戦も考え始めてたわけ」

    早苗「相手の3体が判明しているので、勝ちパターンをもう絞ってきたんですね。全抜きするなら一撃で倒せる事がだいたい前提になりますし、そうすると一撃じゃ倒せない相手をどう削るかを考えるんですよね」

    輝夜「うん。ランドロスはともかく、ヒードランは乱1にすらならないから、なんとしてでもきあいだま圏内まで削りたかったの」

    諏訪子「そこがまぁ私のミスだよね。万能型サーナイトの予測をこの時点で立てられなかった」

    アリス「いや私じゃそんなん無理だわ。目の前の戦況どうするかとか、頑張っても交代先が云々までしか考えられない」

    早苗「そこは場数踏むしかないですね……自然と考えるようになってきますよ!」

    輝夜「まぁ何にしても、サー姉さん(サーナイト)で全抜きするなら、私の負け筋はサー姉さん(サーナイト)が出る前にヒードランにダメージを与えられないことと、ランドロスを一撃で倒せないこと。じゃあ逆算して現状どうするか考えたら、ランドロスとの対面で交代読み10万読み地震されることだけが怖いくらいだったの」

    早苗「めざ氷で高乱1取られるサンダースを前に居座るのは怖いですからね……ダメージレース的に言っても、諏訪子様はヒードランで攻撃を受けてサンダースを葬る方が被害は少ないです」

    諏訪子「まぁそれこそが輝夜の狙いだったわけだけどね」

    アリス「本当に高度な心理戦じゃない……でもこの状況、諏訪子が勝つにはどうすればよかったの?」

    諏訪子「無償でサンダースを落とすことだね。輝夜も言ってるけど、10万読み地震で落とすか、めざ氷読みマグマストームとかで落とすか。後者に賭けたけど、ダメだったね」

    早苗「一見、その結果は諏訪子様が有利に見えますけどね。まだマシな受け方だった、と思えますから」

    諏訪子「最悪ランドロスが倒されちゃうからね」

    5ターン目

    サンダースの10万ボルト!

    ヒードランHP:llllllllllllll

    ヒードランのマグマストーム!

    サンダースHP:瀕死

    サンダースは倒れた!

    輝夜はミミロップを繰り出した!


    早苗「ここでサンダースは落ちますが、輝夜さん的には狙い成功でしたね」

    輝夜「Sの関係上油断はできないけどね。まぁ交代戦仕掛けてきた時点でランドロスが襷持ちじゃなさそうのは予想できたし、あとはサー姉さん(サーナイト)のためにお膳立てがどこまでできるかだったわ」

    諏訪子「そういうの悟られないための交代戦でもあったけど、襷じゃないの普通にバレてたのか」

    輝夜「確証はなかったけどね。でも、でなきゃランドロスを確1で倒す算段なんてしないわよ」

    アリス「道具一つで勝敗が変わるのね……」

    早苗「まぁそれは後半戦の話ですね。とりあえず次を見ましょう」

    6ターン目

    諏訪子はヒードランを引っ込めた!

    諏訪子はギャラドスを繰り出した!

    ミミロップはいかくで攻撃が下がった!

    ミミロップメガ進化!

    メガミミロップのとびひざげり!

    ギャラドスHP:llllllllllllllll


    アリス「ここも、素直に攻撃してくる相手を交代で受けたのね」

    早苗「この状況でまさか輝夜さんがサーナイトで全抜きを考えてるとは思いませんよね。普通に、メガミミロップでヒードランを落としたいのかなって思っちゃいます」

    輝夜「だから最初の対面でみみぃ(ミミロップ)を交代させたのよ。みみぃ(ミミロップ)をあたかも温存してるように見せかけるために。まぁ最初からサー姉さん(サーナイト)全抜きを考えてたわけじゃないし、後付けの結果論でしかないけど」

    諏訪子「私としても、メガミミロップはヒードラン絶対倒すウーマンだと思ってるから、交代先に大きな負荷をかけられるようZ技を選んだんだよ」

    アリス「最初にZ撃たなかったのはなんで? サンダース倒せたのに」

    諏訪子「結果論として最初に撃ってサンダース倒してた方が良い流れになってたけど、当初としては、持ち物をわからなくすることで交代読みZ技を読まれる可能性を少しでも減らしてたのよ。それに、通常アクテでも乱1だから倒せるかもしれなかったしね」

    早苗「なかなかZ撃ってこないと持ち物の予想候補からもはずれていきますしね。Z技はここぞというときに撃ってナンボなんですけど」

    諏訪子「もしメガミミロップを大事に使うのであれば交代するし、その交代先を水Zで撃ち倒せたらもう勝ちは目の前だよね」

    早苗「仮にその交代先がドレディアだったとしても7~8割のダメージになりますし、そもそも他のポケモンなら輝夜さんのPTの子達では耐えられません」

    アリス「私も普通にそうすると思うわ……」

    早苗「私もそうするでしょうね。輝夜さん戦略家すぎです」

    輝夜「偶然も多いからね? 最初から計算してなんて無理」

    早苗「それで、舞台は既に整ったわけです。まだ読み合いが必要にはなりますが、勝ち筋が見えている輝夜さんにとって、メガミミロップに役割はありません」

    輝夜「欲を言えばヒードラン倒せたらいいけど、まぁみみぃ(ミミロップ)がいる状態でヒードランは出てこないでしょうしね。ギャラドスはサー姉さん(サーナイト)の10万ボルトで確1だから、みみぃ(ミミロップ)には申し訳ないけどもう役割ないのよ」

    諏訪子「輝夜の最後の1体はこの時点でもまだわからないから、交代読み交代もできないしね。交代読み交代読み飛び膝蹴りでヒードランやられたらたまんないし」

    アリス「順当な選択のはずなのに、追い詰められてるのね……」

    早苗「ですね」

    7ターン目

    メガミミロップのおんがえし!

    ギャラドス:llllllllll

    ギャラドスのスーパーアクアトルネード!

    メガミミロップHP:瀕死

    ミミロップは倒れた!

    輝夜はサーナイトを繰り出した!



    諏訪子「サーナイトが出てきたところで、あぁしまったって思ったね」

    輝夜「でも、運がよかったのは事実よ? サー姉さん(サーナイト)の技構成次第では普通に負けてたから」

    アリス「だけど、わからないわ。サンダースもミミロップもいる状態で、どうして技タイプがかぶってるサーナイトを選んだの? 他の型じゃなかった理由は?」

    輝夜「アリス戦で選んでない3体を今回出すのは確定してるからみみぃ(ミミロップ)を選ぶと決めてる時点でメガ進化は譲るし、ならサー姉さん(サーナイト)のメガ進化、フェアリースキンは使わない。だからハイパーボイスもおんがえしも破壊光線も使わない。諏訪子はナットレイやヒードランでフェアリー受けしようとするから、炎や地より安定する格闘を選ぶ。それに、ギルガルドは早苗が使うからね」

    早苗「炎はヒードランにきかないですし、地はナットレイに抜群取れないですからね」

    輝夜「そ。だから鋼対策に気合玉は決まってた。あとは10万だけど、正直シャドーボールと悩んだのよね」

    アリス「待って。同じ型で、10万ボルトとシャドーボールだけが違う2体がいるの?」

    輝夜「え、そうだけど?」

    アリス「いやそんな『当たり前だけどなんで?』みたいに言われても全然当たり前じゃないから」

    輝夜「ただ、電気は無効化されることが多いし、サンちゃん(サンダース)が何もできなかったときのためのギャラドス対策ね」

    早苗「ギャラドスに絞って対策したんですね」

    輝夜「ギャラドスっていうか、電気がきく相手の対策ね。だから地の対策はサンちゃん(サンダース)に任せてるの」

    諏訪子「サンダースはむしろ、のこのこやってきた地を狩る要員だったんだね」

    輝夜「そういうこと。諏訪子だし、ランドロス辺りくるかな~? って感じで」

    アリス「頭が痛い」

    早苗「さて、それで次のターンでサーナイトが10万ボルトを仕掛けるわけですね」

    諏訪子「嫌な予感がしたから交代したけど、正解だったね」

    8ターン目

    諏訪子はギャラドスを引っ込めた!

    諏訪子はランドロスを繰り出した!

    サーナイトはランドロスのいかくで攻撃が下がった!

    サーナイトの10万ボルト!

    ランドロスには効果がないようだ…


    アリス「でも、サーナイトってSそんなに速くないでしょう? どうして強気でいけたの?」

    輝夜「それも賭けだったけど、諏訪子は論者寄りじゃない。だからS振ってないと決め付けたのよ」

    諏訪子「実際は論者の皮をかぶった別の何かだけどね。でも今回はみんなHACぶっぱだった」

    輝夜「そこも怖かった点ね。ヒードランはいいけど、ギャラドスとランドロスはS振られてたら確実に負ける。けど、その2体と対面してたのはSで確実に勝ってるサンちゃん(サンダース)だけ。あとはギャラドスに確実に勝ってるみみぃ(ミミロップ)……S振ってるかどうか判断できなかったのよ。ランドロスが襷とスカーフじゃ無い事はわかったけど」

    輝夜「どの道もう交代できないし、ギャラドス対面なら10万撃つしかなかったわ」

    早苗「そしたら交代してきたから、少なくともギャラドスには勝ってると予想したんですね」

    輝夜「そゆこと。まぁサー姉さん(サーナイト)で全抜きするって決めたときから、Sで勝ってること前提だったしね」

    諏訪子「何にせよ、こうなった以上お互いの勝ち筋は決まってきちゃうんだよね」

    アリス「えっと、輝夜がZ技をヒードランかギャラドスに撃たせたら諏訪子の勝ち、だったかしら」

    輝夜「そうね。ギャラドスは10万ボルトで確1、ランドロスはムンフォZサイキネZで高乱1、ヒードランは気合玉で倒せるからね」

    諏訪子「ここでも交代が鍵になるね。サーナイトとランドロスの対面が現状で、Z読み交代か、交代読みきあいだま読み居座り地震か。交代安定に見えるけど、普通の技を選択されてたらギャラドスとヒードランに勝ち目はないし、そこから死に出ししてもまた同じ読み合いが発生するだけになる」

    早苗「とりあえず結果を見ましょう」

    9ターン目

    サーナイトのマキシマムサイブレイカー!

    ランドロスHP:瀕死

    ランドロスは倒れた!

    諏訪子はヒードランを繰り出した!



    アリス「未だにそこよくわからないんだけど、諏訪子はどうして居座ったの?」

    諏訪子「居座ったっていうか、厳密に言えば、Z読み交代読み気合玉読み居座り地震、だね」

    諏訪子「Z技以外を選択された場合、ギャラドスもヒードランも勝つ術が無い。ヒードランで気合玉はずれ期待しか手が無いからね。片方がやられたとしてその後ランドロス登場で同じ状況に持ってこれるけど、死に出しして回数稼ぎできるならそっちを選ぶ、なんて行動は読まれやすいし?」

    早苗「まぁ危険度が低いのは交代して様子見、ですからね。そこは簡単に読めますので、普通に攻撃される可能性が高いと思うのは自然です」

    アリス「だけど結果として、輝夜は居座りを読んだと。居座ると思った?」

    輝夜「今まで散々交代戦を仕掛けてきたのがブラフに見えたのよ。じゃあ今回は居座るんじゃないかな? って思った」

    諏訪子「プレッシャーかけてるつもりが、逆に利用されるとはね」

    早苗「で、あとはヒードランに対して気合玉が当たるかどうかでしたね」

    10ターン目

    サーナイトの気合玉!

    ヒードランHP:瀕死

    ヒードランは倒れた!

    11ターン目

    諏訪子は降参した!


    アリス「なんか、とても疲れる戦いだったわね……私からしたら、もっと素直に戦えばいいのにって感じ」

    早苗「読み合いができるようになってきた初心者脱却したてのトレーナーにありがちなのは、勝手に一人で読みまくって失敗することですしね。ある意味それ当たってます」

    輝夜「まぁ、だから『こうどなしんりせん()』って揶揄されるのよね」

    諏訪子「実際の対戦だけを見ればほんと単純なものだから余計にね」

    早苗「少なくとも、お互いよく知った身内で戦うからこその対戦ですね。レートもぐればもっと色んな事が起きるんじゃないでしょうか?」



    4回戦目解説 妹紅VSアリス

    早苗「次はアリスさんと妹紅さんです!」

    妹紅「今回はひやひやしたな。襷がなければ運勝ちになってただろう」

    アリス「久しぶりに勝てるって思ったんだけどね……でも、やけどしてなくても負けてたって思うとやっぱりまだまだね」

    早苗「種族値も大事ですけど、技構成や持ち物一つで戦況がひっくり返ったりするんですよね。対戦の面白いところの一つです!」

    早苗「では、PTを見ていきましょう。今回のテーマは『積み技とサブウェポン』ですね」


    妹紅選出
    エレキブル@きあいの襷 やるき ボルトチェンジ、かみなりパンチ、クロスチョップ、じしん
    シャンデラ@こだわりスカーフ すりぬけ オーバーヒート、シャドーボール、めざめるパワー氷、エナジーボール
    ミロカロス@かえんだま ふしぎなうろこ ねっとう、ひかりのかべ、どくどく、まもる
    (ひかえ:ファイアロー、ゴウカザル、サメハダー)

    アリス選出
    カイリュー@ラムの実 マルチスケイル 竜の舞、げきりん、じしん、10万ボルト
    マリルリ@オボンの実 ちからもち はらだいこ、アクアジェット、じゃれつく、ばかぢから
    ラグラージ@メガ石 げきりゅう⇒すいすい じしん、たきのぼり、れいとうパンチ、ばかぢから
    (ひかえ:ガルーラ、テッカグヤ、ハッサム)


    早苗「アリスさんは最初から積み戦法でいこうと決めてたんですか?」

    アリス「決めてたというか、やってみたかったのよね。特にはらだいこはまだ試したこともなかったし。あとは、妹紅のPTに役割持てそうなポケモン選んだ感じ」

    早苗「妹紅さんは?」

    妹紅「私のPTを見れば鋼は選んでこないだろうと思っていた。早苗戦で散々言われていたミロカロスのふぶきの事もあるから微妙ではあったが、カイリューの事も考えてめざ氷入りの固体を選んだな。ミロカロスは単純に受け、シャンデラとエレキブルのコンビで他を倒す算段だ」

    早苗「なるほど。まぁ自由に戦う人が多い中、堅実に戦ってくれるお二人ですからね。これはこれで見所がありそうです!」

    アリス「まぁ、全然届かなかったけどね」

    妹紅「いや、実際ひとつ違えば普通に負けていたかもしれない。というか、何も私だって毎回アリスに勝ってるわけでもないし」

    早苗「なんやかんや、皆同じくらいですよね、勝敗」

    妹紅「だな。さ、対戦を見ていこうか」

    早苗「はい!」

    1ターン目

    妹紅はエレキブルを繰り出した!

    アリスはカイリューを繰り出した!

    エレキブルのボルトチェンジ!

    カイリューHP:llllllllllllllllll

    エレキブルは妹紅の元へ戻ってゆく!

    妹紅はシャンデラを繰り出した!

    カイリューの竜の舞!

    カイリューの 攻撃 防御 素早さが上がった!


    早苗「妹紅さんとんぼとかボルチェンとか好きですよね」

    妹紅「ああ。先手でダメージを与えて、交代して有利対面から相手を落とすのが好きなんだ。一人じゃ倒せなくても、力を合わせれば強い相手でも倒していける」

    アリス「まさに私もそれにやられたわね……」

    早苗「今回は私のガブリアスもそれでやられましたね……攻撃+交代技はいくらかデメリットもありますが、なんといっても襷やマルスケを潰せます」

    妹紅「それも勿論だが、私はそのときのダメージと足して目標を落とせる計算にしていることが多いな。その分、性格を素早さ補正にまわせるんだ」

    早苗「あのゴウカザルもようきでしたしね……その調整のおかげで私はやられたようなもんです」

    アリス「私もだわ。同速だからと一瞬思ったけど、臆病シャンデラなんだもの」

    妹紅「計画通り、ってやつだ」

    2ターン目

    シャンデラのめざめるパワー!

    カイリューHP:瀕死

    効果は抜群だ!

    カイリューは倒れた!

    アリスはマリルリを繰り出した!


    早苗「シャンデラもカイリューもSの種族値は80。舞とスカーフで同率としても、カイリューはいじっぱりでシャンデラは臆病なので、シャンデラのほうが先に攻撃できるというわけですね」

    アリス「にしても、4倍ほんと痛いわね。どんな計算になってたの?」

    妹紅「めざパ氷で乱1なんだが、調整としてはこんな感じだ」

    A252振りいじっぱりエレキブルのボルトチェンジ
    H4振りいじっぱりマルチスケイルカイリューに21~26のダメージ

    C252振り臆病シャンデラのめざめるパワー氷
    H4振りいじっぱりカイリューに152~180のダメージ

    H4振りいじっぱりカイリューのHP:167

    妹紅「最低値でも173だから合わせれば確実に落とせる」

    早苗「すごいですね。でもこれ、HやDに振られてたらどうしたんです?」

    妹紅「HDぶっぱだとめざパが6~7割まで落ちるからカイリューを落とせないし、舞われた後ならA0でも地震で確1だからな、普通に負けただろうな」

    アリス「なんか、妹紅と戦ってると攻撃より耐久考えた方がいい気がしてくるわ」

    早苗「ファイアローやシャンデラと攻撃的なポケモンを必ず入れてくるのに、ミロカロスとかいるからその印象強いですよね」

    妹紅「受けはいいぞ~。受けルまでやろうとは思わないが、安心感が違う」

    アリス「でも、最初からカイリューに目をつけて対策してたの?」

    妹紅「いや、最初の対面がカイリューだったからそうしようと決めたんだ。ラグラージ以外が相手ならそのまま突っ張ったかもな」

    アリス「ピンポイントに見えて、割と柔軟に動けるように考えてるのね……私はまだ、竜舞とかはらだいこしてどう攻撃していくかくらいしか考えられないわ」

    早苗「その辺は慣れですからね、なんとも」

    妹紅「ともあれ、そういう流れでカイリューを倒せたんだが……」

    早苗「ここからマリルリのはらだいこターンでしたね。私の時はあんなに苦労したミロカロスがあっさり落ちます」

    妹紅「スカーフだったから交代せざるを得なかったな。他の持ち物だったらエナボでいけたが……全てがうまくかみ合いはしないな」

    3ターン目

    妹紅はシャンデラを引っ込めた!

    妹紅はミロカロスを繰り出した!

    マリルリのはらだいこ!

    マリルリの攻撃が最大まで上がった!

    マリルリは持っていたオボンの実で体力を回復した!

    マリルリHP:lllllllllllllll


    早苗「はらだいこオボンマリルリ……有名ではありますが、実際使うとなると勇気がいりますね」

    アリス「読まれてたら攻撃されて何もできずに落ちちゃうからね」

    妹紅「しかし、ちゃんと調整もしていたようだな」

    アリス「よくある通りに調整したわ」

    マリルリ@オボンの実 いじっぱり ちからもち
    努力値:H228 A252 B12 D12 S4
    実数値:H204 A112 B102 D102 S71
    HPを2nで調整することで、満タン状態からのはらだいこでオボン発動

    早苗「きちんとHPを4n調整して隙が無いようにしてますね」

    アリス「まぁまんまこの型書いてあったからね」

    妹紅「というか、マリルリってHP204もあったんだな。なんかそれが驚きだ」

    早苗「種族値地味に100ありますしね」

    妹紅「しかし、ちからもちで物理2倍の所に6ランク攻撃アップだからな。倍率の鬼だ」

    早苗「はらだいこだけでも4倍ですしね。とても怖ろしいです」

    妹紅「ただ、私もそうだが、セオリーどおりの戦い方だからあんまり読み合戦にならないのがな」

    早苗「私はこういうの好きですよ?」

    アリス「まぁあんたは何も考えずひたすら種族値の暴力で叩いてくるからね」

    早苗「強くてカッコイイこそ正義です!」

    妹紅「輝夜とはまるで正反対だ。あいつは『可愛いは正義』だからな」

    早苗「ですね! で、こうなってくるとマリルリを止める事は非常に難しいです。なにせ、マリルリの強みはアクアジェットっていう先制技がある事ですからね」

    妹紅「しかも他の先制技とかぶせようにも、マリルリに対する有効打は無いに等しい。増してや私のPTじゃアクジェを受けられるのがミロカロスとサメハダーしかいない」

    早苗「スカーフ持っててもこれじゃかないませんからね。かなりピンチに見えたわけです」

    アリス「けど、全然ダメだったとわかったときは流石にちょっとショックだったわ」

    早苗「やりたかった事とはいえ、ちょっと無理くりやった感はありますね」

    アリス「まぁ身内対戦だし、やってみたいこととかやりたいじゃない」

    早苗「違いないです。さて、次のターンですが、困った事になりましたね」

    4ターン目

    ミロカロスのねっとう!

    マリルリHP:lllllllllll

    マリルリはやけどを負った!

    マリルリのじゃれつく!

    ミロカロスHP:llllllll


    アリス「まさかのやけど……」

    早苗「熱湯でやけどを負う確率は30%です。低いように見えますが、かみなりをはずす確率と言えば物凄く高いように見えます」

    妹紅「まぁかみなり10回中10回はずすとか、誰しも経験ありそうなレベルだしなぁ……」

    早苗「『必然力が足りないwww』と聞こえてきそうですね」

    アリス「でも、エレキブルの持ち物は襷だったんでしょ?」

    妹紅「ああ。何気にアリスのPTに刺さってるから、役割破壊されるのを防ぐために襷にしたんだ。だから仮にマリルリがやけどにならなくても襷で耐えてかみなりパンチで倒したな」

    アリス「やけど引いて運が無かったと思ったけど、どの道負けてたとはね……」

    早苗「エレキブルに順当に道具を持たせた成果ですからね、仕方の無い事です。潰しておく暇もなかったですし」

    アリス「ほんと、道具ひとつでかわってくるからシングルは怖いわ」

    早苗「でも、私のときと違ってミロカロスに苦労しないんだから面白いですよね。私の時はあんなに受け強かったのに、今回はじゃれつく2回で終わりましたし」

    妹紅「相性、技、道具、特性……単純に見えて、戦況は本当に様々だ」

    5ターン目

    ミロカロスのねっとう!

    マリルリHP:lllllll

    マリルリのじゃれつく!

    ミロカロスHP:瀕死

    ミロカロスは倒れた!

    妹紅はエレキブルを繰り出した!

    6ターン目

    マリルリのアクアジェット!

    エレキブルHP:llll

    エレキブルのかみなりパンチ!

    マリルリHP:瀕死

    効果は抜群だ!

    マリルリは倒れた!

    アリスはラグラージを繰り出した!


    早苗「アリスさんのPTに刺さってるエレキブルを押さえ込めるのがラグラージですね」

    アリス「ガルーラがいないからメガ進化させたんだけど……普通にリンドがよかったかしら」

    妹紅「元々リンドを持つ目的だったはずが、よりにもよってそれをはずした時にそれでやられてるからな」

    早苗「とりあえず次を見ましょう」

    7ターン目

    ラグラージメガ進化!

    ラグラージ⇒メガラグラージ

    エレキブルのクロスチョップ!

    メガラグラージHP:llllllllllllll

    メガラグラージの地震!

    エレキブルHP:瀕死

    エレキブルは倒れた!

    妹紅はシャンデラを繰り出した!


    早苗「最終局面ですね。結果としては、シャンデラがエナジーボールでメガラグラージをくだしたわけですが……」

    8ターン目

    シャンデラのエナジーボール!

    メガラグラージHP:瀕死

    メガラグラージは倒れた!

    妹紅が勝利した!


    アリス「これもしリンドラグラージだったらどうだったの?」

    早苗「通常対面ならラグラージが勝ちますが、今回はエレキブルからのダメージがあるのでどのみち無理ですね」

    妹紅「だな」

    A252いじっぱりエレキブルのクロスチョップ
    H4振りいじっぱりラグラージに66~78のダメージ

    C252臆病スカーフシャンデラのエナジーボール
    H4振りいじっぱりメガラグラージに208~248のダメージ

    C252臆病スカーフシャンデラのエナジーボール
    H4振りリンド持ちいじっぱりラグラージに122~144のダメージ

    H4振りいじっぱりメガラグラージHP:176

    H4振りいじっぱりラグラージHP:176

    早苗「ラグラージはメガ進化するとDは20上がりますがHが伸びませんし、タイプ変化もないですからね」

    妹紅「弱点が少ない分、草対策はしっかりしていないとサブウェポンでさえあっさりやられてしまうんだ。増してや、エレキブルに多少なり傷を負わされているわけだしな」

    早苗「スカーフシャンデラですからS抜くことはできずとも、エナボさえ耐えれば地震で余裕の確1です。エレキブルからのダメージが無ければ、リンドラグラージで勝てましたね」

    アリス「なんていうか、本当にあと一歩なのね。けど、その一歩が遠いわ」

    早苗「その一歩をどうつめるかを、妹紅さんは体現していると思います。調整上手ですね」

    妹紅「それ程でもないがな。やりたい事を決めたら、とにかくひたすらやってみることだ!」

    早苗「うーん、考え方は猪突猛進なんですけどねぇ……でも、アリスさんも積み技をいい具合に使っていてよかったですよ!」

    アリス「そうかしら……結果対策されてダメだった感じだし、複雑だわ」

    早苗「積めば確かに相当強くなりますが、積む時にできる隙を潰すだけでなく、襷や先制技、S比べで負けないように更に対策を考える必要がありますね」

    妹紅「積んで強くするのなら、努力値振りをHBDに意識してもいいかもしれないしな。具体的に何を相手にするか考えて見る事で、その辺りの調整を考えてみるといい」

    アリス「そうね……難しそうだけど、また色々考えてみる」

    早苗「その意気ですよ!」



    後編に続く
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。