【特撮】故人を偲ぶ会 ~稀代の策略家ウルトラマンベリアル様の歩みを辿る~ 午後の部
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【特撮】故人を偲ぶ会 ~稀代の策略家ウルトラマンベリアル様の歩みを辿る~ 午後の部

2018-02-09 23:52

    さて、それでは午後の部へ移らせていただきたいと思います。

    午前の部はこちらから↓

    http://ch.nicovideo.jp/cafe_ratte_notlatte/blomaga/ar1420909#-



    10、ベリアル様大勝利!しかし…


     ギガバトルナイザーを復活させ、愚かにもベリアル様の栄光をなぞろうといきった挙句ウルトラ戦士に撃退された亡霊魔導士レイバトス。彼から愛武具ギガバトルナイザーを取り戻し、超時空消滅爆弾を完成させたベリアル様がウルトラ戦士たちと繰り広げた宇宙の存亡をめぐる戦いは、ベリアル様の完勝でした。

     群れを成して愚かにも戦いを挑む数々のウルトラ戦士をなぎ倒し、ついには宿敵ウルトラマンゼロを真っ向から打ち破ることに成功します!

     その戦いの末、ウルトラ戦士が必死に守ろうとしてきた宇宙を崩壊させ、最強の力を示さんと超時空消滅爆弾を起動させたベリアル様に「あの事件」が起こりました。

     ゼロを打ち破った今、ベリアル様の野望を阻んだのはやはりというべきか否か、あのウルトラマンキングでした。彼が行ったのは、今まさに崩壊しようとしていた宇宙を自身の身体と同化せしめることによって生きながらえさせるという、でたらめな所業でした。

     まるでチェックメイト後に待ったをかけるかのごとく卑怯な仕打ち!人の努力の積み重ねを無に帰す下劣な行為であると言えましょう…。

     しかし、さすがに決定的な状況から逆転ホームラン、とまではいきませんでした。ベリアル様も力を失ったものの、ウルトラマンキングは宇宙全体に拡散して肉体を失い、宿敵ウルトラマンゼロも深手を負いました。

     最終的には痛み分けという形で終わったこの戦いですが、しかしさすがはベリアル様、ピンチをチャンスに、逆境を利用して更なる計画を既に始動させていました。奇跡や偶然に頼り切ったそこらのウルトラ戦士とはひと味もふた味も違う、歴戦の策略家のなせる業ですね。


    11、ベリアル様の代理人、ストルム星人の暗躍


     ベリアル様は先の戦いですでにチェックメイトをかけるところまでウルトラ戦士を追い詰めていたにもかかわらず、油断を怠っていませんでした。

     ウルトラの星が打倒ベリアル様のために開発していたアイテム「ウルトラカプセル」とその起動用デバイス「ライザー」を、戦いのさなか事前にストルム星人の手によって盗ませていたのです!

     自らの雄々しい戦いによってウルトラ戦士の目を引き付けつつ、抜かりなく負け筋を摘んでいく、華麗なる手腕といえましょう!

     このことが戦いの後功を奏し、次の作戦の要となったのでした。

     さて、ベリアル様が再び世界に覇を唱えんとするために力を取り戻すにはどうすればよいか。まずベリアル様が着目したのはウルトラカプセルの持つパワーを利用して力を得る、ということでした。敵から勝利の手段を奪うにとどまらずそれを利用しようとするとは本当に無駄のない行動です。うーん惚れ惚れしますね。

     しかしここで問題が生じます。ウルトラカプセルに封じられたウルトラ戦士の力はロックされており、そのままでは使用できなかったのです。ではどうすればいいのか。ベリアル様が利用を考えたのは宇宙を循環するウルトラマンキングのエネルギー、幼年期放射を利用してウルトラカプセルを起動する、という手法でした。

     忠実なストルム星人(地球上では伏井出ケイと名乗る)が考案した「カレラン分子による生命体への幼年期放射の集積」実験は最初の段階では上手く事が運んでいました。集積された幼年期放射はリトルスターと呼ばれるエネルギー体を形成し、宿主の能力にまで影響を及ぼすものになりました。新たな問題はいざそのエネルギーを利用せんとしたその時に発生しました。

     なんとリトルスターの回収ができないではありませんか!元がウルトラマンキングのエネルギーだからか、リトルスターは同じウルトラマンによってしか回収できない仕様になっていたのです。目の前で熟れた果実を収穫できずなんとも悔しいことではありましたが、ストルム星人はそこで次の計略をベリアル様に提案したのです。

    ※後にストルム星人は、別の回収方法として怪獣による恐怖で宿主を脅かすことによってリトルスターを回収しようともしておりましたが、それも失敗しました。彼はウルトラカプセルを参考に作り上げた怪獣カプセルを用い、ありがたくもベリアル様にウルトラマンとしての力を分けていただいたことでライザーの使用を可能にしていました。「ベリアル融合獣」と呼ばれる怪獣にライザーを用いフュージョンライズすることで、彼は怪獣へ変身できるようになっていたのでした。


    12、ウルトラマンを作ればいいじゃない


     「ウルトラマンしか回収できないなら、回収用の疑似ウルトラマンを作って代理回収させればいいのではないか」ということで、ベリアル様の遺伝子をお借りする名誉に預かり、ストルム星人はリトルスター回収用の人工生命体の作成に取り掛かりました。

     作成は難航を極めながらも、なんとか「ウルトラマンっぽい」生命体を作り上げることに成功しました。

     とりあえず当面は人間の子供として成長させ、肉体・精神が十分活動に耐えうるレベルになったと判断できればウルトラマンとして活動させよう、という長期的なプランでした。

     ストルム星人はお膳立てとしてそのウルトラマンが活動できる拠点、宇宙船ネオブリタニア号を改造し、秘密基地として地中深くに待機させました。

     さて、準備は整いあとは芽が出るのを待つだけ…。


    13、誕生!ベリアル様のご子息


     人間として育ったその生命体(人間たちには朝倉リクと呼ばれた)がウルトラマンとして活動を始めたのは、彼が人間でいう19歳のときでした。

     頃合いを悟ったストルム星人はベリアル融合獣の脅威を世に知らしめ、彼を秘密基地まで誘導し、内臓AIによりウルトラマンへの覚醒を促しました。

     偶然にも都合よく朝倉青年はヒーローへの憧れを抱いており、すんなりウルトラマンになることを了承しました。しかし所詮は疑似ウルトラマン、そのままでは変身ができません。彼はウルトラカプセルを使用することでやっとこさウルトラマンへ変身ができるのです。

     なんとか起動済みのウルトラカプセルでウルトラマンにするところまでこぎつけ、ベリアル融合獣を当て馬に成長を促すことで、ようやく長年待ちわびた計画が再び動き出したのです。


    14、うん、知ってたよお前が来ることは


     朝倉青年は自らのウルトラマン(に似た何か)の姿を「ウルトラマンジード」と名付け、ヒーロー気取りで意気揚々と戦いに挑んでいき、順調にウルトラカプセルを起動させていきました(リトルスター保持者のウルトラマンへの祈りによりカプセルの起動がなされることが実証されたということでもあります)。

     このままカプセルをどんどん起動させ、8個ほどの起動ができればベリアル様が力を得るのに十分であろうという計算でした。

     が!!!ここでまたしても!!!あの邪魔者があああああああ現れたのですううううううううう!!!!

     …失礼、取り乱しました。そう、ウルティメイトイージスの力で次元を渡ることのできるウルトラマンゼロがこの地球に姿を現したのです。

     まるでゾンビ!倒しても倒しても墓場から蘇るその姿には失笑を禁じえません。しかし前回のベリアル様との戦いでの傷がまだ癒えておらず、満身創痍での参戦となりました。頼みのチートアイテム、ウルティメイトイージスも故障中ときたもんだ。

     …お邪魔虫の出現により計画への影響が懸念されるところでしたが、これはむしろチャンスなのでは?

     ストルム星人はゼロ排除のために一計を案じます。

     彼はゼロが回復のために一体化した人間へ目を付けました。その人間の家族や知人を人質にとり、ゼロに自ら首を差し出すように促したのです。結果、とりあえずもくろみ通りにゼロを仕留めることに成功しました。

     しかし、その後彼の先読みの甘さがまたしても出てしまう結果となってしまったことは残念でありません(まったくそれでもベリアル様の腹心ですか?)。

     まあ、しかし今回も原因はゼロのいつものチートプレイだったので仕方ないことだといえるかもしれません。

     うーん、ゼロを仕留めて安心して同化していた人間を放置したのがよくなかったのでしょうか?なんか人間の力で蘇ったっぽいですし…。もうゼロに関しては論理的に考察することすら無駄に思えてきました…。

     さらに不幸は重なり、その病み上がりのタイミングで光の国からゼロにパワーアップアイテムが届けられる事態まで発生し、結果として状況は以前よりも悪くなってしまいました。やれやれ。



    …おや、もうこんな時間ですね。本来であれば終了の時間ですが、話は尽きません。
    夕食をはさみ、深夜の部で存分に語り明かそうではありませんか。


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