閉じる
閉じる
×
image photo by Thinkstock/Getty Images
忙しい毎日の中ではついつい目先のことばかり見てしまいがちですが、たまにはうんと遠くの方に目を向けると、ホッと肩の力が抜けるものです。
うんと遠く――そう、たとえば宇宙の彼方の星々なんていかがでしょうか。
今年注目の天文イベントのひとつに、「パンスターズ彗星」の観測があります。近年発見された明るい彗星であるパンスターズ彗星は、3月10日頃から太陽に最接近することで、日本からも肉眼で観察できる可能性があるとか。
パンスターズ彗星が太陽に近づくのは今回1度きりで、2度と戻ってくることはありません。広大な宇宙空間での、地球と星の一期一会です。
日没後、西の空の低い位置で観測できるかも......とのことですが、彗星を見つけるのは素人にはなかなか難しいのも事実ですよね。ちょっと自信がない、という人には、観測イベントもおすすめです。
たとえば六本木ヒルズ展望台・東京シティビューで行われている「六本木天文クラブ」では、3月10日(日)~3月31日(日)の期間に「パンスターズ彗星と春の星空 観察会」を実施します。
会場であるスカイデッキは、都心でいちばん空に近い野外展望台。期間中は毎日、双眼鏡を貸出して専門家の解説を聞きながらパンスターズ彗星を探せます。他にも天体望遠鏡を使って春の星空を楽しんだり、天文学のセミナーも開催予定とのこと。
【パンスターズ彗星と春の星空 観察会】
■開催日時: 2013年3月10日(日)~3月31日(日) 18:00~20:00
■会場: 六本木ヒルズ展望台東京シティビュースカイデッキ
■参加方法: 時間内に会場へお越しください。
■参加費: 無料(ただし、東京シティビューおよびスカイデッキの入館料が必要になります。)
[52F スカイギャラリー] 一般1,500円、高校・大学生1,000円、4歳~中学生500円
[スカイデッキ(追加券] 500円(4歳~中学生300円)
自宅で観察してみようかな、という人は国立天文台の特設ページやまとめページなども参考になりますよ。
春の宵の口、空を見上げて星と星の1度きりの出会いを眺めてみてはいかがでしょうか。
(文/編集部)
RSSブログ情報:http://www.cafeglobe.com/2013/02/027755post_265.html