ゲーム会社 決算分析 2015年秋
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ゲーム会社 決算分析 2015年秋

2015-11-08 23:57
    どうも係長です。
    動画に引き続き、ブロマガもサボり気味ですんません。

    各ゲーム会社の有名なところの決算がでそろってきたところで、
    気になる企業の決算を分析してみましょうか。





    ①任天堂
    現在動向が一番不安定な企業。良くも悪くも注目されている企業。

    売上高:2,041億円
    営業利益:8,9億円
    経常利益:16億円

    スプラトゥーン、マリオメーカーが好調に推移しており、4~9月期では5年ぶりの営業黒字。WiiUやニンテンドー3DSが好調。アミーボも好調でありダウンロード販売が好調と、君島社長新体制での初めての決算としては最高のスタートを切ることができた。



    損益計算推移を見る限り総利益率は変わっていないため、言われている通り単純を伸ばしたのが好調の要因のようだ。確実に営業利益にするために販管費を抑えたのだろう。財務情報を見ても若干買掛金が高いのが気になる。棚卸資産と関連性がありそうな・・・。有価証券報告書が出てないし、開示内容が細かくないから分析しづらい。
    WiiUは1,000万台の大台を突破だがこれからの伸びは難しいかもしれない。最終的には1,500万台ぐらいかな。ゲームキューブより伸びが悪そうだ。
    市場予測より伸びなかったこととスマホサービスの展開がおくれるということが良くないニュースだった。任天堂の稼ぎ時である年末商戦の攻勢とスマホ、NXが注目すべきポイントでしょうね。
    ちなみに年内発売タイトルでWiiUは、じっくり絵心教室、どうぶつの森、幻影異聞録#FE、マリオテニスになっております。


    ↑個人的にマリオテニスは楽しみです。

    決算短信
    決算参考資料

    ②ガンホー・オンライン・エンターテイメント
    スマホ勢よりパズドラのガンホー。ガンホーは12月決算なので今回は1-9月の結果です。



    売上高:1,192億円
    営業利益:588億円
    経常利益:590億円

    売上高が10%ダウンと大方の予想どおり、減収となった。国内市場では圧倒的な強さを誇れなくなったが、それでも高収益を叩き出しているが、前年からは下がる形となっている。アメリカに進出しているが、利益については言及されてなかったです。中国ももうすぐ進出するとはいっているがはたしてどうなるかは未知数である。パズドラもアップデートを繰り返して行っているが減収は避けられない情勢。ディバインゲートなども育ってきてはいるがパズドラのような爆発力はなさそうだ。
    新作アプリのリリース予定が年内から2016年に伸ばしている。その他のタイトルも10本作成している。開発費を計上しているだろう22億円計上されており、内訳が不明だが一本数億円クラスとなっており、スマホアプリの開発費高騰を物語っている。
    減収と言われているが、すぐに危機的状況になることは考えにくく、まだパズドラ自体収益性は高い。大きな資本力を武器にじっくりとゲーム開発していくと考えられる。
    決算短信
    決算説明動画
    業績補足資料

    ③ミクシィ
    同じくゲーム界のスマホ御三家の一つモンストのミクシィ。



    売上高:953億円
    営業利益:436億円
    経常利益:433億円

    連邦のアプリは化け物か?(迫真)
    たぶんガンホー抜いてますね。ガンホーは9ヶ月の業績でミクシィは6ヶ月ですから。
    元々の主力事業であったメディアプラットフォーム(SNSの会社だったってみんな知ってるかな?)の10倍を稼ぎだしております。自社開発もしている様子が財務諸表からは読み辛いです。
    恐らくは外注で今後のゲームは展開しているっぽい感じです。モンストの3DS版もゲーム下請け最大手のトーセのようです。



    ミクシィは他メディアとのコラボを重視する模様。海外も北米に未進出のようで、アジア圏は好調な模様だが、中国版は提携先であった中国のテンセントとやってらんないということで撤退。再度進出をする模様。別のゲームも内部で制作(3つ作成している)しているもようだけど、動きとしてはまだ大きな報告が出来ない模様。1タイトルの名前だけでした。
    ミクシィはまだモンストで稼ぎまくると思います。収益力もまだまだ健在ですし。
    決算短信
    決算説明会動画

    ④日本一ソフトウェア
    コンシューマーゲームをだしてる中堅会社の日本一ソフト。大手ばかりだと面白く無いから、とりあえずです。



    売上高:14億円
    営業利益:0.8億円
    経常利益:0.69億円

    大きく売上を落とすが営業利益をなんとかキープという感じですね。というのもこの企業調べてみたところ、今期(4-9月)に関して新作ソフトを出しておらず、ディスガイア4や真流行り神のベストプライス版とか魔女と百騎兵の完全版とかしか出してないようなので、売上上がらないのは当然だと思います。なので当然の結果っちゃあ当然です。
    海外の方が発売タイトルは多い模様。これで売上減でパッケージソフトは危ない!みたいな感じとは言えません。販管費なんかは変動が少ないようなので最終赤字も仕方も納得です。それにしてもPSNのDLCやカスタムテーマが3億円あるけど日本一ソフトウェアってそんなにコンテンツあったけ?セグメント利益も2億円ってなってるけど、なんかおかしくないかな?
    勘定科目が仕掛品のところに今後のソフトの開発費が盛り込まれてると思うけど、2億ぐらいしか計上されてますな。あとは在庫商品とかの1.9億も計上されてるけどなんか微妙。10億現金が減って他の流動資産で調整してるようなきが・・・。説明会とかないからなんとも言えないんだけど、無理矢理黒字にもってった感じも否めないです。商品とその他の勘定科目が高すぎるような気がする・・・。
    今後は夜廻が業績に反映される思うので楽しみですね。




    決算短信


    今回上記4社を分析しました。それぞれの動きを読み取れるように開発費の計上額に注視してみました。ちなみに上記会社はそれぞれ内部留保が大きいためそう簡単には潰れないと思いますよw。
    業績が書かれている決算短信にはガンホーと日本一ソフトウェアには企業規模が違いますが、東京ゲームショウにおける過去最大の出展社数と海外出展が過半数をしめていたことを書かれており、ゲーム業界においては脅威・好機の両方と捉えていると思いました。スマホゲームが主力の会社ではメディアミックスとアップデートで既存のゲームを強くしていく一方次なるゲームを開発するという基本スタンスは変わらないようです。据置ゲームを主力とする会社は控えめな動きをして、年末に向けて照準を合わせていると分析しました。








    面白い決算書や書いて欲しい会社があれば教えてクレメンス。
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