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  • 電子書籍『小説家になろうの風景』第四章

    2020-10-20 12:3714時間前
    50pt
     電子書籍の第四章が書き終わったので、順番が前後しますが、掲載します。これで残すはまえがき、第七章、第八章、あとがきのみ。そのはずなのですが、それだとやはり少し短いので、「補章」を付け加えようと思います。本一冊書くのって大変ですね……。

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     第四章「メディアミックスの可能性」

     「なろう小説」は、初めは一部の限られた「なろう読者」以外、あまり注目を集めないものであった。

     そういった状況で少しずつ読者を増やしながら数年が経ち、やがて多くの人が「そこに無料で読めて、面白いコンテンツがある」ことに気付くようになった。

    そのとき、「なろう小説」のレベルがいまと比べて高かったか低かったかは判然としないところだ。だが、少なくとも「読むべき作品」はそこにあった。

     その頃、「なろう」のランキングでトップを走っていたのは、現在、ベストセラーライトノベルとして全32巻で完結した(そして、続編が出た)『
  • 電子書籍『小説家になろうの風景』第六章。

    2020-10-19 22:25
    50pt
     続いて第六章を掲載します。これも以前ここに載せた記事をちょこちょこいじったシロモノですね。で、全八章で終わる予定でしたが、それだとちょっと短いかなあ。何かネタを探して付け加えるかも。

     そもそも第七章のネタはまだ決まっていないので、全七章になる可能性もあるのですが、最低でも7万文字は欲しいので、それだと短すぎる感じなんですよね。ちょっと考えてみます。

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     第六章「SF作家による「なろうファンタジー」批判に応える」

     この章では、一部のSF作家による、おそらく「なろう小説」を視野に入れていると思しい批判を扱うことにしたいと思う。具体的には、ウェブ小説や「現代日本の異世界ファンタジーの多く」を巡り、山本弘や野尻抱介といったSF作家たちは次のように発言していたのであった。

     どうも現代日本の異世界ファンタジーの多くは(もちろん例外もあるが)、「異世界」じゃなく、「なじみの世界」を描いてるん
  • 電子書籍『小説家になろうの風景』第五章。

    2020-10-19 22:03
    50pt
     まだ書き終わっていない第四章を飛ばして第五章を掲載します。以前に書いた通り、この賞はこのあいだ上げた「なろう小説への批判は成立するのか? 夏目漱石と「信長の料理人」で考える。」のリライトです。

     とはいえ、文章はすべて書き直されて、三割くらい分量が増えています。前の記事を読まれた方も、無理にとはいいませんが、比較するために読んでいただけると嬉しかったりします。

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     第五章「なろう小説と従来のライトノベル」

     この第五章と、続く第六章では、「なろう小説」に寄せられた批判的意見を取り上げて検証していくことにしたい。

     きわめて特異な内容をもつ「なろう小説」には、当然ながらさまざまな批判が寄せられた。そのなかにはもっともだと感じるものもあるが、不当な蔑視、ないし軽視だと思えるものも少なくない。

     こういった意見は時代が変わるとき、いつも出て来るものではある。だが、それにしても「なろう小説」