• 新曲投稿!&動画解説 38弾:やがて絆は愛となる / 鏡音リン

    2020-11-25 21:011時間前



    ようやく投稿することができました。
    構想3か月(漠然と考えていたという意味では年単位)、着手から完成まで4か月という、ボカロ曲始めて以来最長の制作期間を経た作品となってしまいました。

    というのも、実は今年の頭にPCを新調しておりまして……(詳細は下記の動画をご参照ください)

    これに伴い、せっかくだからということで、DAW等の環境を一新してしまいました。
    具体的には、
    • DAW:SONAR → Studio One
    • ボカロエディタ:Vocaloid V4 Editor → Piapro Studio
    • 動画編集等:Adobe Master Collection CS6 → CC(2020)(ついに納税者に……)
    他にもKONTAKTやらWAVESやらのバージョンが上がったりして、細かいところもいろいろ変わっています。

    そんなこんなで環境に慣れながらやっていたため、通常よりも非常に時間がかかってしまいました。
    特にDAWの変更の影響が大きく、これまで普通にやっていた操作についても、いちいち調べながらやっていたので実に手間取りました。(最終的にSONARでできることは大抵Studio Oneでもできるのでどうにかなりましたが……)

    ボカロエディタが変わったのは、V4エディタのシリアルを失くしてしまったためアクティベーションできなかったという悲しい事件が原因です。
    VOCALOID STOREでダウンロード版を購入したものだったのですが、VOCALOID STOREが既に閉鎖されてしまっているため確認できず……そんな中で「そういえばStudio OneならPiapro Studio使えるはず」と思い出したことで九死に一生を得ることができました。気づかなかったらもう二度とクロスシンセシスは使えなかったかもしれない……



    そしてこの作品についてですが、動画説明文にもある通り、小説家になろうに掲載している「剣工少女と聖剣士」という作品の主題歌として作ったものです。

    もう6年くらい前になりますが、同じくなろうに掲載されている作品の主題歌がボカロ曲として投稿されているのを見て(しかもめちゃくちゃ凄い出来だった)、うわぁこういうのいいなぁと思ったのが事の発端でした。
    自分の作品も誰か曲にしてくれたりしないかなぁ、などと思っていたのですがもちろんそんな事件が起きるはずもなく、このままではただの夢物語で終わる話だったのですが……

    「だったら自分でやればいいじゃん」という身も蓋もない結論に至ってしまいご覧の有様です。
    これぞまさにDo It Yourself.

    そこで悩んだのが、キャラクターの絵をどうするか、という問題です。
    さすがに誰かに描いてもらうというのも無理があるし……などと考えていたところ、ちょうどカスタムキャストというソフトが公開され(本来は生放送配信用のアバター作成ツールなのですが)、それで適当にこの作品の登場人物などを作って遊んでいたのですが、使っていくうちに「もしかしたらこれは動画の素材に使えるかもしれない」と思い立ち、いろいろ試した結果行けそうだ、ということで採用するに至りました。

    そんなわけで、動画に登場する登場人物の紹介です。
    • アレス(黒髪の男):19歳。主人公。妹と共に孤児院で育ったが、王国の剣術大会で優勝し、聖剣を賜り王国聖剣士として仕えることになった。しかし国王崩御後の混乱の最中に妹が命を狙われるようになり、妹を連れて逃避行の旅を続ける。妹を守ることに人生を賭している。
    • レイチェル(銀髪の少女):13歳。アレスの妹。王都の名門校で学生をしており(兄が頑張って学費を稼ぎました)、成績も極めて優秀だったが、前述の通り命を狙われ逃避行の身に。気は強いが身体は弱い。割ととんでもない美少女。
    • ルティア(サムネに出ている少女):14歳。辺境の村で暮らす武器職人(剣工)で、一流の職人になるべく日々励んでいる。逃避行の途中で聖剣を失ったアレスが代わりの武器を探す過程で出会うことになる。脱ぐと結構筋肉質。
    詳細については小説本編を是非ご一読ください。



    最後に恒例の歌詞紹介です。
    本編の内容に沿いつつ、ネタバレにはならないよう配慮しているため安心安全です。

    【やがて絆は愛となる 歌詞】

    遥か旅路の果て 山奥の村の
    外れに佇む 小さな工房
    導きに引かれ 出会いの時から
    新しい歯車 動き始めた

    守る力 求める者と
    ただ一途に 極みを目指して 高める者

    歴史のうねりの狭間で 波乱の時を生きる
    互いにその手を取り合い 進む道切り拓く
    立ち向かうべき理不尽に 果敢に挑むために
    約束はここに結ばれた ここから始まる物語

    彼方へ続く 道のりを想い
    心躍らせる 一人の少女に
    尊くも穢れた 血を持つ娘が
    触れ合いを求めて 繋がる瞬間

    憧れを 互いに抱くも
    暴かれた 残酷な現実と 絶望の先

    呪われた過去に縛られ それでも今を生きる
    互いにその足踏み出し しがらみを断ち切る
    取り戻すべき未来へと 臆せず進むために
    新たな絆結び直し ここから繋がる世界へと

    守ることもできぬ 力など要らない
    ただ一つの 祈りの声 果てにまで届け

    新しい時代の在り処 探し求めて生きる
    互いに心を通わせ 進む道選び取る
    立ちはだかる苦難の先 望み叶えるために
    やがて絆は愛となり どこまでも続く物語







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  • 動画解説 第37弾:【MEIKO・KAITO・ミク・リン・レン・ルカ】夜明けの白地図【オリジナル曲】

    2020-05-05 21:49


    つ……ついに解説記事が最新曲まで追いつきました!
    というわけで(今後新曲がうpされるまでの間は)最後の解説をしていきたいと思います。
    (この後に実は1つ動画を投稿していますが、そちらはコメ返し記事で既に解説済みなので……)

    今回はクリプトンオールスターズです。
    CVシリーズ4人が登場する曲は過去にもありましたが、6人フルメンバーというのは初めてです。
    一応めーちゃんがメインという形になっています。



    前作のコンセプトが「ラスボス戦」だったということで、今回はどストレートに「エンディング」です。
    動画説明文にも書きましたが、断じて卒業式の曲ではないです!
    ……と言いたいところなのですが、曲調のみならず歌詞の方向性が、明らかに卒業式の曲と考えても矛盾が無さすぎるんですよね。
    どうしましょうこれ。

    苦難を乗り越え、守るべきものを守り切った仲間たちが、互いに別れを告げそれぞれの道、それぞれの人生に戻っていく。彼らの行く先には何が待ち受けているのだろうか。
    といったシチュエーションを念頭に置いて作られた曲です。
    ビター成分を極力抑えたまろやかな大団円でありながら、それでいてほんのりと漂う切なさ風味。そんな味わいを感じ取っていただければ幸いです。



    というわけで、締めくくりにシリーズ最後の歌詞紹介です。

    【夜明けの白地図 歌詞】

    古い星が眠りにつき いま新しい日が昇り
    歩き始めた僕たちの 足取り幼くとも
    残したものを忘れずに それでも前を向き進む時
    見たことすらない景色が 僕らを待ち受ける

    道標も無く 手に一枚の白い地図
    自らの手で書き込もう 未来へ続く道

    見渡す限りに広がる 無数の道を
    それぞれ踏み出す先は 少しずつ違っても
    必ずいつかどこかで 交わるだろう
    その時が来るまで 止まらず歩いてゆこう

    夜空は徐々に色を変え 朝焼けが大地を照らし
    流れ続けゆく歴史に 小さく跡を立てる
    今はかすかなゆらめきも いずれ大きな波となり
    この世に生まれた証が どこかに刻まれる

    いかなる印を どこに記してゆくのかを
    自らの手で選び取る 僕らの生きる道

    見えぬところにも広がる 道なき道も
    それを望みさえすれば 踏み越えられるだろう
    正しい道がどれかは 誰も知らない
    答えが出る日まで 自ら問い続けよう

    心の羽 広げよう さあ進もう いざこの先へ



  • 動画解説 第36弾:【Sachiko】星幽の審判者【オリジナル曲】

    2020-05-02 22:47


    1日空いてしまいましたが、今日も動画解説やって行きます!
    ついに皆さんお馴染み?のSachikoさん登場です。



    前作のコンセプトが「ラストダンジョンのBGM」……もうおわかりですね。もちろん今回のコンセプトは「ラスボス戦」です。
    Sachikoさんが発売された当初から、いつか必ずラスボスの歌うラスボス曲を作りたいと思っていました。
    ようやくその夢が叶いました。
    Sachikoさん、最初は扱いが難しいのではないかと危惧していたのですが、音域が(女声ボカロとしては)めちゃくちゃ低いことさえ意識しておけば、そこまで他ボカロと扱いが異なるというわけではなさそうです。

    間奏に、OP曲をはじめとするシリーズ内の曲の要素を持ってきたりして、いかにも今までの積み重ねから最後を迎える、的な雰囲気を醸し出そうとしてみました。
    コーラスも、これまたOP曲の歌唱を担当していたゆかりさんに務めてもらいました。

    この曲の中で歌われるラスボスさんですが、いわゆる悪の権化とかそういうタイプではなく、どちらかというと「悪を徹底して滅ぼすだけの存在(ただし悪判定の閾値が低すぎる)」的なやつです。悪を滅ぼす⇒全部悪なので全部滅ぼす、みたいな。
    物語的には割とお馴染みのモチーフですね。



    最後にいつもの歌詞紹介です。

    【星幽の審判者 歌詞】

    星司る者の名に 永久の安寧を誓う
    理の外の 力を振るい 一かけらの罪さえ 消し去るのみ 慈悲も持たず

    黒き旗持つものすべて 残らず刈り尽くす
    永遠に終わること無き ただ一つの務め
    心などとうに捨て去り 法の僕として
    厳かに執り行う いま裁きの時迎える

    宙に揺蕩うものを手に 大地遍く清める
    異なる世界の 力を宿し わずかな穢れさえ 清めるのみ 赦しも無く

    闇に与するものすべて 漏らさず焼き尽くす
    時の果てまで繰り返す 何も変わらぬまま
    もしもすべてが闇に堕ち 救い断たれたなら
    そのすべてを消し去り 世に真の平和を齎す