デイミアン・チャゼル監督が彼の最新作映画『La La Land(原題)』で再びジャズ色の映画体験をプロデュースしている。

8月23日火曜日(現地時間)に公開された新たなトレーラーでは、エマ・ストーンの役が映画の中で6つのオリジナル曲のうちの1つ『オーディション』という哀愁の調べを歌っている。この映画はストーンとライアン・ゴズリングの再会を印象的に際立たせる。最初に2人が一緒に登場したのは2011年のロマンチック・コメディ映画『ラブ・アゲイン』で、2013年の犯罪スリラー映画『L.A ギャング ストーリー』でも再び共演した。

ロサンゼルスを映画の背景とする『La La Land(原題)』では、女優志望のミア(ストーン)と売れないジャズピアニストのセバスチャン(ゴズリング)が中心となる。2人の関係は彼らのキャリアが花開くにつれて悪化していく。

『La La Land(原題)』には、チャゼル監督と彼の高評価を受けた映画『セッション』で共に働いたJ・K・シモンズも出演する。『セッション』は第87回アカデミー賞で、シモンズの助演男優賞を含む3部門の受賞となった。

このミュージカル作品は、今年のヴェネツィア国際映画祭でのオープニングナイト映画として同作のワールドプレミアが行われる。映画祭に向けたメッセージの中で、アルベルト・バーベラ芸術監督は『La La Land(原題)』について、「単にミュージカルジャンルの新作というべきものではなく、(ミュージカルジャンルに)新たなスタートを与える作品」と評した。国際映画祭は8月31日から9月10日(現地時間)まで行われる。

『La La Land(原題)』は12月2日(米時間)に限定で劇場公開し、12月16日(米時間)に全米に拡大する。

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1512024