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先日、初めてAKB48劇場に行ってきました。
数年AKBグループを観ていますが、実際の劇場鑑賞についてはド素人です。
そのあたりも「初心者の気持ち」として書きたいと思います。
ですから「ガイド」ではなく「初心者の体験談」です。(間違いなどありましたらすみません)
今回行った公演はこちらです。

2016年10月13日(木)
高橋朱里チーム4「夢を死なせるわけにいかない」公演
大森美優 生誕祭

【出演メンバー】
飯野雅・伊豆田莉奈・大森美優・岡田彩花・川本紗矢
北川綾巴・北澤早紀・小嶋真子・込山榛香・佐藤妃星・高橋朱里
村山彩希・佐々木優佳里・西川怜・山邊歩夢・千葉恵里
(AKB48公式ブログより)
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-12207363893.html

■チケットの抽選

まず、チケットを買うには、チケットの抽選に当選しなければなりません。
「AKB48グループチケットセンター」に登録し、公演の申し込みをします。
自分が申し込みの資格があったのは「AKBモバイル枠」と「一般枠」で、自分はいつから申し込みが可能かもよく分からなかったので毎日チェックしていました。

●AKB48グループチケットセンター
https://ticket.akb48-group.com/home/top.php

「AKBモバイル枠」は落選してしまいましたが、「一般枠」は当選しました。でも当選の連絡が前日・・・急ですよね。。

■チケットの購入

当日の16:00~18:30までチケットの購入ができました。
秋葉原のドンキに入ってゲームセンターの上です。
エスカレーターを上がるとチケット売り場があるのでそこで「当選番号」を言って、本人確認のもの(自分は住基カード)を出して料金を払い、チケットを貰います。

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事前にネットで「AKB48劇場への入り方」の情報を調べたら「リストバントをつけられる」とありましたが、それはありませんでした。
素人でわかってなかったのですが、抽選が始まるまでと、特別な日を除けばロビーには誰でも入れるんですね。
ていうことは「とりあえず劇場や公演の雰囲気を味わう」ことは気軽にできるというわけです。
余談ですが、2007年頃は先着順だったらしく、よくドンキの前に人が並んでいるのをいつも見ていました。

■劇場ロビー

チケット売り場から進んで劇場ロビーのほうに行く通路に生誕委員の方が並んでいました。
生誕委員の方に声をかけられ、
・冊子

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・うちわ
を頂き、
・ペンライト
を貸して頂きました。
みなさん親切な方です。大森美優さんの握手は4年近く行っていますが、大人しい善良な方ばかりです。大森美優さんの人柄の影響もあるのでしょう。
今回は生誕祭なので、豪華な花のディスプレイがありました。

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ロビーは、2007年ごろに秋葉原で働いていた時、会社の休憩時間に散歩で行って以来でした。(※そのときはいつでも入れました。その後売れて基本的には入れなくなっています)
実際はそんなに広くありません。入るまでのアナウンスで「劇場内は非常にせまくなっております」というのを何度も聞きました。

■ロッカー

ロビーにはコインロッカーがあります。劇場には手荷物を持ち込むことが禁止なので(※「大きさを問わずダメと言っていました」)、コインロッカーにしまいます。
300円のものと200円のものがあり、200円の小さい方を利用しました。

■入場の抽選

時間が近くなってくると、チケットに書かれた番号で「1~10番」というように10人ごとに並びます。(足元に「1~10番」と書かれた案内を置かれる)
その後、生誕委員の方の話(演出などのお願い)があり、続いてスタッフの注意説明があり、荷物チェックと入場です。
まず「女性と遠方の方」などが入場しました。
その後「20番台のかた~」のように呼ばれ、10人ごとランダムに呼ばれます。これが「ビンゴ」と呼ばれるやつですね。ここで入る順番によっては後ろとか悪い席、立ち見などになってしまうんですね。私はだいたい真ん中くらいで入れたと思います。

■持ち物検査

スタッフがチケットを確認します。あとこの時に本人確認の書類も提示します。
金属探知機を通るので、平たいカゴにポケットの中を全部入れて、そのカゴをスタッフに渡し、金属探知機を通過して待ちます。すぐに渡されるので入場です。
あらかじめ手荷物をしまってあるので、AKBの握手会よりは終わるのが早いです。入ると机があり、カゴがいくつか置いてあったのでカゴの中身をポケットに入れてそこにカゴを置きました。でも席に行ったら周りの人はカゴを席の下に置いてる・・。「そうするのか」と思いましたが、最後の「お見送り」が席を立ってそのまま誘導されるので、やっぱりカゴを置いてきて良かったと思いました。

■座席・ステージ

座席はベンチのように繋がっていて、木製のようです。
クッションがあり堅くはありません。ですが背もたれは低くて堅いです。
隣との距離も近いですが、野球場なんかもこんなものですし、マナーとして大きな動きはできませんので問題ありません。
私は前から2列目、一番左から5つ目に座りました。
前には柵があり、警備員がいます。警備員の方はマナーなどの説明をしてくれます。通路にはスタッフが立っています。
すぐ傍には有名な「柱」があり、テープが貼られていました。テープの端ははがれかけており、柱は汚れていました。古さを感じます。
そして、柱とステージの間にカメラマンさんがいました。ここに人がいて、しかもカメラを持って撮影しているとは思いませんでした。

私は小さな劇場でお笑いライブに出演したり、インディーズで自分で劇場を借りてライブを開催したりしていましたので、こういう劇場の雰囲気をよく知っています。リハーサルとか出番までの時間などに、よく照明とかを見てしまうんです。で、公演中にもいろいろ観ていました。劇場全体の雰囲気は歴史を感じるものの、照明の設備はかなり豪華だと思います。また、お笑いのステージと違うのは、横に非常に長いという事です。お笑いだと良くてもこの半分くらいです。
小劇団の利用する劇場でもライブをやりましたが、こんなに長くはありません。
あと、「セリ」が凄いですよね。普通の劇場にはありません。細かくブロックになっていて、独立して様々な動きがあります。
あとは劇場の両サイドに通路のようなステージがあり、たまにメンバーが来てくれます。後ろの方の客でも観られるというサービスですね。
ダンスでも色々立ち位置が変わったりするのは、こういうサービスとしての演出なのだ、と思い感心しました。

■公演

そしていよいよ公演です。
1曲目のサイリウムの色に変える準備・・・。
生誕祭ということで何曲かサイリウムの指示がありました。しかしそれ以外の曲がどうしようかと思って、周りに合わせようかと思ったら意外と使っていない人が多かったように思います。とりあえず黄色が多かったので黄色にしました。
ですが声援は物凄かったです。「猛者」という印象で圧倒されました。
大森さんへの大きな声援は当然なのですが「全員に大きな声援を」というマナー(配慮)もあり、自己紹介の時などはうるさいほどでした。
メンバーも客いじりとして「うるさい」と言っていました。
岩立沙穂さんはこの日お休みだったのですが、自己紹介の時に、何人かのメンバーに「はーやーい」と言わせようとしたのか、自己紹介前に声援を送っていました。ちなみに伊豆田莉奈さんは「やらないけど、ありがとう」と言っていました。

1曲目は「ロマンス、イラネ」。個人的に好きな曲でしたので盛り上がりました。
それと、大森さんのことや、自分のお笑いの時の思い出などもあり、幕が開けたときに感極まるものがありました。
この非常に近い距離感。自分は現在では出演する側のの経験のほうがが多かった訳ですが、舞台は本当に楽しいものです。
「MC」の時の感じなどは、お笑いライブのネタをやっている時の雰囲気そのままでした。自分もまた舞台に立ちたくなりました。
「初めてのジェリービーンズ」の時に、カラーボールを客席に投げる演出があるのですが、おそらく川本紗矢さんが投げたボールがお客さんに跳ね返って私の所に飛んできました(笑)

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あと、途中で販売用の集合写真の撮影がありました。
あれ、公演中にやるんですね。途中でメンバー(忘れてしまいました)が佐々木優佳里と場所を交代して12期の3人が並ぶようにという配慮をしていました。
この公演はゆっくり聴くような曲が多い印象でした。
ただ終盤の「ロックだよ、人生は…」「LOVE TRIP」は非常に盛り上がりました。ファンの「ミックス」と呼ばれる合いの手も、ここぞとばかりに炸裂していました。正直、何言っているかわからなくても、ノリで合わせたほうが楽しめますよね。私はお笑いのほうで、それこそピンで舞台に立っていたのでわかるのですが、お客さんの表情までよく見えるもので、それによりテンションも変わってきます。ですのでお客さんも、表情だけでも、あるいはペンライトだけでも、楽しそうにやるなどすると、メンバーも乗ってくると思います。そう思って、わからないながらも観ていました。

■大森美優さん

自己紹介の時の演出で、うちわを使いました。
キャッチフレーズの「でこぽん、すっぽん」の時に
うちわの「でこぽん、すっぽん、思いっきり~」と書かれたほうを出し

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「みゆぽん!」の時に
うちわの「みゆぽん」と書かれたほうを出すという演出です。

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無事に成功し、大森さんは喜んでいました。
ちなみにMCのお題が「思い切ったこと」で、大森美優さんは「このキャッチフレーズを6年間続けたこと」と言っていました。

大森美優さんのユニット曲は「Confession」でした、
生誕委員さんの提案で「ペンライトは消灯、拍手で応援」という演出でした。
こういう演出はとても良いと思います。
かっこ良い、良い曲ですし、非常に盛り上がりました。
私も他のお客さんも大森美優さんを観に来ている訳なのですが、大森美優さんは右側にいることが多く、左の端にいる私からは見えない事が多かったです。
中盤以降に入場して左端の前から2番目が空いているのはこういうことか、と、ファンの方の熱心さに驚きました。
左端ですと、高橋朱里さん、込山榛香さん、佐々木優佳里さんが自分の真正面によく来ました。
せっかく一番近くに来てくれたので、近くの人を中心に見ていました。
周りの人はセンターか大森美優さんを見ていました。当然ですが。。
込山榛香さんは、MCの時、顔見知りのファンがいたのかどうなのかはわかりませんが、手で双眼鏡のような形を作り、覗くしぐさをしていました。正直、「凄いな~」と思いました。川本紗矢さんは完全に一番前の一人を指差してアピールしていましたし、高橋朱里さんも自分のファンらしき人に指を指していました。
こういうのは、「個々の技量」ですよね。良いポジションで無くても、話の順番が回ってこなくても、曲の最中でも、いろいろできるものです。やるかやらないかも含めて「個性」ですね。そして「ライブの良さ」であり、「同じライブは無い」と言える点です。

また、生で近くで観ると色々わかるもので、「メンバーが立ち位置を分からなくなって、隣の先輩メンバーが指示をする」という一瞬の動きが見えたりもしました。
大森美優さんは可愛らしい容姿なんですが結構背が高く目をひくものがあります。最近では大人っぽい雰囲気も出てきましたね。。
後半は左側にも結構来ていましたので見ることができました。
「150秒間の質問に答える動画」のコーナーも大森美優さんで、簡単な問題に答えるというものでした。大森美優さんが間違う度に微笑ましい笑いが起きていました・・・が、少し勉強のほうが心配でもあります(笑)

■大森美優さん生誕祭

全ての曲が終わり、大森美優さんの生誕祭が始まりました。
高橋朱里さんが大森美優さん宛ての手紙を読み始めますが、途中で別の人の手紙を読む声がする・・という、「昔のドラマでよくある演出」で、この日お休みの岡田奈々さんがサプライズで登場しました。
途中のMCで「岡田奈々さんが、大森さんの生誕祭に出られないことを非常に悲しんでいた」という話をしていましたので、フリがきいていますね。
大森さんは17歳の1年について、様々な外仕事を経験した事や、不安ながらも頑張ってきて、しかしAKBへの想いが強い、という話をしました。
「なぜいまここに立っているかと言えば、それはAKB48で貢献したい」(※正確ではありません)という事を語り、個人の来年の目標としては
「総選挙でアンダーガールズ入り」と明言しました。
また、「今年の総選挙では正直悔しかった」と本音を語りました。
私も握手会でその事を話した時に悔しい表情をしていたのを覚えています。
個人的な意見としては「総選挙で上位にランクインできるほどの大金があれば、もっと色々できるのに・・・」と思ってしまいます。
ただ、大森美優さん(また多数のメンバー)にとって、「総選挙」というものが非常に重要なものになってしまっている現状であるのは間違いありません。
いずれにしても、18歳の純粋な少女がそういうのでしたら、ファンは黙って投票するだけです。

岡田奈々さんは大森美優さんの事を「大好き」と言っており、この日も愛情ある発言をされていました。その他にもMCでは
村山彩希さん「自分の思っていることを全て言ったが(相談したら)全て受け止めてくれた」
高橋朱里さん「みんなの前で発言した時に、その後のLINEで『私も同じ事を思っていた』と背中を後押ししてくれた」
など、大森美優さんが多くの仲間からの信頼を得ているな、という事が良くわかるエピソードが多数ありました。
この日生誕委員さんのアンコールのくだりで「最近では悔しいことも発言するようになった」という発言があり、やはりファンの方はみんな同じ事を思っているな、と感じました。
大森美優さんもそのことを自覚しており、そのようなことを踏まえて「ついてきてくれますか?」とファンに向けて言っていました。
このような感じで大森美優さんの生誕祭は無事終了しました。

■お見送り

終演後に「お見送り」があります。
最後の挨拶をしたメンバーがそのままその場所に待機していて、スタッフの説明がされて一番前の席の人から立って進んでいきます。
いったん右端に行ってから左に向かっていきます。
立ち止まれないくらいの速さで歩きますので基本は会話はできず、軽く手を振りながら歩いて行きます。途中、顔見知りのファンとメンバーが話したりしていました。大森美優さんの前に行くと『お!ありがとう』と話してくれました。
昨年、今年と総選挙でもランクインし、本当に着実にファンが増えたな・・・。と実感しました。

■写真

劇場を出ると、ロビーでは混雑の中、集合写真の販売をしていました。
「記念に・・・」というスタッフの言葉につられて買ってしまいました。
たしか300円と800円と1200円のあり、せっかくだから1200円のを買いました。
大きな写真1枚と小さな写真1枚、それと台紙です。
値段がどうとかいうよりは、記念なので・・・。

■感想

AKB48グループのファンを名乗るにあたり、「劇場に行ったことが無い」というのは気になっていました。また、是非一度行ってみたいと思っていました。
どうせ行くのなら、と大森美優さんの生誕祭を狙っていましたが、無事に当選できました。おそらくこれが始めての応募だったから当選したのだと思います。
2007年に近所で働いていた時から考えると・・・9年かかりました。

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(執筆者: ニョッキー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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