ガジェット通信がお送りする“ガジェ通秋葉原制覇”ですが、ここ最近は筆者(YELLOW)の中で古い店を巡るのがブームで御座います。
と、いうのも惜しまれながらも閉店した『とんかつ冨貴』の件もありまして、やはり古い店がなくなるというのは寂しい限りで御座います。閉店してから
「もっと沢山行けば良かったな~」(遠い目)
みたいなパターンも少なくないので、「ここは古い店を中心に攻略するのがベターなんじゃなかろうか?」みたいな気がしたのです。
はい。
ランチも人気の『みますや』
『みますや』と言えば、日本最古の居酒屋(明治38年創業)として名を馳せていますが、実はランチ営業もやっている事を御存知でしょうか?
このランチが近隣のサラリーマン達に大人気でして、12時ちょっと前になると駆け足でなだれ込むオッサン達を見る事が出来ます。
というわけで、働いてないオッサンである筆者は店のオープン直後を狙って、さりげなく『みますや』のランチをエンジョイしてみました。
みたいな展開を予定していたのですが、土曜日のランチは営業していない可能性が高いですね……。たまたま休みだった可能性も有りますが、ランチは平日のみと考えた方が良さそうな予感です。
しかし!
そこは有給を使って積極的にランチする方向で訪れるのも一興かと存じます。みたいな感じで平日にマッハで再訪してみました。
ランチは半セルフ方式である!
初見だとシステムが分かりにくいので、ざっくり説明しておきましょう。
店を入って真っ直ぐ進むとトレーが置いてあるので、そこでトレーと湯飲みをGETします。
次に“メインのおかず”を一品チョイスし、自分でトレーに乗せます。
美味しそうな料理が並ぶ様子は荘厳でして、誰もが何を食べるか迷ってしまいますが、後ろにも人が沢山並んでいるのでマッハで決めましょう。
っていうか、10秒以上迷ったらギルティですので、その時は一番手前の料理を取って、さっさと次に進むのがマナーです。
その横に“小鉢”があるので、好みの小鉢を一品選んでトレーに乗せます。ちなみに小鉢は200円払うと追加する事が出来るので覚えておきましょう。
次に厨房の方を振り向くと“味噌汁”と“お新香”があるので自分で取ります。
そして“お姉さん”の所に運ぶと御飯をよそって会計してくれます。御飯は少な目や大盛り(有料)も出来るのが嬉しいですね。
そして空いてる席に戻って、テーブルのポットから湯飲みに茶を注ぎます。
『みますや』の定食を食す!
整いました。
御飯も普通盛りにしてはガッツリでして、ここら辺は“デブの特権”かなとも思います。(デブなら喰うだろサービス)
なので、小鉢が追加出来る事も考えると、あえて大盛りを選ぶ必要はないかもですね。
とりあえずアジフライがめっちゃ美味しそうだったので、メインは迷わずアジフライをチョイスしました。
サイドの小鉢は定番のポテトサラダ!
お新香は最近、塩分の取り過ぎなので自主規制しておきました。セルフ形式だと自分が食べない料理を外せるのが良いですね。
つまり!
システムさえ覚えてしまえば、この『みますや』のランチは自由度が高くコスパも抜群であると言っておきましょう。
美味しいアジフライの見分け方
数多くのアジフライを食べてきた筆者ですが、やはり美味しいアジフライは大きいですね。
大きいアジなら脂も乗っていて身も食べ応えがあるので、小さいアジフライよりも魚の美味しさを堪能出来るという当たり前の結論に辿り着きます。
さらに尻尾の張りや衣の加減を見て、冷凍食品かどうかを判断します。
ちなみに冷凍食品のアジフライは尻尾をピンと伸ばして冷凍するので、揚げたアジフライも尻尾は均一に伸びています。言うまでもなく冷凍アジフライは冷凍したまま揚げるので、ほぼほぼ尻尾は伸びたままなのです。
しかし!
ちゃんと仕事をしたアジフライの場合、ある程度は尻尾が反ったりしてしまうので、ここら辺から考察して食べる前に判断出来ると、より美味しいアジフライに巡り会う事が出来ます。
まあ、最近は冷凍食品も美味しくなって来ているので、あまり冷凍食品を毛嫌いする必要はないのですが、自炊ならともかく有給使って遠征してまでランチに来ているので、ココら辺は妥協したくない筆者です。
アジフライはソースか醤油か?
この永遠に続く抗争に関して口を挟むと、どちらに転んでもバッシングされるので触れない方向でも良いのですが、あえて言おう!
「そんなの、どっちでもいいべ?」
ソースにはソースの、醤油には醤油の良さがあるので、そこは何をかけても正解だと思います。
しいて言うなら、もっとソースや醤油の銘柄こそ気にするべきだし、それ以前に
「どんだけ美味しいアジフライに巡り会うか?」
が一番大事である事は言うまでもありません。ちなみに筆者は必ず最初の一口目は何もかけずに食べる派です。
と、言いながらも今回は醤油をキメさせて頂きました。やはり魚介系には醤油ですよね?
例外としては“とんかつ屋さん”の場合、その店のソースは只者ではない可能性が高いので、ソースで食べないのは如何なモノかと存じます。
定食の要はポテサラです!
美味しい店を見分けるコツと言うか、美味しい店はポテトサラダに凝っているって事を覚えておくと、色々と食べ歩く時の指標になるので頭の片隅にインプットしておいて下さい。
無論、それが居酒屋であれば、なおさらポテトサラダの重要度は高まるので、要チェックと言うか必食と言っても過言ではありません。
『みますや』のポテトサラダは鬼美味いので、是非とも試して欲しいですね。
ご馳走様でした!
『みますや』ランチ 総評
おかずによって値段は微妙に変わりますが、筆者のアジフライ定食的な何かは800円でした。
日本最古の居酒屋で美味しいアジフライが食べられたのですから、コスパも含めて満足度は最高レベルだと思います。
若干、ランチタイムが短くコアタイムは一見さんが入る余地は無さそうですが、店のオープンと同時に入ると食べ終わる頃にドッと混んで来るので、初心者は開幕ポールポジションを狙いましょう。
ちなみにランチも瓶ビール(各種大瓶600円)はオーダー出来るようなので、長居しない程度に呑むのも良さそうですね。
それでは、是非みなさんも歴史的な居酒屋『みますや』で、美味しいランチを食べてみて下さい。
『みますや』
住所:東京都千代田区神田司町2-15-2
営業時間 11:30~13:30 17:00~22:20
定休日:日曜祝日
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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