ガジェット通信編集部のある秋葉原を代表する中華料理の店と言えば、まあ『雁川』でファイナルアンサーですが、実は昭和通りを渡った側には、恐ろしいほどの数の中華料理屋さんがある事を知っているでしょうか?
というわけで、筆者もちょいちょい秋葉原の中華料理は気になっていたのですが、どうしても昭和通りを渡ると古い店を中心に回ってしまうので、なかなか紹介する機会がありませんでした。
正直、忘れてたぞ!『海老専家』
何気に秋葉原のファイルを整理していたら、この『海老専家』の写真が出て来た次第です。
「正直、記事化するの忘れていた件の是非」
まあ、筆者の執筆ペースを考えたら、食べに行ったものの記事化するの忘れてたよ(テヘペロ)みたいなパターンも仕方ないと思います。
まず、気になるのは“中華風”って所でしょうか?
いや、普通に中国人が経営してる店なので“中華料理”で良いじゃないって思うんですけど、あえて中華風を名乗るところにツボる筆者です。
しかも!
海老にコダワッタ感を前面に出すネーミングは、保守的な中華料理屋さんの店名にしてはアグレッシブで好きです。
セットメニューが安い件
割と中華料理屋さんのランチはセットメニューがお得なパターンが多々ありますね。
むしろ、セットがお得過ぎて普通の単品メニューを食べる人が居るのか小一時間は問い詰めたい衝動に駆られます。
そして。
このメニュー表を見て感じるモノはひとつですが、あえて言おう!
「言うほど、海老推しじゃないよね?」
……と。だが、そこがイイと思うんです。「海老何処行った?」くらいの肩にチカラが入ってない感が、逆に新しいんじゃないでしょうか?
まずはハイボールを飲むべし!
中華料理と言えば紹興酒ですが、あまり紹興酒は好きじゃないので普通にハイボール(300円)を飲んでみました。
400円をマジックで消して300円と書いちゃうのが素敵な予感です。
昼間っから飲む酒は格別の旨さですが、ハイボール300円は安いと思うので、夜に狙うのも有りだと思った次第です。
『Cランチ』を食す!
整いました。
ほほう……。コレはなかなか良いんじゃないでしょうか?
”海老丼”とワンタンのセットですが、ランチだとスープ、ライス、杏仁豆腐が付いてくるようですね。
「一品料理、何処行った?」
感は否めませんが、そのアバウトな感じがリアル中国ですので、中国慣れしている筆者的には発狂するほどの事件ではありません。
正直、海老が多いぞ!
700円ですから、まあ海老の姿があれば良いと思っていたのですが、なかなか海老っぷりが良い感じですね。
しかも大振りでプリップリですので、海老目当てで訪れた筆者も満足で御座います。
強いて言うなら、餡かけが中国の餡かけでして、あまり味付けが塩っぽくない奴でした。
ここら辺、日本人好みの味にリメイクした中華料理屋さんと違い、モロに大陸系の味付けですので、賛否が分かれるところかも知れません。
見た目、中華丼みたいなビジュアルですが、味の方はちょいちょい別モノですので御了承下さい。
しかし!
筆者は薄味派だし、向こうの味も慣れているので問題無しで御座います。
でも、やはり御飯に合わすなら、もう少し塩が効いていても良いかなって思わなくもないですね。
海老ワンタンが美味しい件の是非
特筆すべきは“海老ワンタン”じゃないでしょうか?
割と海老を使ったワンタンは高価格に設定している店が多いので、700円のランチで海老ワンタンを味わえるのは“お得”だと思います。
味の方も海老の美味しさが前面に出ていて、ツルリとしたワンタンの皮も美味しく、文句無しの一品で御座います。
この海老ワンタンならガジェ通の読者にもオススメ出来ると思います。
デザートの杏仁豆腐もイイ感じでして、700円にしては満足出来る内容でした。
ご馳走様です。
『海老専家』 総評
この『Cランチ』が700円とか、やはり昭和通りを渡った側は飲食店のレベルが高いなと思った筆者です。
ハイボールも付けてジャスト1000円のコスパもですが、やはり海老が美味しかったのがポイントですね。
というわけで、非常にマイナーな『海老専家』ですが、何気に安くて美味しい定食を提供しているので、是非みなさんも訪れてみて下さい。
特に海老ワンタンは美味しかったので、オススメですよ。
中華風『海老専家』
住所:東京都台東区台東1-13-7
営業時間 11:00~23:30定休日:無休
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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