カリフォルニア州サンタモニカで開催されるアメリカン・フィルム・マーケット(AFM)の事前の動きとして、ピーター・ディングレイジとエル・ファニングが、SF映画『I Think We’re Alone Now(原題)』で主演する契約を交わした。
同作は、11月のアメリカン・フィルム・マーケットで、IMグローバルが米国外の海外セールスを担当する。CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)とWME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)グローバルが、共同で米国内での権利の代理人を務める。
リード・モラーノが、マイク・マコウスキーによる脚本をもとに監督を務める。ディングレイジとファニングは、不可解な事件の中で人間性が掻き消された世界での生存者を演じる。
フレッド・バーガー(映画『La La Land(原題)』)、オートマティックのブライアン・カヴァナー=ジョーンズ(映画『Loving(原題)』)、マイク・マコウスキー、エスチュアリ・プロダクション・カンパニーを通してディングレイジとデヴィッド・ギンズバーグ、フェルナンド・ロウレイロとロベルト・ヴァスコンセロスがプロデュースを手掛ける。ロウレイロとヴァスコンセロスは、自身の会社であるイグジビットを通じて資金調達も行う予定だ。
タイトルとなっている『I Think We’re Alone Now(原題)』は、トミー・ジェームス・アンド・ザ・ションデルズによる1967年の歌でもある。ティファニーが、1987年にカバーをリリースした。
モラーノ監督は、オリヴィア・ワイルド、ルーク・ウィルソン、ジョヴァンニ・リビシが主演の映画『ミッシング・サン』の監督を務めた。モラーノ監督は、エリザベス・モスとジョセフ・ファインズ主演のHuluとMGMによるドラマシリーズ『The Handmaid’s Tale(原題)』のエピソードも監督した。
ディングレイジは、米テレビ局HBOのテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演している。ファニングの次回作は、アネット・ベニングの相手役を演じる映画『20th Century Women(原題)』、ベン・アフレックが脚本・監督・主演を務める映画『Live by Night(原題)』だ。
関連記事
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。