minogasa013_R.jpg

秋葉原の美味しい情報をお届けするガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、あえて言おう!

「そろそろ寒いんじゃね?」(2016年10月現在)

夏は蕎麦だろ江戸っ子的に考えてと思っていた神奈川県民の筆者(YELLOW)ですが、ぐっと寒くなって来て改めて

「アキバで食べる温かい蕎麦」

の良さを発見した次第です。特に秋葉原周辺は立ち食い蕎麦の激戦区ですので、一通り食べてレポるのが筆者の義務であると考えます。

信州戸隠生蕎麦『みのがさ』

minogasa000_R.jpg

筆者、蕎麦の味が分かると言うほどの“蕎麦喰い”ではありませんが、この『みのがさ』の蕎麦は好きなんですよね。

minogasa007_R.jpg

やはり素材の良さというか“蕎麦粉”にコダワリを持っていて、それをベテラン(麺打ち歴50年)の職人さんが毎朝製麺しているのですから、大規模チェーン店と比べて美味いのは当たり前、同じ土俵で語るのが間違いです。

まあ、流石に“手打ち”の本格的な蕎麦に比べるとアレですが、手打ちの蕎麦と立ち食い蕎麦は別モノだと思うので、立ち食い蕎麦としては上々だと思います。

基本、立ち食い蕎麦屋は戦場である!

minogasa009_R.jpg

時間に追われる人が利用する事の多い立ち食い蕎麦屋は、基本的に戦場で御座います。

minogasa001_R.jpg

「オメーちんたら写真撮ってんじゃねぇぞボケが!」

ってのが当たり前の世界ですので、めちゃめちゃ空いている時間帯を狙って訪れてみました。

minogasa002_R.jpg

ここまで静かなパターンも珍しいのですが、店の人は油断する事なくオペレーションに集中していたのが印象的です。

『げそ天そば』を食す!

minogasa014_R.jpg

整いました。

これぞ『げそ天そば』(470円)という感じではないでしょうか?

minogasa016_R.jpg

ちょうど空いている時間帯だったので、心なしか盛り付けも丁寧な気がしますね。ってか、これが本来の『げそ天そば』のビジュアルです。

minogasa010_R.jpg

立ち食い蕎麦屋に行くと「何を食べて良いのか分からない……。」みたいにメニューに悩む人が居ると思うので、あえて言おう!

「悩んだらとりあえず“げそ天的な蕎麦”にしとけば間違いない!」

と……。かき揚げ的な何かは店によって個性があり面白いのですが、逆に予想していた具が無かったりするリスクもあるので、筆者としては“げそ天”をデフォルトとしてオススメしますね。

流石に蕎麦は文句無しである!

minogasa017_R.jpg

蕎麦はピンキリですので、上を見たら美味しいのはナンボでもありますが、値段も含めてトータルで考えると、この『みのがさ』のポテンシャルは高いと思います。

むしろ、この蕎麦が駄目だったら“立ち食い蕎麦”って選択肢は消えてしまうので、大人しく千円払って有名店に行って下さい。

温かい蕎麦汁も良し!

minogasa015_R.jpg

まさに天麩羅を美味しく食べる為の“蕎麦汁”と言っても過言ではありません。

“蕎麦、蕎麦汁、天麩羅”が三位一体となってこその味ですので、どれかひとつを切り出して評価するのは野暮で御座います。

その点、この『みのがさ』のバランス感は秋葉原でも上々でして、値段を含めたコストパフォーマンスで考えると、確実に上位に入る実力があると思います。

ご馳走様でした!

『みのがさ』 総評

minogasa012_R.jpg

筆者にしてはシンプルにまとめた感がありますが、蕎麦ってのはこんな感じじゃないでしょうか?

さっと入って蕎麦をたぐって店を出る……。

この洗練された所作こそ“蕎麦”の基本にして究極かと思いますので、あれこれイジり倒して書く必要なないと思うんです。むしろ

「美味しかった!」

の一言だけで良いんじゃないですかね?

もっとも美味しかったの一言で済ますと記事自体がボツるので、あれこれ無理してイジってるのですが、正直必要ないと思います。

というわけで、みなんさもあれこれ考えずに、さっと『みのがさ』に入って美味しい『げそ天そば』(470円)を食べて見て下さい。

『みのがさ』神田和泉町店

住所:東京都千代田区神田和泉町1-3-2

営業時間 6:00~19:00
土日祝日 6:00~15:00

定休日:年中無休

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1545485