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(この記事は2014年10月26日に公開されましたが2016年12月23日に再度ガジェット通信トップに掲載しました)

昨年末の2013年12月13日、Yahoo!知恵袋に投稿された
【わたしはサンタさんがいると思っています。 逆に、いないと言っている人の意味がわ…】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12117896667
という、当時小学6年生の女の子からの質問に対するベストアンサーが、今年になって2014年10月25日からネットでバズっています。

質問の主は小学6年生

質問は、

わたしはサンタさんがいると思っています。
逆に、いないと言っている人の意味がわかりません。

で始まります。
サンタという職業をテレビで紹介していたし、親がくれないようなプレゼントや、親が書けない英語の手紙等、 “親ではない誰か” なのでは?という疑問と、
トナカイが空を飛ぶことや、家に入れること等、説明のできないことの素直な疑問が書かれています。
「動画がないのが疑問」と言うのも今どきの子らしいかも……

「トナカイで世界中を回り…と言うのは残念ながら今はイメージだけですね。」

その質問に、ベストアンサーは

サンタはいます。

と断言します。

ただ最近の場合プレゼントにサンタが直接は関わっていない事も多いです。昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。

と、お伽話で聞くサンタさんのイメージと、現実の差を、わかりやすく埋めてゆきます。
現代では

サンタがプレゼントを持ってきたとしても玄関で親御さんを呼んで受け渡してサンタさんの代わりに枕元へ置いてもらうことになります。
そしてなにより子供の欲しがる物が「市販品」になったことです。「○○って言うおもちゃが欲しい」とか「○○ってゲームが欲しい」とか「携帯電話」とか「iPod」とか。こうなるとサンタさんにはもう作れません。
「サンタさんに作れないなら私達が代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶ所も運送会社がそのままサンタさんに代わってやっちゃってます。
つまりプレゼントを製作して、輸送して、枕元に置く所まで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」と言う人たちだけで済んじゃうんです。サンタさん自身が関わる部分はほとんどありません。
一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。

というように。
この、子供の疑問に対する見事な回答に、ツイッターやフェイスブック、はてなブックマーク等々で続々と以下の様なコメントが挙がっています。

泣ける!粋だ!素晴らしい回答!

・大事なことって、と考えさせられるあまりに秀逸な回答。

・このベストアンサーはクロネコヤマト辺りがクリスマス用CMとして映像化するべき

それも一理……

・ってかサンタの免許あるし限りなくレアだが居るだろ確か日本にも

・判断基準次第では、幻覚を見てそれが実在するのだと主張しているのと同程度のことなわけで。

「人に幸せを与える側」

・「人に幸せを与える側」もまた幸せなわけです。

全ての大人がサンタさん

・なるほど「子供たちに喜んでもらいたい」みたいな概念、思想自体を「サンタ」と呼ぶってことか、そしてその思想があるものは全員サンタだと。良い回答だな。

・うちの姉は「メーヴェが欲しい」とサンタさんを困らせました。そしてずいぶん時が経ち、メーヴェを作った人のリツイートでこの質問回答を知った今、年を取る・未来が来るっていいことだなって、ちょっと思います。

大人と仕事とサンタクロース

・いい話だ.社会に携わっている自覚ある大人の答えだ. (こういうのはヤラセでもネタでもいいと思います!<ダブスタ :-) ―

・この回答はすばらしい。サンタクロースとは、私たちが生きている社会そのものなのかもしれない。

そうだ!サンタは存在する

・親になってわかったがサンタクロースの意思みたいなものが確かにあって、それによって動かされてる

・ヤフー知恵袋のQ&Aの中で一番感動したかも。 建前で「サンタはいる」と言いつつ本音は「いない」と思っていた自分が情けないorz やっぱ、絶対いるわ、サンタ。

※画像は
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12117896667
のスクリーンショットです。

※この記事は2014年10月26日に公開されましたが12月24日に再度トップページ掲載しました。

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