首都圏でも有数の混雑路線である東急田園都市線。ピーク時には混雑率が180%を超えており、2016年12月13日にはあざみ野駅で押上行の急行電車の窓ガラスが割れるなど、ラッシュ時の混雑が問題視されています。
そんな中、2017年1月19日に民進党の藤末健三参議院議員が次のようにツイート。
田園都市線 大幅遅延
遅延度に応じて料金を割り引く制度の導入を提案して行きます。
30分以上遅れたら無料にすべきだと思います。独占企業の地位に甘んじているとしか思えません。— 藤末 健三 (@fujisue) 2017年1月19日
田園都市線 大幅遅延
遅延度に応じて料金を割り引く制度の導入を提案して行きます。
30分以上遅れたら無料にすべきだと思います。独占企業の地位に甘んじているとしか思えません。
遅延した際に料金を割引という意見に対して、『Twitter』や『Facebook』では「面白い」という肯定的な声もあったものの、「たかだか30分遅れでなにをバカな事を」「企業側の甘えとして解決しようという提案はどうなのか」といった疑問が続出。中には「たった一分の遅れで100人亡くなった事故をお忘れなのでしょうか?」と2005年のJR西日本福知山線の脱線事故を例に出すコメントも寄せられていました。
これに対し、藤末議員はブログを更新。
田園都市線の遅延に関するツイートについて
http://www.fujisue.net/archives/2017/01/post_1830.html [リンク]
ここでは「30分遅れたら無料にすべきと言うのは暴論と言われますが、私は会社が遅延対応の努力を十分にせずに遅延が起きた場合はペナルティを負うことありうべしと考えます。その極論が無料(料金返還)です」と主張。その上で「遅延を防止する仕組みがない」ことを問題視し、鉄道の遅延対策を「国会からできる範囲でプッシュする」と述べ、応援を求めています。
一方で『togetter』ではトラブルが起きるのは地方出身者が多く、ラッシュ時のルールを理解していないためという趣旨のまとめが公開されています。
田園都市線トラブル問題めぐり沿線住民らいっせいに「地方出身者は田舎に帰れ!」と悲痛な叫び(Togetterまとめ)
https://togetter.com/li/1072152 [リンク]
混雑時に車内でぶつかることは当然起こり得ることで「それで怒るのは大抵田舎者」といった声や、そういったトラブルが新生活をはじめる人が集まる「春に多い」といった意見があり、こちらでも議論が展開されています。
※画像は藤末議員のツイートより
https://twitter.com/fujisue/status/821907320376463360 [リンク]
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