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東京都が発表した新年度予算案の中に盛り込まれた新たな事業が、利に聡いネット民の間で「錬金術ができそうだ」と話題になっている。
その新事業とは、利用中の白熱電球2個を電器店に持ち込むと、LED電球1個と無料で交換するというもの。100万個分のLED電球と交換してもらうために18億円を充てるという。
これを聞いた人たちは、「100円ショップで売っている白熱電球2つをLED電球に交換してもらってオークションで売れば儲かるんじゃね?」と大騒ぎ。調べてみると、確かに100円ショップでは2個100円(税込み108円)の白熱電球が売られている。そして一般家庭でよく使われている60W相当のボール型LED電球は1000円前後からすることがわかった。このバカにできない差額を目当てに“商売”を始めようとする輩が出てきてもおかしくない。
この問題について東京都の地球環境エネルギー部に話を聞いてみたところ、「基本的には使用中の白熱電球2つとの交換を想定している」とし、「そのような不正防止の観点も含め、具体的な交換方法についてはこれから検討していく」ということだった。省エネ促進とCO2の削減を意識した小池知事も、ネット民のたくましい転売精神にまでは意識が及ばなかったか。
画像引用:http://www.civillink.net/esozai/download/1853.html#a1[リンク]
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