サントリー食品インターナショナルは『BOSS』シリーズの新製品『クラフトボス』シリーズを発表。『クラフトボス ブラック』(希望小売価格・税別160円)を2017年4月4日、『クラフトボス ラテ』(同・税別170円)を2017年6月13日から全国で発売します。
『BOSS』シリーズといえば、特に40~50代のブルーワーカーの愛飲率が高く、サントリーによると44%のユーザーに浸透しているとのこと。一方で、ITワーカーの多い20~30代には12%に留まっています。コンビニによる挽きたてのコーヒーや、サードウェーブコーヒーなど、ユーザー獲得には多様な競合がひしめいているのが実情といえるでしょう。
そんな中で発表された『クラフトボス』は、PCなどの前でデスクワークする際にゆっくりと時間をかけて飲むことを想定。コクがありつつ苦すぎず、すっきりと飲み続けることができる味わいを追求するために、200以上の工程を経て仕上げたといいます。
『クラフトボス ブラック』は、豆の選定や焙煎、抽出にこだわった5種類のコーヒーをブレンド。一方、『クラフトボス ラテ』はコーヒーに国産牛乳と北海道産生クリームを合わせたやさしいコクを実現したとのこと。
また、パッケージに女性デザイナーが手がけた新開発のオリジナルの500mlペットボトルを採用。『BOSS』の文字とブランドマークが浮き彫りにされているのがおしゃれな雰囲気です。
筆者も一足お先に『クラフトボス ブラック』を試飲してみましたが、コーヒーの深みのある香りがありつつも、飲んだ後の余韻は軽め。とはいえアメリカンのような薄さはなく、しっかりとしたコーヒーの味わいを長く楽しみたいというユーザーにはぴったりだという印象を受けました。
とりわけ、500mlという量と2~3時間で飲みきるということが、これまでの缶コーヒーと一線を画す存在といえそう。挽きたてコーヒーも時間を経ると覚めたり味が変わることがあるので、そういった味に気になるという人に受け入れられる可能性がありそうです。
CRAFT BOSS(サントリー)
http://www.suntory.co.jp/softdrink/craftboss/ [リンク]
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