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『ハイ☆スピード!』を原案として生まれた大人気TVアニメ『Free!』シリーズ。劇場版として再構築された、『劇場版 Free! -Timeless Medley-絆』が4月22日より公開中。4月30日に公開記念舞台挨拶が行われました。

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舞台挨拶に登壇したのは、島﨑信長さん、鈴木達央さん、代永翼さん、平川大輔さんの岩鳶メンバー!

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最初の挨拶では、代永さんが「みんなー!たっだいまー!」、平川さんが「お待たせいたしましたぁ!!」と、渚や怜のテンションで会場を盛り上げます。

しかし、「出来上がりを試写で観させていただいて、冒頭からずーっと涙が止まらず……(笑)。なんでこんなに泣いてるんやろ、みたいな思いながら(笑)」(代永)、「オープニングで『RISING FREE』が流れ出すと、“ザ・Free!”って感じの歌詞で、『あ゛ー!』ってまず泣く(笑)。それで中盤でまた『あ゛ー!』って泣いて、後半になるともうわけわからなくなって涙でぐしゃぐしゃになりながら観てる感じでした(笑)」(平川)と、キャストも号泣したという今作。

「みなさん、やっぱり泣かれていますね……」と島﨑さんが言うように、本編の感動の余韻が残っている場内で、キャストが作品にかける気持ちを語ると、真剣な雰囲気に。

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鈴木さんは、「『Free!』って俺たちが登壇して喋ってすごく楽しい雰囲気にさせたいな、と思うんだけど、みんなの想いが強すぎて若干お通夜みたいな雰囲気になるの。毎回そうだったって思い出した(笑)」と、途中で「ラフな空気にしたいのに」と熱い作品ゆえに上手くいかない歯がゆさを明かす場面も。

※上映後の舞台挨拶だったため、ネタバレトークあり。

渚と怜を演じられるか不安だった!?

代永:映像シリーズとして、僕と平川さんは久しぶりのメインでの出演だったので、渚と怜ちゃんを演じられるか不安もあったんですよね。一発目から出るかなぁ?ってマイク前で「れ、怜ちゃん!!」って渚の声を出すところから始まって。

鈴木:すごいチューニングしてたよね(笑)。

代永:それだけ本当に緊張してたの(笑)。

平川:俺もしてたけどね。

鈴木:2人がすごいチューニングしてるから、「え、そんなこと今までしてなかったでしょ?」と思って(笑)。

代永:それくらい大事な作品だったから。4人のチーム感とか込める想いがあって、今こうやって出来上がった作品を観ていただいて、「岩鳶チームが戻ってきて嬉しいです」って言葉をいただいて嬉しかったですし、僕らとしても本当に楽しかった。嬉しいって想いでいっぱいです!

平川:今回の収録のときも、TVシリーズのときと同じように、4人が当たり前のようにいつも座っていた場所に座って、当たり前のようにいつも使っていたマイクに入って、それをスタッフさんが当たり前のように僕らの高さにそれぞれ調節してくださって、当たり前のようにウィングは「もう2歩下がって」って言われてて(笑)。スタッフさんも含めてチームワークが完璧に出来上がっていると思えるこの作品で、きっとまた『Free!』を大好きになっていただけるんじゃないかなと心から思っています。

注目のシーンはやっぱり4人でのラスト!

好きなシーンや注目してほしい部分を4人それぞれが回答。

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平川:僕はずーっと言ってますけど、颯斗(はやと)が泳ぐシーン。「絶対お前の手離さないから!」ってあのシーン。

あと、僕は怜でいうと、遙先輩から最後に「お前はずっと仲間だ」と言っていただいて、一言「はい」って返事をする、あの一言に今回のすべてをかけていたと言っても過言ではないです。また良い芝居をするんですよ、こいつ(島﨑)が。素直にそれを受け止めて胸が一杯になって、一言「はい」と絞り出させていただいたあのシーンが好きなシーンですね。

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代永:全部本当に好きなんで、全部って言いたいんですけど。でも、最後のシーンかな! 最後、4人で想いを伝え合うシーンが一番クライマックスというか。渚のシーンとしても、涙を溜めつつ笑顔で頑張っていく、あの「ありがとうございました」がね!! あれを思い出すと泣いちゃう! 「いやぁ、この子たち大人になったわ~」というか、タイトルにも入っている“絆”の部分が一番強く出ている部分で、すごく好き。収録中も想いがひとつになった部分だと思います。

鈴木:悩んだよね。いっぱい悩んでいろいろ話して、みんなで作り上げたシーン。あの時に、平川さんが「そういえば、TVシリーズで泣いて喜んでたけど、まだ俺たち予選だったね」って気づかせてくれて、その後にちゃんと話すのってそういえばなかったねって話をして。「じゃあ、自分たちは今何を喋るんだろうね」って、河波監督たちとディスカッションしたり。「ありがとうございました」って入れるのはみんなのアイディアから出たものなんです。

真琴に関しては、毎回彼と向き合いながらいつも作っているので、今見返すと「俺こんな芝居してたんだ」って思うことがありました。当時やっていたもので、上書き出来るものと出来ないものがあるなって感じました。今回、一部シーンを録り直すんじゃなく全部って言われたら、俺無理かもしれないな、って思ったくらい。当時のものでしっかり成立しているな、と思えた時に、自分がしっかり歩いてきた真琴との時間は色あせないんだな、と個人的に感じました。本当にみんなとの絆は積み上がっていたし、そいう意味で、より4人のシーンや渚と怜のシーンを観て、ディスカッションを重ねたいってみんなが思うのは必然的だったのかなと思います。

島﨑:『ハイ☆スピード!』繋がりで言うと、郁弥の話だったり、遙が水泳を辞めている部分がポイント。凛に拒絶されて遙は傷ついたかもしれないけど、遙の方も同じように、人を拒絶するのと同じようなことをしてしまった、というところを、この作品は最初から触れていたのがすごいことだと思います。だからこそ、オープニングで2人の画が出てきたところで「わあ!」ってなったし、いろいろな思い出が浮かんできました。

でも、他にも本当にいろいろあるんですけど、自分の思い入れのあるシーンってなるとやっぱりラストシーン(笑)。

遙が変に言いよどんだりせずに、みんなに初めてすごくまっすぐ堂々と言葉を伝えられたシーンだなと思います。今までの遙みたいに、ちょっと顔をそむけたり照れながらじゃなくて、本当にまっすぐに伝えられた。芝居している時はそこまで意識していなかったんですけど、出来上がったものを観たら僕もビックリするくらい、遙が本当に堂々と言葉をかけていて。狙ったわけではないんだけど、自分の夢とか戦うことも決めた遥になったんだな、と遙の成長を感じる部分なので、ラストシーンをまた観てもらいたいです。

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キャストのみなさんの熱い想いが語られ、あっという間に舞台挨拶終了の時間に。島﨑さんも、「もっともっと話がしたいんですけどね! 『Free!』が大好きなんです!」と、とても名残惜しそう。本当に次から次へと言葉が溢れ、みなさん語り足りない様子でした。

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また、この日の衣装は、(鈴木さんの足元だけ見えなかったのですが)同じデザインで、それぞれのキャラクターカラーの靴下をみんなで身につけていました! 

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Twitterにも仲良しな4人をアップ。島﨑さんは「何年経っても、Free!チームで集まるとFree!の空気になるってすごいことだなぁ…。Free!大好き!遙たち大好き!これからもいっぱい愛してください…!!」と投稿しています。

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愛に溢れる岩鳶メンバー。その絆をまた劇場に確認しに行ってください!

劇場版 Free! -Timeless Medley- 公式サイト:
http://tm.iwatobi-sc.com/
7月1日には、凛が親友の宗介との過去の思いに向き合う『劇場版 Free! -Timeless Medley-約束』が公開予定。

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