そのために、自転車や傘を罪悪感なく盗んでしまうといった話題が『Twitter』で議論になっています。
きっかけになったのが、ある『Twitter』ユーザーが自転車の盗難にあってバイト先の人間に「犯人に不幸になってほしい」と言ったところ、相手に「自分もたまにやる」と返ってきたということを投稿したこと。
「自転車を盗む奴とか傘を盗む奴に罪悪感がない」という事を知って驚いた話。
話してくれた人は若いけど割と普通の人だっから更に驚いた。今の自転車は色付きの鍵2つです。 pic.twitter.com/B8lQKSlRah— かろ (@aqbl_000) 2017年5月5日
「自転車を盗む奴とか傘を盗む奴に罪悪感がない」という事を知って驚いた話。
話してくれた人は若いけど割と普通の人だっから更に驚いた。今の自転車は色付きの鍵2つです
このユーザーによると、盗む側は「特に何も思わず」「防犯登録していれば本人の元に返るだろうし、借りる感覚」といい、傘も同様だといいます。
当然ながら、「罪悪感を持たない心理がわからない」「親はどんな教育してきたんだろう」といったツイートが多数集まり、実際に被害に遭った人からは「数年経った今でも恨み続けている」「犯人パンクしろって思った」という声も。また、何度も自転車や傘を盗まれているという人からは「そういうものだと思っている」と諦めに近いツイートもあり、「飲み会で武勇伝みたいに“自転車窃盗得意”だったと語る人がいる」といった報告などもありました。
警視庁によると、自転車盗難は住宅の敷地内での発生が最も多く、45%がキーをつけたままの状態で被害に遭っています。防犯対策としては、以下の項目を挙げています。
・絶対に路上に放置しない。
・わずかな時間でも自転車から離れる時は鍵をかける。
・常設のキーの他に防犯性の高い補助錠を使用する。
・防犯性能の高い錠に交換するなど防犯効果を高める。
・必ず自転車防犯登録をする。
・犯罪防止に配慮した整備されている駐車場や駐輪場を利用する。
傘の場合、「名前を書く」といったシンプルな所有を証明するだけでも、盗まれた際の窃盗の立件に繋がりやすくなります。他にも「○○警察署と書く」といった抑止力に訴えるアイディアや「シールでデコレーションする」ことで自分のものであることをアピールするといったことを実践している人もいるようです。
いずれにしても、自転車や傘といった検挙率の低さや立件の難しいアイテムの場合、何らかの自衛をしなければいけないのが実情といえそうです。
「自転車を盗む奴とか傘を盗む奴に罪悪感がない」というお話に戸惑いと怒りが止まらないTL 「理解できない」「恨み続けるからな」(Togetterまとめ)
https://togetter.com/li/1107387 [リンク]
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/aqbl_000/status/860369146327871489 [リンク]