X-MENシリーズとその最新映画『LOGAN/ローガン』のファンは、新人女優のダフネ・キーンが、ローラの別名でも知られるX-23役を手に入れた当時の秘密を知るチャンスを得た。
発売予定の同作のブルーレイには、11歳の少女キーンのオーディション映像に加え、共演者であるパトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマンが彼女の演技についてコメントしたインタビュー映像が特典として含まれている。
「私の人生で見た中でも、類まれなオーディションテープのひとコマです」と、スチュワートは述べている。チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)役を再演したこのベテラン俳優は、ジェームズ・マンゴールド監督の手によるクリップ映像に登場する。同じ映像の中で、キーンはリクエスト通りに即興でシーンを演じ、オーディションを勝ち抜いた。
このシーンでは、キーンが自分の話を信じるように要求するも、ジャックマンは彼女をののしり、繰り返しはねつける。すると、キーンはジャックマンをにらみつけ、突如として怒れるスパニッシュ系に豹変。この話は、『LOGAN/ローガン』のプロットにおいて重要な意味を持つ。
「彼女には、他の俳優には求められない素質と高い精神力、ある種の存在感、そして、私にもまだ完全には理解できない成熟ぶりが見られます」と、プロデューサーのハッチ・パーカーは語る。「この最も難しいシーンに対処する一方で、ヒューやパトリックを相手に感情を表現し、同時に肉体をコントロールする必要があります。これはかなり苛酷な要求です。彼女を発見できたことは、本当に素晴らしかった」(パーカー)。
『LOGAN/ローガン』は、米国にてデジタル配信が5月16日(現地時間)に始まり、ブルーレイ、DVD、4K Ultra HDが5月23日(現地時間)にリリースされる(日本の劇場公開は6月1日)。
ダフネ・キーンのオーディション映像は、本記事の冒頭にて。
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