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ミシュラン一つ星の和食シェフが「オリーブオイル×和食」のフルコースに挑戦 期間限定で店舗展開
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ミシュラン一つ星の和食シェフが「オリーブオイル×和食」のフルコースに挑戦 期間限定で店舗展開

2017-05-21 19:30

    5月16日、AGF社 パーソナル/中元ギフト記者発表会にグルメライター・モトタキが突撃。今回はミシュラン一つ星の和食シェフがオリーブオイルを使った和食を振る舞ってくれるそうだ。はたして、どんな逸品が生み出されたのか。

    味の素ゼネラルフーヅ株式会社・北田常務「ギフトで気持ちを伝えるお手伝いをしていきたい」

    北田常務は挨拶で「味の素とゼネラルフーヅが統合して、2017年は最初の年。今まではコーヒーがメインだったが、これからはオリーブオイルも取り扱っていく。ギフトで気持ちを伝えるお手伝いをしていきたい」と語った。

    味の素ゼネラルフーヅ株式会社・島田執行役員「日本の贈るに、「和」をこめて。」

    島田執行役員が味の素ゼネラルフーヅ株式会社の今を語った。

    『アミノバイタルギフト』と呼ばれるアミノ酸サプリメントをスポーツ量販店などで販売中とのこと。ゴルフ大会の景品としても使い勝手がよく好評だ。

    2017年のテーマは「日本の贈るに、「和」をこめて。」だ。日本の気候風土、日本人の味覚、日本の食文化に寄り添った味わい深いギフトを届けていく所存。

    重点商品のひとつが「煎」。「和菓子に合うコーヒー」である。2017年日本ギフト大賞に選ばれた「煎」は、全国の和菓子屋とコラボをして展開。

    百貨店では、羊羹や最中と一緒に提供した。最初は「和菓子とコーヒーなんて…」と、おっかなびっくりだったユーザーも口にすれば、にっこり笑顔が花開いた。

    もうひとつの重点商品が「オリーブオイル エクストラバージンギフト」だ。日本の食卓にぴったりな、フルーティな風味のオリーブオイルをオーストラリア南部の農園で作り出した。

    和の食材からイタリアンまで幅広く使い勝手のいいオリーブオイル。価格は2本で3000円と、4本で5500円のセットで提供。

    オリーブオイル市場は13年から16年にかけて31億円の右肩上がり。約2倍の成長を見せる。ギフトとしてオリーブオイルを選んでいる人は全体のいまだ1%でしかなく、ここから売上は成長し放題である。

    「ミシュラン一つ星」なすび亭店主・吉岡シェフ「オリーブオイルと和の調味料の相性はバッチリ」

    なすび亭店主・吉岡シェフの挨拶だ。瓢亭に勤めていた頃は、首相官邸出前料理番を任されていた腕前である。

    今回、オリーブオイルを使った和食のメニュー考案と聞いて「驚きはなかった」と言う。それもそのはず、20年ほど前から、オリーブオイルは和食の職人の間でもナチュラルに使われているのだ。

    エクストラバージンギフトは、そんなオリーブオイルの中でも、苦味がなく辛味がない。オリーブオイルに馴染みのない人でも口にして違和感を感じない仕上がりを期待できる。「オリーブオイル自体、和の調味料である味噌や醤油と相性がよい」とも語っていた。

    6月12日から6月23日にかけて、なすび亭で「オリーブオイルを使った9品の和食フルコース」を提供する。事前予約必須。そのメニューに一部を解説する下りがあった。

    1品目はカツオの叩きだ。オリーブオイルの風味とカツオはよく合う。オリーブオイルに醤油と酢を合わせるという。

    家庭でも、ポン酢を掛けたあとにオリーブオイルをひとたらしすると風味がよくなる。

    日本三大うどんのひとつ、稲庭うどんが2品目。シンプルに、しらすとネギと塩。ここにオリーブオイルをひとたらしするのだ。風味が変わる愉しさがある。

    3品目、海老しんじょ揚げ。オリーブオイルで揚げ物をするのはもったいないから家庭ではされないかもしれない。だがカラッと上がって軽く食べられる揚げ物が出来上がる。

    鮎の炊き込みご飯で解説4品目。昆布だしとお酒にオリーブオイルをたらす。これでコクに違いがでてくる。

    最後の解説は、青じそシャーベット。たっぷりとオリーブオイルをかける。意外な爽やかさに驚きがある。

    解説はされなかったが、他に「牛蒡と人参のきんぴらのたい昆布締め巻き 生うに添え」や「アスパラすり流し 黒胡椒」、「時しらずの幽庵焼き」、「しめ鯵の酢の物」がコースでは並ぶ。

    会場では、目の前で吉岡シェフが「カツオの叩き」の調理実演をしてくれた。手際が良い。

    「稲庭うどん」と「青じそシャーベット」を実食レポート

    コースから2品を試食するタイムも設けられた。

    稲庭うどんは味付け塩だけだが、オリーブオイルをかけることで、その塩気がさらに際立つ。オリーブオイルならではの、まろやかさもグッド。

    青じそシャーベットはそのまま食べれば甘くてさっぱり。オリーブオイルをかけることで、そこに優しい爽やかさが加わって不思議な味わい。

    吉岡シェフに「日本酒に合うつまみをオリーブオイルで仕上げるならどうすれば?」とインタビューしたところ、「塩辛や佃煮のような味の強い発酵調味料にかけるといいですね。とってもまろやかになります」との返答。

    これはやってみる価値がありそうだ。

    今回使用されたエクストラバージンギフトは、普段使っているオリーブオイルよりも、癖がなく使い勝手がよさそう。

    台所に一本あると嬉しいかも。

    「オリーブオイル×和食」コース概要

    コース名:吉岡流 和とオリーブオイルのコース
    期間:2017年6月12日~23日
    場所:なすび亭 (東京都渋谷区恵比寿南2-13-3)
    価格:9,000円(9品、税抜、サービス料10%別)
    ※1日6名様限定です。
    ※3営業日前までの電話予約にて受け付けます。(日・祝休み)

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