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先日、ガジェット通信では『Twitter』のユーザーによる痴漢冤罪に遭った男性の話を紹介。「名誉毀損で訴える」との一言に相手が沈黙したというエピソードは、そのスマートな対応に賞賛の声が寄せられていました。

痴漢冤罪の対処法として有効!? 「名誉毀損で訴える」の一言で相手沈黙
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一方で2016年の迷惑防止条例違反の件数は約1800件。そのうち52.7%は電車内、駅では19.4%となっており、被害者がいることも確かです。
そんな中、ある『Twitter』ユーザーが「昔、痴漢にあった時の話」として漫画をツイート。さまざまな反響が寄せられています。


昔、痴漢にあった時の話。その① pic.twitter.com/aP7n87od33

— 言 寺 (@310_64) 2017年5月23日

このユーザーに手の甲で太ももを触ってきたという痴漢。携帯電話を見て時間を確認したことが、後の事情聴取で役立ったとのこと。「冤罪だったらどうしよう」という気持ちもありつつ、「そもそも本当に痴漢が多いのが悪い」と思い直し、警察に突き出すことを決意。携帯に「すいません、私の後ろの人痴漢か見てもらえないでしょうか」と打ち、第三者に助けを求めることに。


昔、痴漢にあった時の話。その② pic.twitter.com/Mz0vwLwh1c

— 言 寺 (@310_64) 2017年5月23日

「助けてくれるだろうか」と勇気を振り絞って第三者の男性に見せると、その人は首肯。そこで腕を掴んで「痴漢は犯罪だぞ」と捕まえると、相手は否定。すかさず携帯を見せた人が「私もこの目で確認した。キミは確かに痴漢行為をしていた」と声を上げると、数人のサラリーマンが痴漢を囲み、ユーザーから引き離します。誰かが車掌にも連絡して、痴漢は次の駅で連行。ユーザーとは二度と会うことはなかったそうです。


昔、痴漢にあった時の話。その③ラスト。あの時助けてくださった方々、ありがとうございました。 pic.twitter.com/YM0Y2Gyn4A

— 言 寺 (@310_64) 2017年5月23日

その後の事情聴取は3時間に及び、さらに細かく聞かれるために「嫌なことを思い出すのは精神的にきつい」と振り返ります。その後、痴漢側の弁護士と2回会って示談が成立し、「バイト1ヶ月分より多い金額」が振り込まれたとのこと。

このユーザーの行動には、「賢い方法」「勇気ある」といった反応が多く上がっており、とりわけ携帯に打った文章を第三者に見せるということについて「これなら冤罪かどうかもわかる」「第三者を味方にするのが良い」といった賞賛の声が見られました。また、「冤罪はだめだが、実際の痴漢は制裁されてほしい」「女性専用車両をもっと増やすべき」という意見も。実際に痴漢にあったことがある人からは、「自分の場合はどうすればわからなかった」「絶対に勝てる気のしない体格の人に触られるのは恐怖」といった体験談も寄せられていました。

実際の痴漢だとしても、冤罪だとしても対処が難しいこの問題。ラッシュ時に電車に乗るという人は、普段から対処法を知っておくことが必要なのではないでしょうか。

『昔、痴漢にあった時の話』の実録漫画に様々な反響「素晴らしい勇気」「こういうのが正しいやり方」(Togetterまとめ)
https://togetter.com/li/1113505 [リンク]

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