中国と言えば一昔前まではフェイク物の宝庫でゲーム機や家電製品の偽物が売られており、オリジナリティ皆無と言われていた。しかし昨今はファーウェイなどが力を付けてきておりオリジナル端末も出てきつつある。
そんなかつての中国のお家芸とも言える類似品がまた出回っている。今回出回った類似品は『iPhone 5S』である。アップルすら発表していない『iPhone 5S』のそっくりスマートフォンをGoophone社が作ってしまったのだ。
外見だけかと思ったらなんと中のインターフェイスもiPhoneそっくりに作られている。ホーム画面まで完全にクローンしているのは驚きである。しかし動作しているのはAndroid4.1だとか。AndroidをカスタマイズしてiPhoneそっくりに作り替えたこの『iPhone 5S』。
Goophone社は既にこのデザインの特許も取ったと報道されている。同社は昨年には『iPhone 5』の類似品を製作し、ほかにもサムスンのGalaxyシリーズやHTC社のスマートフォンの類似品を製作している。
気になる性能は次の通りである。
CPU:1GHz(Mediatek MT6577)
RAM:512MB
液晶:854×480
カメラ:リア5メガピクセル フロント1.3メガピクセル
ご覧の通り性能は決して良いとは言えない物である。しかし値段は99ドルと安めに設定されているので、iPhoneを持つことが出来ない層に人気を得そうだ。
Goophone i5S Hands-on(YouTube)
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。
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