Slooh Space Cameraは6日、オーストラリア北西部などで見られる金環日食をリアルタイムで無料放送すると発表しました。放送は日本時間10日6時30分(日本時間)からの予定です。
日食は「太陽が月に隠される現象」で、金環日食は「太陽の中央部分のみが月に隠され、リング状にはみ出して見える現象」のことです。昨年5月21日、日本国内で25年ぶりの金環日食を見た方も多いのではないのでしょうか。
今月、金環日食が見える地域はオーストラリア北西部、パプアニューギニア、ソロモン諸島、ギルバート諸島(キリバス共和国)。それ以外の地域に住んでいる人もSlooh Space Cameraのウェブサイト(http://events.slooh.com/ )にアクセス、あるいはiTunesからiPad専用アプリをダウンロードすれば、金環日食を見ることができます。
ライブ放送では、数々の書籍を出版している天文学者のボブ・ベルマンが生解説を行う予定のほか、特別企画として、米国アリゾナ州のプレスコット天文台から「豪州から遠く離れた米国から太陽はどう見えるのか」を検証する映像も届けられるとのことです。
放送で用いる太陽望遠鏡は目に有害な光線を遮断する仕様になっています。ただ、現地で観察する人は日食グラスを使用する必要があるのでご注意ください。なお、ニュージーランド、インドネシア、ハワイといった地域では部分日食を見ることができるようです。
ちなみに『キヤノンサイエンスラボ・キッズ』によれば、次に日本で日食を見られるのは2016年3月9日で、全国各地にて部分日食を見られるそうです。
画像: Sloohトップページのキャプチャー
http://events.slooh.com/
※この記事はガジェ通ウェブライターの「綾瀬 新」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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