7月12日、山本一太IT担当相がゲーム「ドラゴンクエスト10」に参戦したと報道された。
山本大臣ドラクエ参戦「いちた」30分登場ネット解禁の参院選が、なんと人気ゲームソフト「ドラクエ」に進出した。山本一太IT担当相(55)が12日、ドラクエシリーズを発売する東京・新宿のスクウェア・エニックスを視察、初めてネット接続機能が採用された「ドラゴンクエスト10」に「いちた」というキャラクターで約30分登場し、若いユーザーを念頭に投票を呼び掛けた。
「いちた」は、ドラクエ10の斎藤陽介プロデューサーが、特別に作成。ドラクエ初体験の山本氏が、斎藤氏とともにゲームに参加すると、画面上に集まったユーザーから「アベノミクス!」「もっと景気回復を」など、経済政策への要望が寄せられた。「みんな選挙に行きましょう」の呼び掛けには、「不在者投票オッケー」「選挙きたあああ」などの反応が起きた。(略)
参院選に立候補している山本一太大臣がネットゲームのドラクエ10に参戦というネット解禁を象徴しているようなニュースだが、ドラクエ10のユーザーからはゲームをプレイするのに必要な「スクウェア・エニックス アカウント」の規約に抵触しているのでは?という不満の声も上がっているようだ。
スクウェア・エニックス アカウント規約
http://support.jp.square-enix.com/rule.php?id=450&tag=sqexaccount
によると、
第26条 その他の禁止行為その他、お客様はスクウェア・エニックス アカウントの利用や対象サービスにおいて以下の行為を行なってはならないものとします。
(10) 選挙の事前運動、選挙運動又はこれらに類似する行為及び公職選挙法に抵触する行為。
(12) 政治活動、これらに類似する行為、政治団体への勧誘行為。
とある。
前出の記事には、
今回のユニークな試みは、「ニコニコ動画」の山本氏の公式チャンネル「直滑降ストリーム」の企画として行われた。参院選で利用されるネットのツールは、ツイッターやフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が中心だ。そこで、オンライン機能を持つゲームのドラクエ10で何かできないかと山本氏、ニコニコ、スクウェア・エニックスが話し合い、実現した。
とあるのだが、運営側が自ら規約を蔑ろにするような行為はユーザーからしてみれば歓迎しかねるのではなかろうか。
※画像は『スクウェア・エニックス』のサイトより引用
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