• このエントリーをはてなブックマークに追加
壇蜜がミエたのは狙い通り!?制作陣が明かした電脳レース番組『BLOODY TUBE』の舞台裏
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

壇蜜がミエたのは狙い通り!?制作陣が明かした電脳レース番組『BLOODY TUBE』の舞台裏

2013-08-07 21:00
    壇蜜をプロジェクションマッピングした『BLOODY TUBE』

    2013年6月15日にBSジャパン(テレビ東京系BSデジタル7ch)で生放送された電脳レース番組『BLOODY TUBE』。抜群のプロポーションで色香を振りまくタレント・壇蜜の身体を舞台にレースを開催。スタジオの水道橋博士・小籔千豊・May J.・山里亮太らとともにスマートフォンを持った視聴者がゲームに参加するというインタラクティブ型のエンタテインメントとして注目されました。

    その『BLOODY TUBE』で使われたのが、立体に映像を投影するプロジェクションマッピング。壇蜜自身のモデリングを含めた番組のメイキングをテーマに2013年8月3日にデジタルハリウッド東京本校の公開講座が開催。バスキュールの原のぶおさん・荒木千穂さん、神風動画の水崎淳平さん・桟敷大祐さん、ピクスの加島貴彦さんが登壇し、製作の舞台裏を披露しました。

    P8031572

    スクリーンに映像を映すことからさらに進んで、立体の対象物に合わせてさまざまな表現を可能にするプロジェクションマッピングですが、完全に静止することのない人体を使うのは新しいチャレンジ。

    まず、スタジオで壇蜜を実際にポージングさせて、そのままスキャン。2台でのプロジェクションを行うなどの使用機材もこの時点で決定しています。

    P8031577

    多忙を極める壇蜜のスケジュールはなかなか押さえられないということで、1/1スケールのモデルを製作。投射テストなどはこちらで行われました。気になるこのモデルの行方ですが、原さんによると「バスキュールの社内でひなたぼっこしています」とのこと。

    P8031612

    生放送でも壇蜜が悩ましいポーズを取り続ける姿へ映像が投影されることで、「放送中も微調整が必要だった」とプロジェクションマッピングを担当したピクスの加島さん。

    投影するコスチュームは、神風動画のデザイナーが担当しています。

    P8031616

    中には、骸骨をイメージさせるような映像も。壇蜜の身体の魅力をフルに生かしたデザインが見どころです。

    P8031621

    番組でも話題になった、ドキリとさせられるような映像。「ハダカになっちゃったけれども映像だから放送できるでしょ、というのを狙いたかった。"見えた!"とかツイートされていて、しめしめと思いました」と水崎さんは笑います。

    P8031599

    体内でレースをするというコンセプトから、実際にアニメーションを製作していったのも神風動画のスタッフ。カプセルやスポンサーの表示などがラフの段階でしっかりと描き込まれています。

    P8031600

    桟敷さんがデザインしたレースの合間に登場する体内モチーフのキャラクターたち。「疲れてくると動物を描きたくなる」という落書き付きのラフ画もありましたが、その精緻でかっこいい線が世界観に奥行きを出していることは間違いないところでしょう。

    P8031632

    血液型別に分かれてスピードを競うゲームで、出演者や視聴者が操作することになるマシン。当初の"戦艦"というイメージから紆余曲折があり"カプセル"になったといい、スタッフが同じ血液型のものをデザインすることになりました。

    桟敷さんが担当したA型はすっきりとした生真面目さが垣間見える機体。「やはり性格が出ますね」というのは代表の水島さん。

    P8031661

    また、桟敷さんが「好きに描いていいよ」ということで描いたという『BLOODY TUBE』のエンディングのマンガも披露。ただし、「あまりにも哲学的すぎる」(水島さん)、「最初に見て心を射抜かれたんですが、いかんせんどう料理していいものかと」(原さん)ということで使われず、苦肉の策として番組中のムービーの演出の中に入れ込まれることで落ち着きました。

    「これはこれで、別の話を作った方がいい。ぜひスピンオフしましょう」というバスキュールサイドの口ぶりから、また新しい展開があるのかも?

    P8031654

    「テレビを舞台にして、映画『サマーウォーズ』のオズシステムのように、視聴者がインタラクティブに参加できるソーシャルな企画に挑戦した」(原さん)というように、リアルタイムで番組の流れが変わっていくことになるため、刻一刻と指示が飛ぶ現場だった模様。見学した神風動画のスタッフのイラストからも臨場感が伝わってきました。

    P8031663

    視聴者がスマートフォンでリアルタイムに番組と繋がることで、一歩進んだエンターテイメントの可能性を感じさせた『BLOODY TUBE』。

    インターネットとテレビ、そしてプロジェクションマッピングを合わせることで、テクノロジーの魅力も知ることが出来るコンテンツにもなりました。さまざまなクリエイターの活躍の舞台が広がるヒントも随所に見られるだけに、各トップランナーの次なる仕事にも期待が高まることになりそうです。

    BLOODY TUBE(ブラッディーチューブ):テレビ東京
    http://www.tv-tokyo.co.jp/bloodytube/introduction.html

    ■関連記事
    FNS27時間テレビの視聴率が10%に届かず過去最低 テーマが原因か?
    日本HP、7インチAndroidタブレット「HP Slate7」の注文受付を開始
    スイカに隠された4つのパワーで、キレイと元気を手に入れよう!
    『たまゆら~もあぐれっしぶ~』と横須賀市&京急電鉄がタイアップ! スタンプラリーや記念きっぷなど
    モバイル決済「Square」のクレジットカードリーダーが全国のローソンで発売開始


    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/393822
    チャンネル会員ならもっと楽しめる!
    • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
    • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
      • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
      • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
    ブログイメージ
    ガジェ通
    更新頻度: 毎日
    最終更新日:
    チャンネル月額: ¥550 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。