週刊新潮

ここ数日、薬のネット販売規制や“楽天日本一セール”の二重価格疑惑などで、楽天の三木谷社長の言動がクローズアップされている。特に今回のセール価格については、連日テレビなどでもその疑惑が報道されており皆の関心の高さがうかがえる。そんな中、週刊新潮11月14日号は「偽装の帝国」と題したワイド特集で“目玉商品は蒸発して消える「楽天」優勝セールのストレス”という記事を掲載している。

ホンダのハイブリッド車『フィット』や高級腕時計の“ロレックス”、シャンパンの“ドンペリニヨン”などの目玉商品などがホームページにはズラリと並んでいるものの、販売時刻と同時に“蒸発”してしまい“買い物難民”が続出とのこと。

先日は

「楽天セールでまたも疑惑が? 20台限定のルンバが1台しか販売実績がなかった」

http://getnews.jp/archives/450722という記事をお伝えしたが、果たして実際に商品は用意されているのだろうか。

また、記事では楽天にセール品を出しているショップの関係者の、

「記念セールをやると、ショップは楽天から特売品を出品するように要請され、割引した分はショップが負担することになっている。しかし、中小のショップが多いこともあって、セールに出せる品は数が限られてくるのです」

というコメントが掲載されている。今回の日本一セールでは“77%オフ”というのは名ばかりで元の価格を偽装しているのではという疑惑が噴出しているわけだが、上記のような楽天の姿勢に構造的な問題があるような気もする。

ちなみに優勝セールで

<楽天サイドの負担といえば、電子ブックリーダー「kobo」の値引きと宣伝広告費ぐらいだとか。>

とのこと。『kobo』は値引きしてくれなくても結構なので、他のものを楽天の負担でガツンと値引きしてくれないかと思うのは筆者だけだろうか。

※画像は『週刊新潮』のサイトより引用

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