1990年代に月刊誌『りぼん』に連載されていた彩花みん先生の『赤ずきんチャチャ』と吉住渉先生の『ママレード・ボーイ』。いずれもアニメ化され人気を博したのでご存知の方も多いだろう。『赤ずきんチャチャ』ではSMAPの香取慎吾さんが主要キャラの声優をつとめていたり、『ママレード・ボーイ』はケンコバことケンドーコバヤシさんがトーク番組で主題歌を延々と熱唱する動画がアップされて175万回以上再生されてたりするわけであるが。
両作とも一度完結しているが、『赤ずきんチャチャN』と『ママレード・ボーイlittle』として続編が描かれるということで少し前に話題になっていた。そして、つい先日それぞれコミックスの第1巻が発売された。『赤ずきんチャチャN』では登場キャラが魔法の国から東京に来るという設定のもとおなじみのドタバタコメディが繰り広げられ、『ママレード・ボーイlittle』では前作の主人公である光希と遊の弟妹が主人公となっている。
彩花先生は
「久しぶりのコミックスです。完結したはずのチャチャが再び世に出ることになるとは思いませんでした。もう二度とこのキャラたちを描くことはあるまい!と安心してすべてを忘れてしまったので、今までのコミックスとアニメDVDを確認しながら描いてます。」
と、吉住先生は
「『ママレード・ボーイ』連載終了から18年。光希と遊の小さな妹と弟、立夏と朔の物語として『ママレード・ボーイlittle』を描かせていただくことになりました。続編というよりは、おまけという気持ちです。本編のキャラ達のその後を見て『懐かしいな、みんな元気でよかった』とほっこりしてもらえて、立夏と朔のことは親戚の子供のような感じで温かく成長を見守ってもらえれば、と思っています。
楽しんでいただけたら嬉しいです。」
とコメントしている。
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