爆風スランプのドラマーとして一世を風靡し、近年もワールドワイドな活動を繰り広げているファンキー末吉さん。
彼は今、自身が経営するライブハウスに対する著作権使用料請求と、著作楽曲の包括契約を争点にJASRACとの裁判に挑もうとしている。
以前からJASRACの運営方針には賛否が分かれている。しかし、今回ウェブ上や音楽業界関係者の間で話題になっているのは従来の問題よりも遥かに狡猾な"制裁"疑惑だ。
『ファンキー末吉支援者の会』によると、ファンキー末吉さんはこれまでJASRACから三か月に一度、おおよそ二百万円から四百万円の印税支払いをうけていた。
しかし、2009年9月にトラブルが発生して以降はその支払額が三十万円から六十万円程度に激減したというのだ。
本人はあくまで「JASRACが故意に印税分配を減らすということをするとは思わない」と断っているらしいが、ここまでタイミングよく不自然な現象が起こると「みせしめではないか」という疑念を抱く人も多いのではないだろうか。
実際、この印税支払いの激減によりファンキー末吉さんはJASRACとの裁判自体が困難な状況に追い込まれているということだ。
ファンキー末吉さんとJASRAC間のトラブル、裁判の詳細に関しては『ファンキー末吉支援者の会』を参照されたい。
※画像は『ファンキー末吉支援者の会』より
※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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