2月9日に投開票が行われた東京都知事選に立候補し話題を呼んだ家入一真さんが「新東京計画始動」と称し"インターネッ党"をたちあげサイトを公開した(http://internetparty.jp/)。
サイトには「3つの活動宣言」なるものが掲載されており、
#1 都知事選で家入かずまが掲げた120個の「#ぼくらの政策」のうちできるものを勝手に実現していく。#2 未来を構想して、実行できるネットコミュニティをつくるため、機関誌となるメルマガを発表する。
#3 新しい東京に変えていくため2020年までに東京23区全ての区長選立候補者を擁立していく。
とのことである。
そして、東京23区の区長選のスケジュールが示され、賛同者には家入一真さん、堀江貴文さん、四角大輔さん、堀潤さん、安藤美冬さん、宇野常寛さん、高木新平さん、若旦那さんが名を連ねている。ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが当初掲載されていたが削除されているようだ。なんか問題があったのだろうか。
これに対し、評論家の常見陽平さんは自身のブログに
『家入一真さん、「ぼくら」って「誰」なんですか?』
http://www.yo-hey.com/archives/54738178.html
というエントリーをアップ。その中で、
各区長選に候補を出すと言っているが、「名刺に足立区と書かないように」とセルフブランディングテクを披露した安藤美冬氏が賛同人に名を連ねている以上、足立区長候補を擁立するときには、ちゃんと釈明するように。
とツッコミを入れて話題になっているようである。
評論家の東浩紀さん(@hazuma)も、上記の意見に「そりゃそうだよなあw」とツイートし、
足立区をバカにするのがかっこいいと思っている人間は(それはそれで人生の生き方だからいいけど)、都政に参加するべきではないよね。というか、打診されたときにそう思わないのがすごすぎるよね。ぼくにはとてもこんなことはできないわ。
ともツイートしている。
安藤さんの「足立区」発言については、以前かなりネット上で話題になった。現在も安藤さんのブログの
『フリーランスのセルフブランディング―名刺、住所、服装、場にもこだわろう』
http://ameblo.jp/andomifuyu/entry-11052850029.html
という記事にあるが、
実際に名刺交換を日々していると、フリーランスの「残念な名刺」に出会うことがあります。
(略)
そして印刷されている「住所」。
「クリエイティブな仕事をされているのに、足立区」
なんていうのじゃ、もったいない。
もちろん足立区が悪いのではなく、「クリエイティブな仕事」から連想する
イメージにそぐう住所であるほうが、ブランディング的には強いということです。
例えば、ファッションに従事している私の友人は、
「仕事先に近いし、ブランドになるから」といって「表参道」にアトリエ兼自宅を構えています。
当然、立地的な恩恵は十分すぎるほどに受けていますし、
企業相手に仕事をする際にもその効力が発揮されています。
私も会社員時代から先を見越して、「神宮前」という立地を選びました。
「そんな場所には住めない」という場合は、バーチャルオフィスという手も。
月に数万円払えば東京の一等地に住所を手に入れることができるのです。
という「セルフブランディング」についての考え方のことだと思われる。
※画像は『インターネッ党』のサイトより
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