MMD研究所は、ドコモ・au・ソフトバンクの『iPhone 5s』と主要なAndroid端末を使用して調査した『2014年3月 iPhone、Android 47都道府県340箇所通信速度調査』を発表。ダウンロードの平均速度で『iPhone 5s』ではソフトバンク優勢、Android端末ではソフトバンクとドコモが接戦という結果が明らかになっています。
調査は2014年2月18日から3月1日の期間、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7都市140か所に40府県の200か所を加えた340か所で実施。3キャリアの『iPhone 5s』と、Androidではドコモ『Xperia Z1f SO-02F』、au『isai LGL22』、ソフトバンク『AQUOS PHONE Xx 302SH』の端末を使用しています。速度調査には『RBB TODAY SPEED TEST』アプリを利用、10~19時の時間帯に同じ条件下で各端末で3回計測した平均値を記録しました。全調査スポットのLTE化率は100%とのこと。
●『iPhone 5s』ではソフトバンクが最速 20Mbps以上のスポットも高比率
『iPhone 5s』のダウンロード速度は47都道府県の平均でソフトバンクが27.59Mbps、ドコモが23.55Mbps、auが20.79Mbpsの順番。『iPhone 5s』ではソフトバンクが最速という結果になりました。
340か所について、10Mbps単位で「50Mbps以上」「40Mbps以上50Mbps未満」「30Mbps以上40Mbps未満」「20Mbps以上30Mbps未満」「10Mbps以上20Mbps未満」「10Mbps未満」の6段階に分けた速度分布も調査。20Mbps以上の速度が出る調査スポットの比率はソフトバンクが72.4%、ドコモが51.5%、auが47.4%と、ソフトバンクが速度が出るスポットの比率が高いことが分かりました。
●Androidではソフトバンクとドコモが接戦 20Mbps以上のスポット比率はソフトバンクに軍配
Android端末のダウンロード速度は47都道府県の平均でソフトバンクが27.80Mbps、ドコモが27.55Mbps、auが22.67Mbpsの順番。首位のソフトバンクにドコモが肉薄し、続いてauという結果になっています。
『iPhone 5s』と同様に、6段階に分けた速度分布で20Mbps以上の調査スポットの比率はソフトバンクが71.8%、ドコモが64.1%、auが50.0%という順番。ソフトバンクが速度の出るスポットの比率が高いという結果になりました。
1年前までは速度が出るのはAndroid、という状況でしたが、各社でiPhone向けにLTEの整備が進み、47都道府県の主要都市ではほとんど速度に差がない状況になっていることが分かります。
調査では最高速度についても触れられており、『iPhone 5s』ではドコモが山梨県の山梨大学・甲府キャンパスで67.10Mbps、auが神奈川県の横浜中華街・朝陽門で61.43Mbps、ソフトバンクが群馬県のJR前橋駅・南口で68.65Mbpsの速度を記録。Androidではドコモが福岡県の福岡天神・大丸パサージュ広場で88.37Mbps、auが山形県のJR米沢駅・改札で72.14Mbps、ソフトバンクが山梨県の山梨大学・甲府キャンパスで63.17Mbpsの速度を記録しています。
出展:MMD研究所
『2014年3月 iPhone、Android 47都道府県340箇所通信速度調査』(MMD研究所)
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1289.html
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