「子供の為に僕を撮ろう」
2004年の秋、ジャパネットたかたのCMで流れた言葉です。
その当時は、あまり記憶に残っていなかったのですが、子供が出来、カメラで子供を撮る様になって、ふと気づきました。
「・・・ちょっと待てよ。子供の写真は沢山撮影しているけど、自分が写っている写真が殆ど無いな」
■意識しなければ自分が写っている写真は永遠に増えない
・・・そうなんです。考えてみれば当たり前なのですが、意識して自分を撮らない限り、自分が子供達と一緒に写り込む機会は殆どありません。子供が成長して、自分がその後、もし亡くなった時、子供の写真は沢山残っているけれど、肝心の私がほとんど写っていないじゃないか、という事に気がつきました。
「これではいけない・・・!」
早速、対策を考える事にしました。
そんな中、NHKの『まちかど情報室』で、パーティで写真を撮る時、撮影者も写る事が出来るカメラの紹介がありました。
●RICOH『THETA』を発見
品名こそ番組名では出てはいなかったものの、画像で検索してみた所、RICOHの『THETA』という商品である事が判明。
https://theta360.com/ja/
「これこそ私が求めていたものだ!」
即買しました。
RICOH『THETA』とは、撮影ボタンを1回クリックするだけで、その場所、その瞬間の360度の景色を撮影する事が出来るという、とても珍しいカメラです。その形状も独特のもので、魚眼レンズが筐体の前後に付いている姿が印象的です。
買ってすぐに、子供とお出かけ毎に、パシャパシャ撮りまくっていましたが、ある事に気が付きました。
「・・・動画が撮れない。」
そうなんです。RICOH THETAは静止画専用のカメラ。動画は撮れません。
だったら、ビデオカメラで撮ればいいじゃん、今時のカメラは、モニタを180度回転させて、自分を撮る事くらい、簡単に出来るよ、と仰る方も多いと思います。そうです。今時のビデオカメラは、自分撮りが可能です。
しかし、残念ながら、私は顔がデカいので(T_T)、モニタを回転させて、腕を伸ばして、自分撮りを行うと、画面の半分以上が自分の顔で埋まってしまい、一緒に子供達と映り込む事がなかなか難しい。
「これではいけない・・・!」
早速、対策を考える事にしました。
そんな中、ここ最近「アクションカム」「ウェアブルカメラ」なるものが流行っている、という記事を目にしました。
アクションカムとは、小型・軽量・防水・防塵のカメラで、通常はスポーツをしながら、周りの景色を撮影するカメラです。その用途の為、画角も広く、小型の1脚を使う事により、(スポーツをしながら)自分撮り用に使っている人も多いようです。
●JVC 『GC-XA2』を発見
色々調べた上で、JVCの『GC-XA2』という商品を発見しました。
http://www3.jvckenwood.com/dvmain/gc-xa2/
「これこそ私が求めていたものだ!」
即買しました。
「アクションカムと言えば『GoPro』じゃないの?」と思われる方も居ると思いますが、保護ケースが必須な事、標準で液晶モニタが付いていない事等から、真っ先に候補が外れました。保護ケースいらずの防水・防塵タイプの液晶付きカメラという事でこれを選びました。
自分撮りをするには、通常、「モノポッド」と呼ばれる、小型の1脚を使用します。
早速カメラを取り付けて撮影した所、なかなか良い感じ。
しばらくは、子供とお出かけ毎に、パシャパシャ撮りまくっていましたが、ある事に気が付きました。
「・・・前景が撮れない。」
そうなんです。この撮影方法では、当然の事、前景は撮れません。
「これではいけない・・・!」
早速、対策を考える事にしました。
そこで取った策とは・・・!!
・・・続く。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「FURU」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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