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【デカ盛り】 横浜市中央卸売市場の秋葉屋で「海老チャーハン」を食す
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【デカ盛り】 横浜市中央卸売市場の秋葉屋で「海老チャーハン」を食す

2014-07-20 22:30
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    さて、今週も行ってきました『市場食堂 秋葉屋』へ! ちなみに『秋葉屋』は「横浜市中央卸売市場 中央市場内」にあるデカ盛り、かつリーズナブルな定食屋で、営業時間は朝の9時から16時半まで、定休日は土曜日。

    ちなみに2014年は8月の「9、10日、16、17日」の土日が連休となっているので注意して下さい。

    あと普通に市場の中にあるので平日はトラックやらフォークリフトが縦横無尽に走りまくっているので「市場のルール」を守って下さい。いわゆる「フォーク優先」とか「トラック優先」って奴ですね。そこら辺の面倒なしきたりが苦手な人は市場が休みの日曜日に行くと良いでしょう。フォークもトラックも少な目だし駐車スペースも空いています。

    と、言う「知った所で誰得なのか?」みたいな微妙な『秋葉屋』プチ情報を発信しつつ、今回のお題目である

    「海老チャーハン大盛り」(御飯の量1500~2000グラム)

    について熱く語ってみようかと存じます。まず『秋葉屋』には「チャーハン 650円」を軸に、「目玉チャーハン 750円」「海老チャーハン 800円」めちゃうま「キムチチャーハン 850円」最強の「牛肉ガーリックチャーハン 850円」のラインナップが揃っております。ちなみに「目玉チャーハン」は目玉焼きが乗っていますが「目玉焼きチャーハン」ではありませんので御了承下さい。

    それらをライスの量「小 250グラム」「中 450グラム」「大 1500~2000グラム」を指定しつつオーダーする感じです。小は普通の茶碗で食べる感じで、中でチョイ大盛り、大は本格的に「デカ盛り系」になり、何故か1500~2000グラムと500グラムものバラつきがあるのは謎です。2キロは無理って人は

    「大盛り1500グラムでお願いします」

    と、御姉様に丁寧にお頼み申すと加減してくれるかもしれません。まあ、そんな細かい分量を指定する人が大盛りに挑むのもアレですが

    「大盛りを残すと料金2倍!」

    と言う鉄の掟があるので、自分の実力に見合ったオーダーをするのが賢明かと存じます。そう言われても実際に「ライス1キロってどんくらいなのけ?」みたいな感じで、グラム単位で言われてもピンとこない人がほとんどでしょう。むしろ「俺はライスを2キロまでは食べられる」とか把握している人の方が稀ですよね。

    しかし、あまりに食べ残す人が多かったので『秋葉屋』も一時期は「大盛り」を封印したり、ライセンス制にしたりした事があるので「大盛りを残したら料金2倍」となってしまったのも仕方ないのです。

    ちなみに大盛りは「一人で食べる事」と張り紙に書かれているので、仲間とシェアして食べるのは反則ですので注意して下さい。

    と、言う『秋葉屋』の歴史を踏まえつつ今回の「海老チャーハン大盛り」です。筆者はすでに「チキンカツ定食 大盛り」も完食、さらに「かき揚げ定食 普通」と「マグロ漬け丼」のダブルオーダーを食べています。なので自分がどのくらい食べられるのかは、それなりに把握しているつもりですので大盛りに対して不安はありません。

    また、先週からずっと「チャーハン大盛り」をイメージして日々を過ごし、体調も万全に整えてある事は言うまでもありません。

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    今回のテーマで筆者的に唯一の悩みがあるとすれば、それは量に対する不安ではなく

    「どのチャーハンを食べるべきか?」

    みたいな迷いがあります。基本的にはスタンダードな「チャーハン」を試すのがライター的には正解かと思います。まず基本の「チャーハン」の味を踏まえた上で「海老チャーハン」などのアレンジメニューを食べなければ『秋葉屋』のチャーハンを理解したとは言えないでしょう。

    しかし!

    今回もグラフィック的な何かを求めた場合、どうしても「大盛り」のビジュアルが欲しいところ。ちょっと普通のチャーハンだと「650円」と金額的に安過ぎて店側に申し訳ないみたいな感じがしないでもない。

    と、なるとスタンダードなチャーハンの味を崩さず、かつ微妙に「800円」と大盛りにしても店側が赤字ではないであろうと言う落としどころに落ち着きました。そこまで考えてのオーダーなのです。

    そして自宅から小一時間かけて『秋葉屋』に到着。昼前後だと混む事があるので微妙に早めに来てみましたが、この時間帯にしてはお客さんも多めでした。

    御姉様「お決まりですか?」

    筆者 「海老チャーハン大盛りでお願いします」

    御姉様「大盛りだと1500~2000グラムになりますけど」

    筆者 「はい」

    御姉様「残すと料金が2倍になりますけど大丈夫ですか?」

    筆者 「大丈夫だ。問題ない」

    若干、このやりとりも慣れて来た感があるが、やや面倒な気がしないでもない。しかし『秋葉屋』の大盛りは普通の定食屋さんの大盛りとはケタ違いなので、このやりとりも必要。逆に「秋葉屋の大盛りオーダー時の様式美」と捉えるべきだろうか?

    そして待つ間に店内のメニューを眺め、次回のメニューを決めておく筆者。とにかく『秋葉屋』はメニューが多いので、現地に行ってからオーダーしようとすると迷います。迷いに迷って時間がスゲー掛かるので、あらかじめメニューを調べてオーダーを決めておくのがオススメです。

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    そして「海老チャーハン 大盛り」の到着。すでに一週間ほどイメージしていたので驚きはしないが・・・相変わらずの盛りですな!

    若干、今回も「デカ過ぎて縮尺が分からない」みたいな事故はありますが、これは確実に1500グラム越えな予感ですね。

    そして実食タイム!

    この瞬間を一週間夢見て来たので、いろいろな意味でパンパンです。しかも大盛りを食べる為に前日は一食のみと身体も仕上げてあるので、1500グラムを超えていようが、どうと言う事はないと言っておきましょう。

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    まず、思ったよりも美味しいです(素直な感想)

    いや、思ったよりもとか失礼ですが、やはりこの量となると味付けにムラがあったりするかと予想してみたり。

    あと『秋葉屋』の米っていうかライス的な何かがチャーハンに向いている気もします。

    さらに細かく考察すると「王将チャーハン」と同じで、始めからチャーハン専用ライスを炊いているのかも。御飯を炊く時に「油少々、中華スープ少々&具(ハム)」を入れて堅め(水少な目)で炊くのです。すると均等に味付けされつつ、御飯もパラっと仕上がります。

    しかし、『王将』ほどに安定してチャーハンが出るとも思えないので、そこまで仕込みをやってない気もします。

    と、なると調理人の技術が高いのではなかろうか?

    チャーハンの構成としては「米」「ハム的な何か」「ネギ」「卵」となっております。今回は「海老チャーハン」なので海老も入っています。

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    しかし……やや予想していましたが海老の量が微妙ですね。ぶっちゃけ、写真に写っている海老が全てで御座います。言うなればチャーハンの上に海老が載っている的な何か……。

    まあ、基本的に『秋葉屋』の大盛りは「具」とか「おかず」は普通盛りと同じ量なので、逆に「海老チャーハン 普通盛り」だった場合、そこまでの海老飢饉ショックを受ける事はないでしょう。

    あと写真だと確実に「味噌汁」みたいに映っていますが、気をつけましょう。あれは孔明の罠です。「味噌汁」と思わせておいて「中華スープ」だったりするので、気持ちを落ち着けて頂いて下さい。

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    そして完食。

    いや、普通に美味しかったじゃないですかw

    量が量だけに味はどうかな?と言う心配もありましたが、どうやら考えすぎだったようですね。

    チャーハンとしての完成度は高いと思います。これはオススメなメニューです。

    さらに細かい事を上から目線で言いますと

    「秋葉屋で大盛りを試したい奴は、まずチャーハンで試せ!!!」

    みたいな、誰得な攻略を伝授しておきましょう。システム的に「残すと料金2倍」となっているので、定食を残すとダメージもそれなりです。チャーハンなら「650円」なので致命傷は免れるでしょう。

    さらに「自分が米をどのくらい食べられるのか?」みたいな限界を知る事が出来ます。チャーハンなら「おかず」は無いので、純粋に米の量と言っても過言ではありません。逆にコイツを余裕の笑顔で食べられなければ、他の定食の大盛り完食など夢のまた夢です。

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    と、言う訳で『秋葉屋』の「海老チャーハン 大盛り」ですが、筆者的にこれは非常にオススメですね。

    「俺は餃子も半ラーメンもいらない、もっとチャーハンが食べたいんだ!」

    みたいな生粋のチャーハンマニアには堪らない一品です。その圧倒的コストパフォーマンスは他店のチャーハンを凌駕しています。

    そんな訳でみなさんも、是非『秋葉屋』で市場食堂の醍醐味を味わってみて下さい。「デカ盛り」ばかりが注目されがちですが、普通にライスを減らせばリーズナブルな定食として家族でも楽しめますし、ツーリング途中に立ち寄って想い出作りの一環として活用しても良いと思いますよ。

    ※この記事はガジェ通ウェブライターの「YELLOW」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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