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もうすぐ次回作についての発表があるよ!『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ルッソ兄弟インタビュー
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もうすぐ次回作についての発表があるよ!『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ルッソ兄弟インタビュー

2014-08-20 16:30
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    2012年に全世界で空前の大ヒットを記録した『アベンジャーズ』。その主要キャラクターたちを主人公にした『アイアンマン3』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に続く、全世界待望のアベンジャーズプロジェクト最新作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』。MovieNEX&オンデマンドがいよいよ9月3日よりリリースとなります。

    本作の監督を務めたのは、アンソニー・ルッソとジョー・ルッソのルッソ兄弟。多くのTVシリーズを手掛けた後、スティーブン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーに才能を見出され、現在ハリウッドが最も注目するクリエイターの一組です。今回は、ルッソ兄弟に本作の見所や、ファンが気になる次回作の構想などを電話インタビュー。色々とお話を伺いました。

    【関連記事】大ヒット上映中の映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のコスプレをやってみたった!
    http://getnews.jp/archives/557553

    【CAWS】(左から)アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督

    Q:本作は綿密なストーリーとともに、アクションがとても見応えがある中で、キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの格闘など、「アイアンマン」や「マイティ・ソー」といった今までの「アベンジャーズ」シリーズのアクションとは異なる印象を受けました。

    ジョー:なるべくナチュラルなアクションの映画にしたいと最初から考えていた。色々な人の作品を参考にしたが、特に影響を受けたのは、マイケル・マン監督やジェームズ・キャメロン監督の作品。ユニークなファイティングスタイルを確立しつつ、土台には、現実に根ざした観客にとってリアルでよりインパクトの強いアクションシーンを心がけたんだ。

    Q:基本的にはシリアスな展開が続き、常にハラハラドキドキしてしまいましたが、キャプテンが現代の流行をリサーチするシーンなどクスっとさせられる遊び心を感じました。監督のそうした細やかな描写へのこだわりを教えてください。

    アンソニー:自分達が目指す映画のトーンは、政治サスペンスといった部分が多いのでシリアスだと思う。その中で、キャラクター同士の関係や、何らかの状況におかれた時にキャラクターがどう反応するか、というところから笑いがクスッともれる、そんなさりげない演出を心がけた。テレビシリーズの時から、とにかくキャラクター重視のストーリーを心がけた。キャラクター本人の資質から生まれてくるユーモアやコメディをうまく見せたいと思っていた。

    Q:ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタンは、日本ではまだあまり知られていない俳優さんですが、本作を機に大変注目を集めています。彼を起用したきっかけや撮影エピソード、次回作等で期待することを教えてください。

    ジョー:彼は才能のある素晴らしい俳優だ。今回は、肉体的にも大変なトレーニングをしなければならなかった。ウィンター・ソルジャーは、さまざまな内心の葛藤をかかえているキャラクターだが、台詞が少ないので、表情や目を見ただけで、彼の心の中でどんな感情が渦を巻いているのかを表現しなければならなかった。そういう点でも、非常にレベルの高い演技を求められたが、見事に複雑な内心を表現しながら演じきってくれたと思う。

    Q:『キャプテン・アメリカ』第三弾の監督続投の発表をされてから、約4か月が経ちました。日本のファンもとても待ち望んでいます。次回作の構想や現在準備段階として何を行っているかなど、可能な限り、こっそり教えていただけませんでしょうか。

    アンソニー:発表されてから4~5ヶ月、すでに脚本家と一緒にストーリーを書いている。内容については明かせないが、今まで以上にさらにスケールの大きい、かなり大規模な超大作になるだろう。ファンにはたまらない要素がたくさん入っているので、絶対に満足してくれること間違いなし。実は、この1ヶ月以内くらいに、何らかの形で発表を控えているよ。(※取材時7月31日)

    Q:ズバリ監督が思う、キャプテン・アメリカの一番の魅力。彼に惹かれる部分を教えてください。

    ジョー:彼はロッキーみたいな存在だと考えている。典型的なヒーローの資質を持っていて、かつシンプルなルールや人生の掟に従って、あまりそこから外れることなく生きている人。その分シリーズ物の映画として、彼のキャラクターを広げていくことは難しい挑戦になってくる。非常に明確なキャラクター設定がある中で、毎回掘り下げていかなければいけないが、あまり本筋からズレてはいけない。そういう意味では、やっかいなキャラクターではあると思う。

    ウィンター・ソルジャーという敵に関して言えば、通常なら単なる殺し屋で、感情を突き放して戦うだけ倒すだけになるところだが、元親友だったという感情的なつながりがキャプテン・アメリカとあることで葛藤する、という複雑だが新たなキャラクターの局面が描ける。話や敵のもっていき方で色々な角度から描けるキャラクターであることが面白いね。

    『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』ストーリー

    ブラック・ウィドウやニック・フューリーらとともに、国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.(シールド)」の一員として任務の数々にあたっていたキャプテン・アメリカは、仲間であるはずのシールドから襲撃され、誰が本当の敵なのかわからないまま逃亡者となる。そんなキャプテン・アメリカを最強の暗殺者ウィンター・ソルジャーが追いつめるが、その姿は70年前に死んだはずの親友バッキー・バーンズのものだった。

    http://www.marvel-japan.com/movies/captain-america2/

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