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宮野真守・中村悠一・小野大輔が『新劇場版 頭文字D』を語る! 「車の知識が無くても楽しめる青春ストーリー」
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宮野真守・中村悠一・小野大輔が『新劇場版 頭文字D』を語る! 「車の知識が無くても楽しめる青春ストーリー」

2014-08-26 20:30
    頭文字D

    コミックの累計部数は4,860万部を突破。テレビアニメ化や映像化もされている伝説的人気作品「頭文字D」を新たにアニメーション映画化した3部作の第1弾『新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒』が8月23日より公開となります。

    本作はこれまで「頭文字D」を読んだ事・観た事の無い方でも楽しめるキャラクター紹介の要素、そしてファンなら思わず唸る大迫力のレースシーンが魅力的。今回は主人公・藤原拓海役の宮野真守さん、高橋啓介役の中村悠一さん、高橋涼介役の小野大輔さんにインタビュー。本作の見所や、アフレコ秘話など色々とお話を伺ってきました。

    頭文字D

    ――まずは、「頭文字D」新シリーズとなる『新劇場版「頭文字D」Legend1 ー覚醒ー』に参加されての感想を教えてください。

    宮野:お話をいただいた時はやっぱりビックリしました。歴史のある作品ですし、大きなプレッシャーはあったんですが、誠心誠意で臨んで自分に出来る事をしようと。車の知識はあまり無かったのですが、原作をしっかり読み込んで、拓海の気持ちを感じとってアフレコに参加しました。

    中村:声優という職業を志してはいたけど、まだ声のお仕事を初めていない頃に、いち読者として読んでいた作品だったので、自分がキャストとして参加する実感がなかなか沸かなくて。これまでのシリーズをなぞってもダメだし、偉大な作品ですから無視してもダメだし。収録の時から「新しい『頭文字D』を作るぞ」というスタッフ陣の気合いを感じていました。

    小野:学生の頃、周囲が『頭文字D』にすごくハマっていて、盛り上がっていたのを知っているので、自分が参加する事になって身が引き締まる想いでした。「どうしてみんなが『頭文字D』にアツくなるのか」というのが、参加してみてとてもよく分かりました。オーディションを受けるに至って、読み直したら男の子の「好き」が全部詰まってるなって。

    頭文字D

    ――男の子の好きな物が詰まっている、特にレースシーンは大迫力でしたね!

    宮野:音響チームが実際にサーキットに行って録ってきた音を使っているので、完成した作品を観てその臨場感のある音に大興奮しました。車の動きもとてもリアルですし、とにかく格好良いんですよね。

    中村:アフレコの時に、こういう物が完成するのかな? と想像していた物を遥かに越える仕上がりでした。自分たちの声と映像と音響が全て組合わさった時に、自分も出ている側なのに惹き込まれてしまうんですよね。関わっている人が冷静でいられないっていうのは、作品作りとして成功なのだと感じました。

    頭文字D頭文字D

    ――私は「頭文字D」はコミックを途中まで読んでいて、そこまで詳しい方では無かったのですが、映像になると私の様な初心者でも惹き込まれる面白さがあって。

    宮野:レースシーンがとにかく格好良いのでエンタテインメント作として抜群ですし、等身大の高校生の人間ドラマも楽しめる。『頭文字D』リアルタイム世代では無い方もたくさん共感出来る部分があると思います。

    小野:僕の演じた涼介というキャラクターはデータ担当で、ウンチクを語る人だったので、よく分からない言葉を調べてからのスタートでしたね。それからハマってしまいました。「頭文字D」は車要素だけじゃない見所がたくさんで。人間ドラマが刺さる人も、レースシーンが刺さる人も、多くの人にそれぞれ刺さるポイントが散りばめられているんですよね。間口が狭い様で広い作品だと思っています。

    ――確かに、本作は人間ドラマの描写も丁寧で、青春!っていうポイントも多くて。

    宮野:楽しいだけで走っているのではなくて、男子が憧れる「男気」が描かれている所に惹かれます。その、男気やポリシーが登場人物それぞれ違って、それがぶつかり合って激しいレースが展開されていく。拓海は一見冷めている様に見えるけど、自分の中に秘められたアツい想いに気付いていないだけという。それがこの劇場版で“覚醒”していくんですよね。

    小野:青春時代まっただ中の子達が、恋愛とかもしているんだけど、やっぱり車が一番好きって言う、原作で感じたストーリー性がしっかり描かれている劇場版でしたね。

    中村:題材がちょっと大人向けなだけで、少年漫画の王道をいってるんですよね。僕が読み始めた頃は車にも乗っていないし、車にも興味が無い時期だったのですが、それでもストーリーを楽しめましたから。知識が無くても「あっ、GT-Rって悪いヤツが乗る車なんだ」って分かったり(笑)。

    小野:そうそう(笑)。

    中村:『頭文字D』からGT-Rを知った人にとっては、あれはライバル車なんですよね。皆が「ザクでやろうぜ」って言ってる中に、一人ガンダムで来る様なものですから。

    宮野:拓海だけ旧ザクで参加している様なものですか?(笑)

    中村:そうそう、中身改造しまくりの旧ザクだけどね(笑)。四駆で峠を走るというのはスゴイことなんだ、拓海がやってる事って常人には出来ない事なんだっていうのがどんどん分かってくると、車の事をよく知らなくても面白いんですよね。

    ――だからこそ20年以上も多くの人に愛される作品なのでしょうね。

    中村:今から20年前にスタートしたコミックスですら「ハチロクは古い」っていう設定だったのに、今ではライバルの最新車ですら古いモデルになっているんですよね。中里が乗っているGT-Rすら。中里役の諏訪部順一さんに「せっかくだから諏訪部さんGT-R買ったらいいじゃないですか」と言ったら、「売ってないよ!」という話になって(笑)。そんな、旧車ばかりが出てくるのに今観ても全く古く感じないのが不思議ですよね。

    ――まさに新旧ファンが楽しめる作品と言えますね。今日はありがとうございました!

    頭文字D

    『新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒』ストーリー

    豆腐屋の息子で、ガソリンスタンドでバイトする高校3年生の藤原拓海。このところ、彼の周囲が妙に騒がしい。秋名山・峠下りのドリフト勝負で、赤城レッドサンズのNo.2、高橋啓介の駆る最新鋭の黄色のRX-7(FD3S)が、一昔前の謎のパンダカラーのトレノ(AE86)(通称ハチロク)に軽々と抜き去られてしまったというのだ。性能差、実に200 馬力以上。抜かれた啓介も秋名の幽霊かと思うほど信じられない速さだった。まもなくして赤城レッドサンズは秋名山に集結し、あの勝負を目撃していた池谷をリーダーとする秋名スピードスターズに交流戦を持ちかけ、何と対戦相手にハチロクを指名してきた。池谷はかつて“秋名最速の走り屋”と謳われていた拓海の父・藤原文太の存在を知り、彼に交流戦の参加を頼み込む。しかし当日、池谷や啓介たちの前に現れたのは……!

    写真:金井尭子

    配給:松竹

    大ヒット上映中!

    http://initiald-movie.com/

    (C)しげの秀一/講談社・2014新劇場版「頭文字D」製作委員会

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